◆学校林での活動や学校林・学校の自然

学校林での活動や学校林・学校の自然をご紹介します!

アズマヒキガエルと啓蟄・春一番

3月6日は啓蟄でした。毎年この前後にヒキガエルがビオトープに現れます。
去年は3月5日、啓蟄の前日。おととしは啓蟄の3日後の3月8日。
平成28年(2016年)は啓蟄の2日後の3月7日。平成27年(2015年)は啓蟄の前日3月5日でした。
今年は啓蟄の2日後3月8日に現れて卵を産んだのですが、たった4、5匹しか来ません。
毎年、数十匹は集まるのですが…。
ずっと待っているのですが、全然増えません。どうしてしまったのでしょうか。
産卵を終えたアズマヒキガエルは、また、どこかに戻って行きました。
春までもう一寝入りします。
3月9日、関東地方に春一番が吹いたと発表がありました。
昨年は3月1日、平成29年は2月17日、平成28年は2月14日でした。
平成27年は発生しませんでした。

ツグミ カワラヒワ

2月27日。朝、冬鳥のツグミの写真を撮ることができました。
ツグミは冬にシベリアから渡って来る冬鳥です。
冬鳥の中では一番最後にやってきます。今年は12月11日に初めて確認しました。
春は一番最後まで残り、連休くらいまで見られます。
ツグミの仲間は地中の虫をよく食べるので、地上に降りているところをよく見ます。
ヒヨドリ程度の大きさで背中が茶色、お腹は白で黒い斑点、目の上の白い筋が目印です。
背筋が伸ばして、よい姿勢で遠くを見ている姿が素敵です。

同じ時間にカワラヒワがいました。
スズメ程度の大きさで、腰にある黄色い斑点が目印です。
留鳥で1年じゅういますが、この辺りでは毎日見られるほど多くはいません。
「河原」という名前の通り多摩川河川敷でよく見られます。
ヒワの仲間はくちばしが太く短く、実や種子を割るのに適しています。
ヒマワリの種が大好きで、3年生が育てていたヒマワリの種が熟すと
上手に止まってくちばしで取り出し、殻を割って中身だけを食べていました。
キリコロカリコロと少し長めの優しい声で鳴きます。

5年・6年 学校林整備作業

2月22日。授業時間として5・6年生全員と全職員が参加する学校林整備作業を行いました。
6年生は2月9日のとよぱあくでできなかった杭(くい)打ちやビオトープの清掃、下草刈りなどを
5年生は枝拾いや伐採した丸太の片付けなどを行いました。
 
            6年生の下草刈り
 
       学校林ビオトープもきれいになりました。

絶滅危惧種タマノカンアオイ保護のため、立ち入らないように杭を打ちました。

5年生がたくさん枝を拾ってくれました。