文字
背景
行間
日誌
給食室建設日記(富岡校)
昨日から、ショベルカーを使って深さ約2mほどの穴を掘っています。
本日も、雨の中作業を頑張ってくださっていました。3台が協力し合っての作業でしたが、とてもきれいな形に掘っていて「さすがプロ!」と感心しました。
あの日 あの時(三春校)
今年度末に閉所を迎える三春校の思い出を振り返る、「あの日あの時」です。
今回ご紹介するのは、仮設住宅に避難されていたみなさんとの思い出です。
震災と原発事故により、町民のみなさんは全国各地に避難されましたが、
県内の仮設住宅に避難された方もいらっしゃいました。
これは今から6年前の熊耳仮設住宅を訪問したときの様子です。
富岡町の名所や歴史などを題材にした富岡カルタで、お年寄りのみなさんと、
ふるさと富岡町を思い出しながら交流しました。
三春の里仮設住宅を訪問したときの様子です。
フラダンスを披露した時には、「こんなに笑ったのは久しぶり!」と、たくさん笑顔を見せてくださいました。
萩久保仮設住宅での様子です。
避難されていた皆さんの中には、富岡町ではお孫さんと一緒に暮らしていた方もたくさんいらっしゃいました。
ご家族が様々な事情でばらばらに避難され、お孫さんにもなかなか会えない中、
「富岡町の子どもたちが会いに来てくれた!」と、大変喜んでくださいました。
富田仮設住宅での様子です。
避難前の富岡町の様子についてインタビューしたり、一緒に七夕の飾りを作ったりしました。
平沢仮設住宅では、リコーダーの演奏を披露したり、子どもたち手作りの釣りゲームで楽しんで
いただいたりしました。
5年程前までは、仮設住宅から通学していた児童もたくさんいました。
公営住宅が建設されてからも、地域の行事に子どもたちを招待してくださるなど、大変よくしていただいています。
これからも、富岡町のみなさんとの関わりを大切にしていきたいと思います。
食育クイズ大会(三春校)
先週1週間は、「朝食について見直そう週間」でした。
これに合わせて、今年度も食育クイズ大会を開きました。
主任栄養技師が、◯✕クイズや3択問題を10問出題します。
昨年まではチーム対抗戦で行っていましたが、今年は児童数が減ったため、
個人戦で行いました。
「朝ご飯は毎日食べた方がよい。◯か✕か。」といった基本的な問題から、
熱中症予防に関する問題、おやつに関する問題などが出題されていきました。
「1日のおやつの量として適切なポテトチップスの量は、
①約15枚 ②約40枚 ③約85枚 のどれ?」
全問正解者はいませんでしたが、とてもレベルの高い大会となりました。
上位入賞者には、後日表彰を行う予定です。
社会科の授業(三春校)
6年生は、歴史の学習をしています。今回、考古学に詳しい富岡町教育委員会の三瓶さんを講師としてお迎えし、
縄文時代や弥生時代の人々の暮らしについて教えていただきました。
三瓶さんは、富岡町内から発掘された遺跡を調査したり、記録保存をされたりしています。
「富岡町のどの辺りから遺跡が見つかっているのですか。」
「町内各地から約70箇所の遺跡が見つかっており、そのうちの約30箇所は縄文時代のものです。
海や川の近くからも遺跡が見つかっています。」
実際に富岡町で出土した、約4200年前のものと思われる土器を持たせていただきました。
灰をためて、あくを取ることなどに使われていたと考えられているそうです。
これは、三瓶さんが小学生時代に富岡町内で見付けたやじりです。
遺跡があったところからは、今でもいろいろな物が見つかると聞いて、
子どもたちは驚いていました。
「舞錐法」という、昔の人々と同じ方法で火起こし体験もさせていただきました。
火きり弓と火きり板をこすり合わせ、切り欠きからこぼれ落ちる真っ黒な粉が火種です。
火種を麻布で包んでぐるぐる回すと、見事火が付きました。
教科書で学んだ何千年も前の時代の暮らしが、自分たちのふるさと富岡町でも営まれていたことを知って、
歴史がとても身近なものとして感じられるようになると同時に、富岡町の歴史についてもっと知りたいと
思うようになりました。
貴重な資料と分かりやすいお話のおかげで、子どもたちだけでなく、教員も大変勉強になりました。
どうもありがとうございました。
給食室建設(富岡校)
給食室建設、今週はショベルカーで地面を掘ったりならしたりしていたようです。
エコクラフト同好会(富岡校)
地域の方が活動しているエコクラフト同好会。
現在は北校舎の元技術室にて活動していただいています。先日はカタツムリづくりが行われ、かわいらしい作品が出来上がりました。後日、メンバーの方から紫陽花もいただいたのでカタツムリとともに校長室そばに飾らせていただいております。
紫陽花とカタツムリ、なんて似合う組み合わせなのでしょうか。
紫陽花のそばのカタツムリは、少し嬉しそうに見えます。
家庭科の授業(三春校)
6年生が調理実習を行いました。今回は、いろどり炒め(野菜炒め)を作ります。
身支度や消毒、教室の換気などを確認してから始めました。
食材に合わせた大きさや切り方をしていきます。
さすが6年生。包丁の使い方もだいぶ慣れてきていますね。
火加減や野菜を炒める順番を考えながら、手早く炒めていきます。
盛り付けも上手にできました。ちなみにこの箸置きは、大堀相馬焼です。
「野菜がしゃきしゃきしていて、味付けもちょうどいいね。本当においしい!。」
先生方にも試食してもらいましたが、大好評でした。
次回は家でも挑戦し、家族のみなさんにも味わっていただだきたいと思います。
あの日 あの時(三春校)
今年末に閉所を迎える三春校の思い出を振り返る、「あの日 あの時」です。
今回ご紹介するのは、大堀相馬焼の窯元のみなさんとの思い出です。
大堀相馬焼は、青ひび・二重焼き・走り駒などの特徴があり、国の伝統的工芸品にも
指定されています。
震災・原発事故により、浪江町内に23軒あった窯元は全て町外へ避難されましたが、
各地で窯の再建を果たされ、三春校にも何度も足を運んでくださっています。
授業参観日に実施した「親子体験教室」にお招きしたこともありました。
お皿や花瓶、マグカップなどを作り、今でも大切に使っています。
教職員チームは箸置きを作り、学習発表会に来てくださった方々への
お土産として配りました。
そして今年度は、栖鳳窯(山田陶器店)さんのご協力を得て、陶芸教室を開くことができました。
山田さんのご家族は、矢吹町に工房を新設する一方で、道の駅なみえ「なみえの技・なりわい館」に
おいてもご活躍されています。
同じ双葉郡内に、江戸時代からの伝統をもつ工芸品があることや、震災・原発事故にも負けず、
懸命に歴史をつなごうと前向きに仕事に取り組まれている姿を見せていただくことで、
子どもたちも力強いパワーをいただくことができました。
大堀相馬焼の窯元のみなさん、これからも素敵な作品をたくさん作ってください。
ありがとうございました。
食育指導(三春校)
2年生が、主任栄養技師と一緒に、食べ物は体の中でどんな働きをしているかについて
学習しました。
給食にはどんな食材が使われていたか、苦手な物はなかったかなど、日頃の食事の様子を
振り返ります。
食べ物は、働きによって「主に血や肉になるもの」、「主に体の調子を整えるもの」、
「主に熱や力になるもの」の3つに分けられ、給食の献立にはどの働きの食べ物も
バランスよく使われていることを知りました。
自分が苦手な食べ物にも大事な働きがあることを知った2年生。
どうしたらもっと食べられるようになるか、相談しました。
・好きな料理に入れたり好きな味付けにしたりする。
・苦手な食べ物が見えなくなるように調理する。
・食べる量を少しずつ増やしていく。
・苦手な野菜を自分で育ててみる。
これからは、体の中でどんな働きをしてくれるのかについても、徐々に意識しながら
食事ができるようにしていきたいと思います。
七夕飾りづくり(富岡校)
7月7日に予定している七夕集会に向けて、今日の5校時は七夕飾りを作りました。
「ふきながし」「あみ」など様々な飾りごとにブースを用意したので、子ども達は各担当の先生に作り方を教わりながら好きな飾りを作っていきました。
3.11を語る会の方々にも、ブースのお手伝いをしていただいたり、笹を準備していただいたりとご協力いただくことができ、きれいな飾りができました。7月5日(月)の授業参観で、ぜひ見ていただきたいと思います。
全校集会(三春校)
今回の全校集会では、今週から始まる水遊び・水泳運動の事前指導を行いました。
水の中での運動には利点がたくさんある一方で、プールでの約束を守らないと、
命に関わる危険なこともあります。
プールに入る前、プールに入っている最中、プールから出た後で気をつけるべきことを、
みんなで確認し合っていきました。
保護者の皆様、お子さんの安全を守るためにも、プールに入る当日の朝「水泳学習健康チェック表」に
お子さんの体調についてご記入いただき、忘れずに学校へ持たせてください。
ご協力よろしくお願いいたします。
養蚕体験③ 3・4年生 富岡校
富岡校の子どもたちは、毎朝、元気のよいあいさつができます。
いつもなら「先生、おはようございます!」と聞こえるあいさつが、今日は、違いました。
「先生、大変です!!!」
「あっ、おはようございます。」 さて、何があったのでしょう。
答えは・・・・・
先週、あんなに元気よく動きまわっていた蚕たちが、繭になっていたのです。
よく見ると、透けて見える繭もあり、蚕が、一生懸命に繭づくりをしている様子も見られました。
驚いたと同時に、純白のきれいな繭を作る蚕の様子に感心する子どもたちでした。
養蚕体験② 3・4年生 富岡校
養蚕体験も順調に進んで、子どもたちもお世話が上手になりました。
1日分の桑の葉を2つに分け、朝(半分)、午後(半分)に忘れず与える姿が見られます。
蚕に優しく声をかけながら与える子どもたちの様子に、ほっこりします。
3日分のえさを食べきった蚕たちは、いよいよ繭づくりに入ります。
その準備のために、今日は、「まぶし」というお部屋を作り、移動する作業をしました。
蚕たちは、子どもたちが作った「まぶし」の中に入り、早速、糸をはき繭づくりを始めていました。
防犯教室(三春校)
幼稚園・小学校・中学校合同で防犯教室を実施しました。
毎年田村警察署のご協力を得て、子どもたちが不審者に遭遇したときの対応の仕方について、
教えていただいています。
「かわいい猫が逃げちゃったんだけど、一緒に探してくれないかな。」
「三春駅まで行きたいんだけど、教えてくれない?」
知らない人から声をかけられたときの安全な対応の仕方について、全員が練習します。
常に距離をとることや、防犯ブザーを鳴らしたままランドセルを捨てて身軽になった状態で
すぐに逃げることなどを学びました。
教職員も、刺股を用いた不審者への対処法を訓練しました。
必ず複数で対応し、警察官が到着するまでいかに子どもの安全を確保するか、
女性教員も真剣に取り組みました。
警察署からいただいたパンフレットを本日配付しましたので、
ご家庭でもお子さんと一緒にご覧になってください。
防犯教室(富岡校)
防犯教室を行いました。
警察署の方に不審者役になっていただいて、教員が対応の仕方を研修しました。さすまたの効果的な使い方等を実際に体験しながら教えていただきました。
子ども達は、実際に不審者役への対応を見てはいませんが、校内放送をもとにそれぞれの教室で避難の仕方を練習しました。
訓練の後は、体育館で防犯教室全体会を行いました。小中に分かれ、実態に合わせたお話を聞きました。小学生は、「いかのおすし」「防犯ブザーの使い方」などを教えていただきました。
プール清掃(富岡校)
クリアタイムの時間に、小学生でプール清掃を行いました。といっても、プールの中や周りなど、ほとんどは先日業者の方にきれいにしていただいたので、小学生は更衣室や通路などの清掃を行いました。
雑巾でふいて、きれいにできました。
あの日 あの時(三春校)
今年度末に閉所を迎える三春校の思い出を振り返る、「あの日あの時」です。
今回ご紹介するのは、日本赤十字社のみなさんとの思い出です。
これは今から9年前、日本赤十字社奉仕団のみなさんが三春校を訪れ、
一緒に花を植えてくださっている様子を写したものです。
三春校は工場をお借りしているため、一般の学校にあるような花壇がありません。
各地の仮設住宅などで花植えや交流会を通して復興支援をしてくださっていた奉仕団のみなさんが、
三春校の子どもたちを励まそうと、きれいな花と笑顔を届けてくださいました。
そのときの活動が9年経った現在も子どもたちに受け継がれ、今日も全児童で花植えを行いました。
三春校は、たくさんの方々の温かい思いに支えられてきた学校です。
その思いと一緒に、これからも大切に花を育てていきたいと思います。
タブレット接続テスト(富岡校)
万が一の緊急事態宣言やそれに伴う休校措置に備えて、本日はタブレット接続テストを行いました。
事前にタブレットを配布して、家庭でのWi-Fi接続設定をすましてあったので、本日は実際に家庭と学校でつながるかの確認でした。(今回は、同意いただいたうえで通信環境が整っている家庭のみの実施でした)
映像が映るか、声が聞こえるかを各学級ごとに確認しました。初めてなのでスムーズにいかないこともありましたが、何とかつながることが確認できました。ご協力、ありがとうございました。
給食室建設(富岡校)
本格的に工事が始まりました。今はボーリングで地面に穴を開けているようです。
全校体育(三春校)
三春校は最近大雨と雷に見まわれる日が多いですが、昨日の午前中はよい天気に恵まれ、
予定通りに新体力テストを実施することができました。
校庭では、50m走とソフトボール投げを行いました。
児童一人一人が種目ごとの目標を設定し、自己記録更新を目指して取り組みました。
反復横跳び
立ち幅跳び
長座体前屈
上体起こし
握力
20mシャトルランは、中学校の体育担当の先生にもアドバイスをいただきながら
実施しました。
今回のテストの結果を、今後の体育指導にも役立てていきます。
また、明日「食育だより」と「食と生活習慣についてのアンケート」を配付します。
健康な生活を送るためには、運動だけでなく食事や生活習慣も大切です。
ご協力をお願いいたします。
鮎の放流(富岡校)
富岡川漁業協同組合様が行った鮎の放流に、今年も全校生で参加させていただきました。
町長様をはじめ来賓の皆様の挨拶。鮎の放流に対する熱い思いをお話しいただきました。
バケツで富岡川に2回ほど放流しました。川に放流すると、鮎たちは元気に泳いでいて、子ども達もとてもうれしそうにしていました。
八百屋さん(三春校)
幼稚園のお友達が、毎日一生懸命育ててきた野菜を収穫して、八百屋さんを開きました。
タオルを頭に巻いて、屋号の入った前掛けもして、開店準備はばっちりです。
「いらっしゃいませ!いらっしゃいませ!」
今回お店に並んだのは、二十日大根としいたけです。
幼稚園には園児が1人しかいないため、お客さんは小学生です。
事前に配られたおもちゃの100円玉を握りしめ、気に入った野菜を買っていきました。
お客さんへの対応も、レジ打ちの手順も、とても上手にできていました。
お店に来られなかったお客さんのために、今回は特別に小学校の職員室に行って
移動販売もしてきました。
小学生の学習に幼稚園児が参加したり、幼稚園児の学習に小学生が参加したり、
三春校だからこそできる教育活動を、今後も大切にしていきたいと思います。
養蚕体験 3・4年生 富岡校
6月14日(月)から、3・4年生では、理科や総合の学習として、養蚕体験を行っています。
3年理科の「チョウを育てよう」で学習した知識を生かしながらの学習です。
今年も、とみおかプラス様と福島発電様の協力をいただき、体験ができます。
佐々木様(とみおかプラス)と小坂様(福島発電)が養蚕体験セットを届けてくれました。
かつては、富岡でも養蚕が行われていたと聞きました。
小坂様からは、「福島市で伝統的に行われてきた『養蚕』のすばらしさを、絶やさず広めていきたい」という思いを伺いました。
①まず、えさの与え方を教えてもらいました。
②次に、早速、1日目のえさをあげました。蚕のえさは、新鮮な桑の葉です。
③こんなにたくさん与えます。蚕が見えませんが、翌朝は、なくなってます。
今回届けていただいた蚕は、1週間ぐらいすると繭を作り始めるそうです。幼虫が苦手なお友だちもいるので、
協力して世話をしていきます。
清掃活動(三春校)
先日の全校集会での話し合いにおいて、今年度は児童数が大幅に減ったため、
掃除の時間だけではきれいにできていない場所があることが話題にあがりました。
そこで、業間の休み時間を利用して、みんなで体育館の掃除をすることに
しました。
体育館の玄関や用具室などを分担して、掃き掃除や水拭き、モップ掛けなどを
していきます。
用具類も種類ごとに分けて、すぐに使えるように並べました。
短時間ではありましたが、自分たちで学校のためにできることを考えて
実行することができました。
今後も自主的、実践的な活動を大切にしていきたいと考えています。
救命救急法講習(富岡校)
来月から始まる水泳学習に向けて、富岡消防署の署員の方を講師に招き、救命救急法講習を行いました。この日は小学校教員対象でした。(中学校教員も後日行います。)
教職員は、事前にeラーニングで基礎知識を学び、全員が授業証明書を獲得したうえで参加しました。
レクチャーを受けたら、さっそく実践です。
2カ所に分かれて、心臓マッサージやAEDの活用を交代しながら全員が体験しました。また、eラーニングで学んだ内容(仰向けの姿勢から横向きの楽な姿勢に動かす方法など)を実際に体験することもできました。
どの職員も初めてではなかったのですが、何度経験しても緊張はしてしまうものなので、とても良い研修となりました。
音楽の授業(三春校)
2年生の音楽では、「かえるのうた」を学習します。
ハンドベル・電子オルガン・打楽器などを、先生と分担しながら演奏しました。
この日は、幼稚園のお友達や先生方にも参加していただいて授業を行いました。
楽器や人数が増えたことで、曲想を感じ取って表現を工夫したり、互いの歌声や伴奏を聴いて
声を合わせて歌ったりすることができました。
2年生も幼稚園のお友達も1人ずつしかいませんが、楽しく音楽に関わったり、
協働して音楽活動をする楽しさを感じ取れるように今後も工夫していきたいと思います。
校外学習(三春校)
図画工作の鑑賞の授業の一環として、郡山市立美術館に行ってきました。
私たちが訪れた時間帯には他のお客様がいなかったこともあり、学芸員さんのお話を
たっぷりと伺うことができました。
この写真は、「アート・キューブ」使っているところです。
アート・キューブは、郡山市立美術館と福島県立美術館によって開発された鑑賞用補助教材です。
たくさんの種類がありますが、今回使用したのは「素材キューブ」。
ブロンズ・石膏・大理石などの素材を実際に手で持って触れることで、作品の質感や重量感を
切り口とした作品鑑賞ができます。
美術作品を実際に手で触れることはできないことが多いですが、こうした補助教材があることで、
子どもたちの感じ方に広がりや深まりが見られました。
こちらは、ワークシートの写真を手がかりに、どの作品のものかを探しているところです。
写真には、館内に展示されている作品の一部分だけが写されているので、まるで宝探しをして
いるような気分で鑑賞をすることができました。
今回お世話になった学芸員さんのお話は、小学生の実態に合わせた内容で大変興味深く、
予定していた時間があっという間になくなり、もっとゆっくり鑑賞したいという気持ちに
なりました。
また、郡山市立美術館独自の教材や教育プログラムも大変豊富なので、機会があれば
またぜひ訪れたいと思いました。
郡山市立美術館の皆様、大変お世話になりました。どうもありがとうございました。
花植え活動(富岡校)
八ヶ岳グリーンネットワークの方々から、今年もたくさんの苗をいただきました。
花は校舎南側の花壇へ、野菜は畑へ植えました。
各学年で分担された場所に、一生懸命植えました。これから花がたくさん咲いてくれますように。
たくさんいただいたので、家庭にもプランターや土と共に配付しました。ご家庭でも育ててみてください。
あの日 あの時(三春校)
今年度末に閉所を迎える三春校の思い出を振り返る、「あの日あの時」です。
今回ご紹介するのは、千葉大学のみなさんとの思い出です。
三春校は工場の敷地をお借りしているため、一般の学校の校庭にあるような遊具がありませんでした。
そのような中、千葉大学のご支援により、ジャングルジム・ブランコ・鉄棒・すべり台・雲梯などを
設置することができました。
子どもたちのはじける笑顔から、うれしさが伝わってきますね。
また、植物工場「こどもみらい畑」も設置していただきました。
植物工場では、5年生が家庭科の調理実習で使う野菜を育てたり、6年生がひまわりを育てて
1年生にプレゼントしたりするなど、四季を通じてたくさん活用させていただきました。
千葉大学の皆様には、三春校開所当時から継続してたくさんのご支援をいただいております。
今後も、何回かに分けてご紹介させていただく予定です。
歯科指導教室(三春校)
6月4日~6月10日は、歯の衛生週間です。
口の中を健康に保つための生活習慣や正しい歯みがきの仕方を学習するために、歯科指導教室を
行いました。
歯科衛生士会から講師をお招きし、歯周病やむし歯にならないための生活について
教えていただきました。
歯垢の中に潜んでいる菌を動画で見ているところです。
楊枝の先にほんの少しついた歯垢の中にも、数え切れないほどの菌が潜んでいることを知って、
みんな驚いていました。
染め出し液を使って、みがき残しがどこにあるのか確認していきます。
歯みがきの仕方には癖があり、みがいたつもりでも、どうしてもみがき残しがあるそうです。
歯ブラシの正しい持ち方や動かし方などを、模型を使って分かりやすく教えていただきました。
毛の開いていない歯ブラシを使うことも大切ですね。
みがき残しを鏡で確認し、1本1本歯ブラシを小刻みに動かしながらていねいに
みがいていきました。
本日、「歯みがきカレンダー」を配付しました。今日から1週間取り組むことになります。
ご家族のみなさんもご一緒に、歯と口の健康を守れるように取り組んでいただきたいと思います。
全校集会~中学年発表~(富岡校)
今日の業間に、全校集会を行いました。今日は、中学年の発表がありました。
中学年の発表は、「アナグラムクイズ」でした。バラバラに並んでいる言葉を正しく並べ替えるクイズがたくさん出題されました。文字数が増えれば増えるほど、難しくなります。例えば・・・
★『ギャソチインク』→??? 答えは、【イソギンチャク】でした。低学年のお友だちも、頭をフル回転させ、元気よく答えていました。思考力アップにつながる楽しい発表でした。
次に、図書委員会からしおりコンテストについてお知らせがありました。みんながデザインしてくれたしおりについて投票するというものです。どれも素敵な作品ばかりなので、迷いそうです。
最後は、栄養技師の牧野先生から、6月の食育目標についてお話がありました。
6月の目標は、★よく噛んで食べよう★です。
牧野先生から、残さず食べることに加えて、「一口30回を心がけて食べよう」という話がありました。
よく噛んで食べることにより、①食材の味をよく感じられること②消化がよくなることなどの良さが
あることを教えていただきました。学校でも家庭でも、意識して食べたいと思います。
森林教室(三春校)
「ふくしま県民の森フォレストパークあだたら」において、森林教室を行いました。
もりの案内人2名、富岡町役場職員4名のみなさんが、わたしたちのために
協力してくださいました。
外はあいにくの雨模様でしたが、楽しいプログラムをたくさん考えてきてくださった
おかげで、子どもたちは充実した学習をすることができました。
自分の背中に貼られた動物が何なのか、互いに質問を交わしながら推理していく
「わたしは誰でしょう」。
目隠しをしてこうもりの役になった鬼が、声を頼りに蛾の役をしている友達をつかまえる
「コウモリと蛾」。
耳をすませて聞こえてきた音をスケッチしていく「サウンドマップ」。
木工教室では、2年生が「ねこ貯金箱」、5年生と6年生が「ぷちストッカー」を
作りました。
自然の中に置かれた人工物を注意深く探していく「カモフラージュ」。
「まさかこんな物まで!」と、大変盛り上がりました。
雨の影響で森の中を散策することはできませんでしたが、楽しみながら自然について
たくさん学習することができました。
もりの案内人の会と富岡町役場の皆様、大変お世話になりました。
どうもありがとうございました。
DVD上映会(三春校)
6年生が、今年度で閉所になる三春校の歴史と学校への思いをまとめた映像作品の上映会を、
富岡町で開催しました。
最初に訪問した先は、「ふたばいんふぉ」さんです。
昨年の6年生が上映会を開催した際にも、大変お世話になりました。
映像作品をご覧になった町民の皆様からは、たくさんの感想をいただきました。
「5年前、海外福島県人会のメンバーを引率して三春校を訪問したことがあります。
当時1年生だった2人が立派なプレゼンターになり、元気な姿を見せてくれたことに
すごく感動しました。」
「世界に唯一の貴重なドキュメンタリー。後世に大切に残してください。」
「富岡二小出身ですが、三春校の皆さんが富岡の学校を守っていってくれたんだと思います。」
「三春校で学んだことや身につけたことに自信と誇りを持って、環境が変わっても楽しく学んで
ください。困ったときは富岡に来てください。いつでも待ってます。」
続いて訪れたのは富岡校。
6年生のために、全校生が時間割を調整して参加してくれました。
富岡校のお友達からも、
「総合的な学習で、来年からの新しい校歌をつくるために学校の歴史を調べています。
今日見た映像作品から、三春校の歴史や良いところが分かったので、富岡校・三春校で
一緒につくる新しい校歌に入れられるといいなと思いました。」
「三春校で生活していたときに、たくさんの人たちに助けてもらっていたことを
思い出すことができました。」
など、うれしい言葉をたくさんかけてもらえました。
お忙しい中、今回の上映会に参加してくださいました町民の皆様、富岡校のみなさん、
本当にありがとうございました。
今回いただいたみなさんの声を今後の学習に生かし、さらに学びを深めていきたいと思います。
1・2年生 ふれあい農園体験(富岡校)
1・2年生が、生活科の学習で「とみおかふれあい農園」へ出かけてきました。
今年も、とみおかプラスの方々の協力をいただきながら『サツマイモ植付体験』
を行いました。
にこにここども園のお友だちと一緒に、植え方の説明をよく聞き、いざ!体験!
ななめに棒を差し込み、そこへ、苗を植えました。こども園のお友だちが困っていると、自然に、
手を差しのべる1・2年生の姿があり、心がほっと和む瞬間がありました。最後は、みんなで記念撮影!
楽しい活動も終わりかなあ・・・と思っていましたが、『ジャガイモ掘り』も体験させていただきました。
宝探しのように、掘れば掘るほど大きなジャガイモが出てきました。
最後の大物を掘る2年生達ですが、なかなか出てきません。秘密兵器のスコップを使い、大物、ゲット!!
大物を収穫したあとは、みんなで記念撮影をして活動を終えました。
とみおかプラスさんの協力を得ながら、友だちと協力して収穫したり、土や生き物に触れることができたりと
普段の学校生活では味わうことのできない、貴重な体験となりました。
ライブ授業(三春校)
6年生が、葛尾小のお友達と一緒に国語の学習をしました。
この日は、賛成または反対の立場を明らかにした上で考えを述べ合い、互いの考えを基にして、
考えを広げたりまとめたりします。
「学習では、シャープペンシルよりえんぴつがよい。」
「学級文庫は、漫画でもよい。」
「食事は、和風より洋風がいい。」
この3つのテーマについて、賛成・反対の立場を明らかにして意見を述べ合っていきました。
学習を進めていく中で、自分とは異なる立場の意見の中にも共感できる部分があることに気がついたり、
「~という考えもあるけれど」などの表現を用いて、異なる意見を自分の考えに生かしたりすることが
できました。
ドライフラワーづくり(富岡校)
昇降口前の花壇には、ラベンダーが元気に咲いています。
このラベンダーを使い、さくら学級の子ども達がドライフラワーづくりを行いました。
まずはラベンダーの摘み取り。
根っこの方から刈り取りました。
刈り取ったラベンダーから、葉っぱの部分だけ手で外しました。
茎の長さに合わせて仲間分け。きれいにすばやく分けられました。
5本ずつぐらいの束にして紐で縛り、つるして乾燥させます。
自立活動で練習してきた「紐の縛り方」が役に立ちました。
活動中、ラベンダーのいい香りがあたりいっぱいに広がりました。
給食施設建設記録(富岡校)
少しずつ工事が始まりました。
排水管関係の工事でしょうか。
こちらは、給食施設と校舎をつなぐ通路になる場所です。
防災無線の録音(富岡校)
今年も、女子による防災無線の録音を交代で行っていきます。
今回は6年生女子による「熱中症対策」についての内容でした。
短い練習期間しかなかったのですが、4名の6年生はとても上手に言えました。防災無線ということで、普通の音読よりもゆっくりゆっくり読むことを意識していました。
今後、気温が25度をこえた時期から、9月までの長い期間で放送されるそうなので、ぜひご注目ください。
*防災無線では、男性が緊急の内容、女性が普段の内容を放送するそうです。そのため、この録音も女子だけが行っております。
図工の授業(三春校)
2年生の、「わっかでへんしん」という題材を学習した様子です。
みなさん、何に変身したか分かりますか?
正解は、ペンギンです!
「失礼します。図工で作った作品を見てください。」
早速、職員室にいる先生にも見せに行きました。
自分が工夫して作った所を、熱心に説明していました。
先生方にわっかがいろいろな所にあるのを見付けてもらえて、創作意欲がさらに高まったようです。
大友さんとの交流(富岡校)
本来なら、大友さんに毎月来校していただいて交流する機会を取りたいところですが、東京が緊急事態宣言中のためオンラインで交流しました。
高学年は、富岡一小の校歌について調べたり考えたりしたことを発表しました。
歌詞の意味について、一人ひとりが考えたことを紹介したり、クイズを出したりして楽しい時間を過ごしました。今後は二小の校歌についても考えて交流していきたいと思います。
理科の学習(三春校)
5年生は現在、植物の発芽と成長について学習しています。
今回は、植物は種子の中の養分を基にして発芽していることを学びます。
5年生の理科も、中学校理科担当の教諭と共に指導にあたっています。
希釈したヨウ素液を使用して、種子の中のでんぷんの存在を調べているところです。
ヨウ素液に浸した発芽前と発芽後の種子の色の違いから、種子の中のでんぷんは
発芽のために使われたのではないかと考えることができました。
わくわく英語DAY(富岡校)
今年度1回目のわくわく英語DAYがありました。
まずはウォーミングアップ
Seven Steps の曲に合わせてラッキーパーソンを見つけました。
一人ずつ順番に指さして「7」の数字になった人がどんどん座ります。
最後に立っていたお友達がラッキーパーソンになりました。
今日の内容は英語の絵本の読み聞かせ
様々な動物の鳴き声が英語で表現されている楽しいお話で、子ども達は楽しそうに聞いていました。日本語訳は全くしなかったのですが、何となく内容が分かったようでした。
家庭科の授業(三春校)
6年生が、洗濯の仕方ついて学習しました。
この日は天気もよく、洗濯の学習をするにはもってこいの日でした。
洗濯物の重さに適した洗剤の量を量ります。
算数の授業で学習した比例の考え方が、ここでも役に立ちました。
手洗いで洗濯をすることで、洗濯には、洗濯物の状態や汚れの点検、洗う、すすぐ、絞る、
干すなどの手順があることなどを意識することができます。
普段は洗濯機に入れてボタンを押せば何でも自動でやってくれるので、自分で洗うことが
とても新鮮なことに感じます。
一生懸命洗っていると息もあがってきます。
ちょっとだけマスクをずらしてパチリ。
しわを伸ばして形を整えて干すことができました。
今回は、液体洗剤と粉洗剤の2種類を用意して洗濯してみました。
同じ条件で洗ってみても、すすいだときの水の濁りに違いがあることに気付き、
子どもたちはその理由について興味深く考えていました。
また、洗濯は干すだけでなく、乾いた後に取り込んで、たたんで、家族分に分けて
たんすにしまうところまでが大切なことも学習しました。
ぜひ、家でも実践してもらいたいと思います。
ライブ授業(三春校)
6年生が、富岡校のお友達と一緒に道徳の授業を行いました。
運動会で実際に顔を合わせていることもあって、今まで以上に何でも自由に発言できる
雰囲気です。
本時では、礼儀の意味が分かり、礼儀正しく真心をもって人に接しようとする心情を
育てることがねらいです。
礼儀の意味について互いの考えを交わした後、自分自身のこれまでの言動を見つめ、
本当の意味での礼儀とは何なのか、考えていきました。
5人それぞれが友達の考えを聞くことで、今まで何となくとらえていた礼儀の意味について考え、
真心をもって人に接していこうとする思いを深めることができました。
教育実習生 研究授業(富岡校)
教育実習生の研究授業を行いました。
4年生の算数 わり算のひっ算の内容です。
前の時間の学習をもとに、72÷3の答えの出し方を考えました。
具体物を使って、72を3で割ったらいくつになるかを考えました。自分で操作して答えを見つけ、代表のお友達が発表しました。
初めての研究授業で緊張したと思いますが、4年生も実習生もとてもよく頑張りました。この日の学習が、今後のひっ算につながるものとなります。
PinSプロジェクト(三春校)
これまでも何度かご紹介してきたPinS(Professional in School)の転校生、
音楽家の大友良英さんと、オンラインで交流しました。
本当は三春校に実際に来校していただきたいところですが、コロナウイルス感染症予防の
ために、画面越しでの交流となりました。
現在、大友さんと一緒に、新しく開校する富岡小学校の校歌を作成するプロジェクトが
進行中です。
今回は、三春校の児童が、三春校の歴史や良いところなどについて写真を示しながら説明し、
校歌の歌詞に入れたい言葉などについてお伝えしました。
大友さんからは、
「わたしの役割はプロデューサー。みんなの思いやアイディアを、これからもどんどん
出してほしい。歌詞だけでなく、こんなメロディがいいんじゃないかということでもいい。
みんなと楽しみながら、そして富岡小学校に通う未来の後輩たちのことも考えながら、
一緒につくっていこう。」
という言葉をいただきました。
大友さん、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
三春校でお会いできることを楽しみにしています。
給食施設建設がスタート(富岡校)
来年度の自校給食開始に向けて、給食施設の建設がスタートしました。
震災前は、テニスコートとして使用していた場所です。
工事用のフェンスが取り付けられ、もともとあったフェンスが
取り外されました。建物が建つ場所をロープでふちどりし、
およその広さもうかがい知ることができます。
どのような施設ができるのか、楽しみです。
あの日 あの時(三春校)
今年度末に閉所を迎える三春校の思い出を振り返る、「あの日あの時」です。
今回ご紹介するのは、桜にまつわる思い出です。
わたしたちの故郷富岡町といえば、夜の森にある桜のトンネルが有名です。
今年度は例年よりも開花が早く、富岡校で実施した入学式の日には、既に散ってしまっていました。
わたしたちがお世話になっている三春町にも、有名な桜があります。
みなさんご存じの滝桜です。
これは6年前、全校生で滝桜にお花見に行った時の1枚です。
当時は、まだ夜の森の桜のトンネルは花見ができる環境ではありませんでした。
この頃は、富岡町で過ごした記憶のある児童もたくさんいましたので、美しい満開の滝桜を見て、
夜の森の桜のトンネルを思い出していた子供も多くいました。
それから3年後。
平成30年に富岡校が開校し、富岡校・三春校が合同で実施した春の遠足の写真です。
既に葉桜となっていましたが、震災前から富岡町で過ごしてきた当時の校長の、
「子どもたちに、どうしても夜の森の桜のトンネルを歩かせてやりたい。」
という強い願いから実現したものです。
子どもたちの心の目には、きっと美しい桜が見えていたに違いありません。
ピースタイム(富岡校)
お昼休み後のクリアタイムの時間で、月に一度行っているのがピースタイム。
様々な学習内容を通じて、ソーシャルスキルを学んでいます。みんなで仲良く生活していくための具体的な方法を、実践的に学んでいます。
低学年 「ものの見方」
同じものでも、見る人によって違いがあることを学びました。
中学年 「ウィン・ウィンの解決」
意見の違いがあったときに、お互いが満足する解決方法について学びました。
高学年 「妥協という解決方法」
お互いが少しずつ譲り合い、みんなが少しずつ満足する解決方法もあることを学びました。
しいたけの収穫(三春校)
2年生が幼稚園のお友達と一緒に栽培してきたしいたけが、こんなに大きくなりました。
これは、栽培を始めてから9日目の様子です。
この日は、いよいよ収穫をすることにしました。
お店で売っているしいたけは見たことがあるけれど、自分で育てて収穫するのは
初めての経験です。
1つ1つ傷つけないように、慎重に収穫していきました。
2人ともたくさんのしいたけを収穫することができました。
おうちの人と一緒に、おいしく食べてくださいね。