日誌

日々の様子

教員研修 ロイロノートスクール

今年度から活用が始まった一人一台タブレット端末ですが、もう子供たちは当たり前のように使っています。
朝教室に入ると、上着を脱いだり、ランドセルをロッカーにしまったりといった身支度の一環として、タブレット端末を保管庫から出して机の上にセットしています。
昨日から低・中・高学年に分けて3日間で行っているフェアリー集会(フェアリーに変装した教員を見つけ、スタンプをもらう集会です)でも、集会委員会の高学年の子供たちから企画書をiPad の Air Drop でもらいました(笑)。

教員も必死です。
そこに児童への「個別最適化」や教員の「業務軽減」といったメリットに繋がる事があるのならば、スクラップ・アンド・ビルドでバランスを取りながら、どんどん進めていく必要があります。

毎日のように授業で使用している「ロイロノートスクール」というアプリのさらなる活用方法を教えてもらうために、ロイロノート本社から講師を派遣していただき、研修会を行いました。
たっぷり2時間、新しい機能の紹介、新しいツールの使い方、授業での活用例などを教えていただきました。

研修会も、密を避けて散らばりながら実施しています。

ほんの一例。
思考ツールとして使うピラミッドチャートを使いながら、例えばこんな形で使ってみるとよいのではという提案に沿って、実際にやってみて実体験してみます。

この手のものは、いくら時間があっても足りません。

OECD 6年生の気候変動への取り組み紹介

OECD(経済開発協力機構)のWebサイトに、本校の6年生の気候変動に対する取り組み動画が掲載されました。
これは、OECDの中で、Global Teaching Insights として、気候変動(気候危機)を教育の中でどのように取り組んでいけばよいかということについて、活動を共有できるように世界各国の教育関係者から活動動画を紹介しているものです。
このOECD、ユネスコ、Education International の取り組みに賛同し、連光寺小学校も昨年度までの活動の取り組みをアップしました。

ぜひご覧ください。

Global Teaching Insights のページ

紹介されている連光寺小の取り組み

3年生 桜の丘学園との交流

3年生は、都立桜の丘学園との交流を行っていますが、今年度はコロナ対策に考慮して、Web交流としまし、本日、体育館で行いました。

まず初めに、両行からの学校紹介です。
桜の丘学園の紹介の後、本校の紹介を3年生児童が自分たちで撮影した動画で行いました。
まず、学校の創立の概要説明。

施設の紹介が続きます。図書室の場面。

こちらは授業の様子の紹介。

やぎと、やぎさんパークの紹介。

屋上の紹介。

先生の紹介(笑)。

最後に質問コーナーとクイズを行いました。
これまでは教員を通じての交流のみでした。
今回は画面上での交流でしたが、一歩前進しました。
私たちと同じ小学生が桜の丘学園にもいるという実感はもてたのではないでしょうか。
より深い相互理解、相互を尊重する思いやりの育成に向けて、まだまだ続けていきます。

 

4年生 「川は自然の宝箱」課題解決学習2

4年生の総合的な学習の時間、「川は自然の宝箱」の課題解決学習その2です。
多摩川での本格的な護岸工事が始まってしまったので、今日は大栗川側で活動します。
「石」チームは、珍しい石を探しているのですが、先週は苦戦していました。
珍しい石…つまり子供たちは鉱物のことをイメージしているようですが、大栗川よりも多摩川の方が、流域の状況を考えれば火成岩(火山活動によってできた石)があるはずです。
大栗川では望み薄いかなぁと思っていましたが、うれしい誤算もありました!

開始とともに、珍しい石探しをしますが、なかなか見つかりません。
あきらめかけて、落ちている石の種類別に代表的なものを集めているときでした。
ふとぼろぼろに朽ちかけている「泥岩(でいがん)」が目に入りました。
こふき芋のように、細かい粉をふいているので一目でわかります。


泥岩には、化石がよく混じっています。
川底や海底の泥が積もっていく場所に生き物の死骸があった場合に、それは埋もれて化石となります。
多摩川では上流に行くと泥岩がよく見られますが、中流にはほぼありません。
もろいので、流れているうちに粉砕されてしまうからでしょう。
ところが大栗川はそれほど長い川ではないので、まだ交通公園あたりでも形になって残っているようです。

期待を込めて、手で割ってみます。
簡単にポロっと割れます。そして、、、、、
あったぁぁぁぁぁぁ!化石が見つかりました!!!

まずはこれ。
二枚貝の型化石(かたかせき)です。
貝殻自体は長い年月の間に水分に溶けて消失してしまいますが、貝殻のあったところだけは空洞になって残るというわけです。
ちょうど貝殻をかぶせたような丸い跡の型化石です。
子供たちは、化石探しの一心不乱モードに入っていきます(笑)。

続いてこれ。

これは葉の化石です。おそらくシダ類です。
葉脈(葉のすじ)がしっかりと残っています。
これも葉自体は消失していて、型化石ですね。

今日は二枚貝とシダの化石が結構取れました。
関東の水域では定番中の定番です。
まれに運が良ければ、サメや魚の歯や骨、すなもぐり(やどかりの仲間)なども見つけることができます。

何はともあれ、珍しい石は見つからず、初期の目的は達成できませんでしたが、課題を大転換して探究が進みそうです。

こちらは帰りに見せてもらった魚チームの収穫。

収穫といっても、食べるわけではありません(笑)。
この後は放流となります。





「たまキッズのせいせきみどころ展」開催中です

聖蹟桜ヶ丘京王ショッピングセンターで「たまキッズのせいせきみどころ展」が開催中です。

3,5年生の地域を題材とした夏休みの自由研究と、6年生の「私の好きな風景」という版画作品が展示されています。

聖蹟桜ヶ丘近隣の、連光寺小学校、東寺方小学校、多摩第一小学校の児童の作品が展示されています。

会期は10月31日(日)までです。

まだご覧になっていない方は、是非ご覧ください。

 

こちらは入口すぐ左手の3,5年生の自由研究の作品。


入口すぐの右手には、6年生の版画作品。


奥にも、6年生の版画作品が展示されています。