日誌

「国語科研究授業」(1年3組、2年1組)

11月15日(水)の4校時と5校時目に、提案授業として矢板市教育委員会小野指導主事が国語の授業を行いました。

4校時目の授業では、1年3組で「語の意味と文脈・多義語」の学習を、語の様々な意味や文脈の働き、多義語について、ワークシートを用いたり、話し合い活動を多彩に取り入れたりしながら、本校で取り組んでいる「学びの共同体」への関連を図る授業展開で実施しました。

5校時目には、2年1組において「論証の組み立てを捉える」の教材で、「読むこと」について焦点を当て、例文をしっかりと読み込むとともに内容を吟味しながら論証の組み立てを捉えることを中心に授業を行いました。特に、思考ツールとして、いくつかの“論証構造図”を用いて発展的な内容の取組が行われました。

1単位時間のみの授業の本時の活動を迎えるに際しては、事前に該当クラスへの参観や前時の学習のつながりを大切にするとともに、生徒が興味・関心を高める様な教材の提示や電子黒板の活用を図るなど、学習活動にも工夫を凝らしながらの授業展開でした。“学び合い”の活動を取り入れる手法として“ワールドカフェ”を行い、対話的な学びを学習活動に取り入れながら授業が行われました。

授業後は、現職教育の職員研修を行い、提案授業を作るに当たって指導主事が意識して取り組んだ、授業構造の分析から導入・展開・振り返りでの活動内容についての示唆をいただきました。授業研究会でも、視点に沿った話し合いでは“ワールドカフェ”を行い、先生方も新学習指導要領でもクローズアップされている「主体的・対話的で深い学び」を体験しました。
1年3組「国語科研究授業」(4校時)







2年1組「国語科研究授業」(5校時)




職員研修「授業研究会」(放課後)