過去ブログ(平成25年度~平成26年度)

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10月11日(土)その3 カウンセラーの眼

「自分を大事にする人間は・・・」

<カウンセラーの眼「自分を大事にする人間は・・・」>自分を大事にする人間は、他人を粗末にしたりしません。なぜなら、他人は自分のためにあって、その他人を粗末にすると、自分にとって損になるからです。

本当に、自分を大事にする人間は、社会を無視することはありません。なぜなら、自分は社会の中にあって、その社会を無視しては生きていけないからです。

そして、人間たちがそれぞれ、自分を何よりも大事にしながら暮らしていく世界、それが「やさしさの世界」であるとすれば、「やさしさの時代」はとてもよいことだと思います。

矢中の生徒たちも全員、自分を大事にする(心や命も含めて)人間に育てていきたいと考えます。

(引用文献 森 毅著「まちがったって いいじゃないか」ちくま文庫1988年)