日誌

日々の様子

運動会のお知らせ【暫定版】

今月末まで緊急事態宣言が延長されました。
多摩市の地域感染レベルは、3段階の中で「2」のままです。
教育活動については、緊急事態宣言延長前と変わりなく実施します。

先月の学校公開では、感染拡大防止に配慮した参観のご理解・ご協力ありがとうございました。運動会においても、感染拡大防止に最大限配慮した形態で実施する予定です。
本日「運動会について」のお知らせを配布します。
ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いします。

なお、今後の感染拡大状況によっては、
非公開や日程変更等の開催方法の変更も考えられます。
現時点での暫定版としてご理解ください。

↓ 本日配布するお知らせ ↓
朝にアップしたお知らせは、
6年生の登校時刻が違っていたことと、
今回は駐輪場を設置しませんが、駐輪場がある表記になっていました。
訂正したものをアップします。
05.12 運動会 保護者向け通知.pdf
6年生には訂正したお知らせを配布してあります。

4年生 総合的な学習の時間「川は自然の宝箱」

連光寺小学校は「生活科」「総合的な学習の時間」において、
地域資源を効果的に活用した教育活動で都内でも有数の学校です。
その学習を進めることで、次世代を担う持続可能な社会に向けた人材づくり(ESD)を行っています。

4年生は、年間通じて多摩川を環境資源として学習を進めます。
すでに20年以上続いている学習です。
前回までに、桜が丘公園を水源とする大谷戸川を下り、大栗川との合流までを辿ってきました。
今日は、その大栗川と多摩川が合流する地点(交通公園のあたり)まで足を伸ばします。
同時に、基礎講座がいよいよスタートです。
今回の基礎講座は「多摩川の植物」と「多摩川の石」です。
「多摩川の植物」については、パルテノン多摩の学芸員・仙仁 径先生、
「多摩川の石」については、校長が講師役です。


クラスごとに分かれて、「植物」と「石」について、それぞれ40分ずつの学習を行います。
「多摩川の石」の方は、まず石の何を見ればよいかです。
「形」「色」「重さ」「手触り」について話をしました。
「形」が丸いのは、日常的に、そして大雨や洪水などで、川を流されてきた結果としての形です。柔らかい石は丸く、硬い石は、角が取れる程度に丸みを帯びています。
「色」は、濃淡はあれどグレーのものは、ほぼ砂や泥などが積もって固まった堆積岩。色の混じっているものや、一部分だけ色が変わっているもの、赤や緑などは、火成岩や変成岩です。
「重さ」や「手触り」も石を判別する手掛かりになります。
一通り説明の後、「自分で不思議そうに思える石を探してきてごらん」との声かけに、これまで関心のなかった路傍の石について、一気に関心がわいてきます。

「この石は何?」と次々に子供たちが持ってきます。

その中に、おや、これは、もしかして・・・

堆積岩の砂岩や泥岩の中には、化石が入っていることもあります。
多摩川でも上流では、サメの歯、砂モグリ、フズリナ、二枚貝、巻貝、シダ植物などの化石が見つかることも珍しくありません。
上の写真は、小さな二枚貝の殻をスライスした断面の化石のようにも見えます。
それからは、子供たちの関心は一気に化石へ(笑)。
あちこちで、砂岩や泥岩を割る姿がありました。砂岩と泥岩は見分けられるようになったかな。
気に入った石を学校に持ち帰ることになりました。


「植物」チームも、絶滅危惧種を見つけたりと、時間いっぱい土手の植物を観察しました。


そろそろ帰校時刻。
別れていた2クラスも集合していたところ、ふとフェンスを見ると、連光寺小のポスターが張ってありました。

これは毎年、川の学習を終えた4年生が、多摩川を持続可能な川にするためにポスター作りをして張っているものです。
このようにして、学習のみならず、この環境を維持していこうという「心」と「意思」も育っていくことを期待しています。
それこそが、持続可能な社会づくりにつながります。難しいことではないのです。

2年生交通安全教室

今日は2年生が交通安全教室に出かけてきました。
多摩市の小学生は、1,2年生の時に全員、多摩川べりの交通公園に出かけて、正しい歩行の仕方や自転車の乗り方を学びます。

着いた早々、まずは車とダミー人形の衝突実験です。

ドンッという音とともに、人形が飛ばされます。
衝撃的な実験ですが、事故の恐ろしさを感じてもらい、この後の交通安全教室に集中してもらおうとのねらいです。

クラスごとに分かれ、いよいよプログラムが始まります。
1組は建物の中に入って、動画視聴や講義、テスト。
2組は外で自転車の乗り方や歩行の仕方を学びます。
2組と一緒に行動しました。
クラスの中も2つに分かれます。まずは正しい自転車の乗り方。
ほとんどの児童が持参したヘルメットを被り、ない児童は交通公園のヘルメットを借ります。
自転車のわきに立ち、空気圧やブレーキの確認をしてからまたがります。
 
公園内周遊道路を走らせます。
スピードをさほど出せないので、ちょっと運転しにくそうな子供もいました。


もう一方のグループは、正しい歩行の仕方を練習しています。
 

外での活動が終わり、1組と交代して建物の中に入ります。
交通ルールや交差点で注意することなど、具体的な話と「忍たま乱太郎」が登場する交通ルールを守ろうという動画を視聴しました。
 
最後にテストをして、合格すれば交通安全教室が終了します。
テストがあるところなど、府中運転免許試験場を思い出してしまいました(笑)。

安全運転教室を終えたということで、一人一人に名前入りの「多摩市自転車運転免許証」が授与されました。

坂道、細い路地、公園、幹線道路、交通量の多さ、と危険個所が多くあるのが連光寺小の学区です。
かつては車と接触する大きな事故も起きています。
5月は小学生の事故が最も多い月です。
くれぐれも交通安全に気を付けて生活するよう、学校と家庭で繰り返し子供に話していきましょう。
また、自転車乗車中の事故は加害者になる可能性もあります。
子供たちにその責任の大きさを意識させていくことも必要ですね。

1年生ひらがなの学習

連休はどのようにお過ごしでしたでしょうか。
職員室では「ずっと家にいました」という教職員の会話がそこかしこで聞こえてきました。

3時間目、1年生の教室で1時間授業を見てきました。
4月から続いている「ひらがな」の学習です。
今日のひらがなは「い」です。まずは担任が黒板に「い」と書きます。
「『い』のつく言葉はありますか?」に対して、
「いす」「ホタルイカ(食卓に並んだのかな?)」「インドネシア!!(よく知っているね)」「イソギンチャック(海で見たのかな)」などなど、たくさん言葉が出てきます。

実は黒板に書いた「い」の文字、わざと形を崩して書いています。
「どこに気を付けて書くといいのかな?」に対して、何人もの子が前に出てきて説明してくれました。
  
さてさて、書く時のポイントを押さえたところで、いよいよプリントに書いてみます。
みんな真剣そのもので、ゆっくりゆっくり、丁寧に書いています。

ある子のプリントを見せてもらいました。
とっても上手に、そしてしっかり書けていました。

丁寧な手順を踏んで、一文字を書かせようとしているからこそ、子供たちは真剣に取り組むのですね。
1年生、頑張った文字がすばらしい!!

一方、教室の窓から校庭を見ると、4年生が体育をしていました。
クラス合同で、運動会の練習をしています。
徒競走と、綱引きの練習をしていました。
綱引きは、ソーシャルディスタンスを取っての競技方法です。
 
コロナ禍での運動会です。
感染予防対策についての昨年度の知見を活かしながら、今年は実施する予定です。
競技種目は2種目。競技時間も、ひと学年のみで行うかもしれません。
多摩市内の感染状況や緊急事態宣言の延長とにらめっこしながら、実施方法を決定します。