学校の様子

2020年1月の記事一覧

新型ウイルスに気をつけなくては?


皆さんは正しいマスクの装着の仕方をご存知でしょうか?

マスクの着けっぱなしはダメ

まず、マスクを着けるタイミングです。

ときどき朝から晩まで一日中マスクを着けている方がいらっしゃいますが、感染予防の観点からはダメです。

なぜならば、マスク表面はしばしばウイルスで汚染されてしまうからです。電車で周りの人からくしゃみを浴びたとき、あちこちを触った自分の手でマスクを触ったときなど、マスクは一日の中でだんだんと汚染されていきます。

かぜやインフルエンザは飛沫(くしゃみや咳)だけでなく、触れることでもうつりますので、結局自分のマスクに触れた手で目や鼻を触ったりすることで感染してしまいます。

マスクは咳やくしゃみをしている人と接したり、表面を触ってしまったらこまめに着け替えることが大事です。そして、その後はしっかりと手洗いをしましょう。

「だてマスク」として、ファッションとしてマスクを着けられている方もいらっしゃるようです。「だてマスク」はWikipediaによると「『マスクを完全に外すのは飯、風呂、寝る時だけ』と証言する者もいる。」とありますが、感染予防のためにはこまめに着け替えることをお勧めします。

なお、医療従事者がインフルエンザなどの飛沫感染をする感染症の患者さんを診察するときは、1回1回必ずマスクを着け替えます。

阪神大震災から25年

 編集手帳より
 妻が叫んだ。「タンスに挟まれ動かれへん」。
 夫がかけよる。「火が来とるで!」。
 妻が押し返すように言う。
 「お父ちゃん、もういいから行って」
 ◆「かんにんやで、かんにんやで」。
 74歳の夫は近所の人に羽交い絞めされながら、
 燃え盛る家を見つめた・・・
 阪神だ震災の激震の朝を伝える当時の紙面から引いた。
 無数の無念の叫びがこだました日から
 きょう25年を迎えた。
 ◆もう25年、まだ25年…
 多くの方が悲しみに身を潜めてきた歳月だろう。
 阪神大震災では倒れないはずの
 高速道の高架が横倒しになった。
 まさかと身を震わせた災害の教訓を
 後の社会に十分生かせたかというと
 合格点に至りそうもない。
 津波は超えないはずの高さを超え、
 豪雨は壊せない蓮の堤防を壊した。

  1月17日のきょう、
 防災を考える日としよう。