日誌

カテゴリ:今日の出来事

学習発表会 第2日目 保護者鑑賞日 

学習発表会を大きな拍手のもとに無事終えることができました。

感染予防対策へのご理解・ご協力ありがとうございました。

行事の度に感じることですが、連光寺小学校の保護者の皆様のマナーの良さにいつも感激しています。

皆様のご協力あっての子供たちの舞台でした。重ねてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

さて、まずは、恒例の朝の黒板から。

1年1組 ↓

1年2組 ↓

2年2組 ↓

5年2組 ↓

撮れなかった学級、ごめんなさい。

 

さあ、開幕です。

 

ここからは、写真で紹介していきます。

1年生「タイム スリップ ファッションショー」

 

 

 

 

 

2年生「ミリーとわたしのすてきなぼうし」

 

 

 

 

 

3年生「連光寺ばやし~むかしむかしの子供たち」

 

 

 

 

 

4年生「ごんぎつね」

 

 

 

 

 

5年生「COSMOS   エル・クンバンチェロ」

 

 

 

 

 

 

 

6年生「響き~HIBIKI~」

 

 

 

 

 

 

 

昨日よりも数段アップした緊張感と集中力。

素晴らしい舞台でした。

みんな、よくがんばったね!

一生懸命さは、みんなを成長させます。

これからも、子供たちが一生懸命になれる場を教育活動の中で創造していきます。

大きな拍手をありがとうございました。

学習発表会 第1日目

学習発表会が開幕しました。

日が昇ってくると暖かい日でしたが、体育館の中は冷えました。

明日、ご来場の際は、防寒対策をお忘れなくお願いします。

 

はじめの言葉(1年生)

 

1年生「タイムスリップファッションショー」

子供たちの衣装とポーズ、流れる曲にご注目。

 

 

2年生「ミリーとわたしのすてきなぼうし」

帽子がポイント。どんな思いでどんな帽子を作ったのでしょうか。ポーズにも注目。

 

 

3年生「連光寺ばやし~むかしむかしの子供たち」

おはやしの踊りと、昔懐かしい遊びの再現に注目。

 

 

4年生「ごんぎつね」

映像と朗読、歌のハイブリッド。最後には胸がきゅんとします。

 

 

5年生「COSMOS エル・クンバンチェロ」

ストンプから始まる合唱と合奏の発表。合奏を始める掛け声には思わずにんまり。

 

 

6年生「響~HIBIKI~」

6年生の伝統、和太鼓。いやはや圧巻。言葉は不要です。とにかくかっこいい!

 

校長先生の博物館~その4

校長先生の博物館を更新しました。
今回は、紫水晶です。宝石名でいうと、アメシストです。
水晶といっても、水晶玉はあれだけの体積の曇りのない水晶から削り出しますからお高いですが、展示してあるのは、破片みたいなものです。
よく土産屋さんで売られている剣山のような水晶です。



そもそも水晶は石英(硬度7)からできています。
なんでも、溶岩が固まるときに溶岩内に水が入って急激に蒸発すると、このような結晶ができるのだそう。
一見、丸い岩を割ると、内側に剣山のような六角形の水晶がびっしりとあるのだそうです。
だから飾ってある水晶も、裏側は岩肌です。
無色透明のものが高いですが、むしろ色よりも、曇りのない大きさの方が重要のようです。
10cm大ほどの水晶玉なら、3万くらいします。

山梨県や長野県は、水晶が取れることで知られています。
飾ってあるのは、山梨県の昇仙峡で昔々に買ったものです。
確か3000円だったような・・・。
子供たちのお年玉で十分買える値段です(笑)。

こういうものは、「なになに?」と、子供も目の輝き(関心)が違います(*^^*)。

避難訓練

先週26日(火)の避難訓練を行ったばかりですが、本日も行いました。
前回は休み時間中の避難訓練。
本日は、清掃時間中の避難訓練です。
緊急事態宣言中は、密と接触を避けて、廊下までの避難にとどめていました。
宣言が解除されたことで、特に教員が児童のそばにいない時間帯での避難のパターンは実行することが必要であると考えての実施です。
今朝、テレビの緊急地震速報が鳴る地震が発生していましたので、「地震」による避難はタイミングの良いものでした。


前回より、20秒早く避難できました。
命に関わりますから、このあたりもシビアです。

全体での訓練終了後は、学年や学級ごとに集まって、校庭や教室で振り返りを行います。



日本の学校の避難訓練は、世界でも高く評価されています。
今日も、放送で緊急地震速報が流れると、素早く廊下で安全な場所を探して身をかがめる5年生がいました。
体の中に避難行動が染み付いています。
これが非常時に生きるのです。

学習発表会スローガン

代表委員会の児童たちが、全校朝会(今日は月初めなので外で実施)で学習発表会のスローガンを発表してくれました。
もちろん話し合って決めたものです。

スローガンは、
「学習したことを活かして一人一人がかがやける発表会にしよう」
です。

朝会後は、早速昇降口に掲示されました。
いよいよ行事が迫ってきた感があります。

椅子のテニスボール更新

本校では、机の脚と椅子の脚にテニスボールがついています。
異音防止と床の傷つき防止のため、5年前につけられたようです。
音に対して敏感な児童もいます。少しでもノイズ音がしなければ越したことはありません。
そのテニスボールもだいぶ色が薄くなってきたり、よく外れるようになっていたりと、傷んできていました。
そこで、PTAの方で更新を考えてくれました。
テニスボールは聖蹟のテニススクールから廃棄するものを調達。
今日の午後、そのテニスボールに加工をして、取り付けました。

PTAの方々が10数名集まっていただきました。


まずは、テニスボールに電動ドリルで穴をあけます。


その穴のままでは足に入りにくいので、カッターで十字に切り込みを入れます。


加工が終わったテニスボールは、教室に運ばれるのを待ちます。


教室では、椅子を机の上にあげ、まず古くなったテニスボールを外します。
簡単に外れるかと思いきや、結構力が必要なボールも。ポンッと小さな音とともに外していきます。




椅子の脚は4本ですから、児童数✖4個のテニスボールが必要になります。
上から押しながらねじ込みます。
簡単に入ってしまっては、簡単に外れてしまうということですから、ちょうどよいころ合いが必要ですね。


今日は、1年生と2年生の教室の椅子のテニスボールを全部交換しました。
テニスボール換算で280個近くです。
新しくなったテニスボールはやはり気分の良いものです。


1,2年生の子供たちが、どんな反応をしてくれるか楽しみです。
お休みの日に、子供たちのためにご協力いただきましてありがとうございました。
改めて感謝申し上げます。

次回は11月13日(土)の学習発表会の日の午後に、3年生以上の学級の椅子のテニスボールを交換する予定です。
お手伝いいただける方は、よろしくお願いいたします。

ご参観ありがとうございました

本日は学校公開でした。
検温や各ご家庭1名限定など、感染予防対策へのご理解・ご協力に感謝いたします。
秋晴れのあたたかな天候の下で、子供たちの学ぶ姿をご覧になっていただけたでしょうか。
様子を写真で紹介します。

《1年生》 算数(ひきざん)と防災の授業の様子
 

《2年生》 体育(宝撮り鬼)と防災の授業の様子
 

《3年生》 図工(おはやしのお面づくり)と社会(わたしたちの町の仕事)の様子
 

《4年生》 体育(キックベース)、学習発表会に向けての準備、水道キャラバン(出前授業)の様子
 



《5年生》 保健(けがの防止)、社会(水産業)の様子
 



《6年生》 保健(病気の予防)、八ヶ岳移動教室に向けての候補地プレゼンの様子
 


6年生の「八ヶ岳移動教室に向けての候補地プレゼン」は、移動教室の日程が11月末になったことに伴い、降雪や低温が予想されるためにこれまでの霧ヶ峰ハイキングは厳しくなってきます。
そこで、散々待たせた6年生に少しでも楽しみを膨らませてほしいということで、自分たちで行けそうな候補地を調べて、決めようとしているところです。


4校時は、引き渡し訓練でした。
コロナ禍で実施できていなかったため、今回まだ行ったことのない1,2年生のみ実施しました。
訓練へのご参加、ありがとうございました。


次回の学校公開は、11月13日(土)の学習発表会となります。
よろしくお願いします。

4年生 クランクイン!

今年度は、秋の一大行事が学芸会の年です。
これまで連光寺小学校は、展覧会→学芸会→音楽会のローテーションで秋の行事を行っていました。
(来年度以降、このローテーションも変える必要がありそうです)
「学芸会」は、いわゆる演劇やミュージカル的な舞台を行っていました。

ところがこのコロナ禍。
これまでのような、舞台で劇をしたり、歌を歌ったりということや、そもそもその練習にも不安が残ります。
演じている側だけでなく、観客側もそうです。
ということで、今年度は純粋な「劇」というものから少し趣向を変えて、各学年で感染対策に配慮した様々な取り組みをしています。
このホームページでも紹介した、演奏であったり、お囃子であったりです。
4年生は、教科書にも載っている名作「ご〇ぎ〇ね」の、実写版動画にチャレンジしています。
つまり・・・映画づくりです。
演者、カメラマン、進行、脚本家ならぬプロデューサー、と様々な役割があるようです。
今日の午後、学年で大谷戸公園にでかけ、いよいよ撮影がスタートした模様です。
クランクイン!です。
 

 

 



カメラはもちろんiPad。
ここでも、一人一台端末が生きています。
小学生が映画作りなんて、今まで考えられないことでした。
技術の進歩に舌を巻かざるを得ません。
それをアイデアとして考案し、子供たちをやる気にさせ、任せてやらせてしまう、そんな担任の先生たちの思いと実行力、そしてそれに応えようと活動する子供たちに感心と感激です。
4年生は11月2日に、「総合的な学習の時間」の多摩川の学習で御岳山に行ってくるのですが、その時にもロケ!をする予定だそうです(あれ?オフレコだったかな?)。

今年の学芸会は全入れ替え制ですので、基本的にはお子さんの学年の出し物しか見ることはできませんが、どの学年も例年にない形の学習発表になります。
皆様、どうぞお楽しみに!!

令和4年度新入学生 就学時健診

今日は全学年が給食後下校で、午後の授業はありませんでした。
令和4年度新入学生のための就学時健診を行ったためです。
次年度に向けて学校も動き出しています。


入学予定児童数は、40人台となりそうです。
少人数の2クラスになりそうです。
密を避けるため、あいうえお順で15名ごとに分かれて、時間差をつけて行いました。
もちろん入口では検温をします。


緊張した面持ちの園児たち。
いくつもの健診を受けて、終わるころにはかなり慣れていたでしょうか。
入学をお待ちしております。



今週から気温が随分と冷え込んできました。
官公庁のクールビズは10月いっぱいですが、月曜日からスーツの上着を羽織り、ネクタイもしています。
子供たちはよく見ていて、
「あれ?今日は何かあるのですか?」
「今日は校長先生らしい格好ですね!」(1年生から!)
と今週になってから何度声をかけられたか(笑)。

周りの人の服装に関心が行くことは、ご家庭でも服装に関する話題が出ていることの裏返しですし、身だしなみを整える意識にもつながります。
嬉しいことですね。

6年生 多摩太鼓・本格的な練習開始

連光寺小の6年生に長く受け継がれてきた6年生の多摩太鼓の本格的な練習が始まりました。
 

大太鼓、締太鼓を方々から借りてきて台数をそろえ、
毎年お世話になっている多摩太鼓愛好会の阿部先生、渡辺先生も指導に来ていただいています。
11月12,13日の学習発表会に向けて、演奏する楽曲名の「鼓魂(こだま)」の名のごとく、太鼓に魂を入れる演奏練習を重ねていきます。
来週からは体育館でも練習をします。
学習発表会を楽しみにしていてください。
 

 

 



地域・近隣の皆様。
時間を区切って太鼓練習は行いますが、太鼓の大きな音が響くこととなります。
学習活動の一環として、子供たちに伝統楽器の演奏(触れ合い)を通して、礼儀や作法、心構えなどを体得してもらうことが目的です。
何卒ご理解いただきますよう、お願いいたします。
なお、近隣の皆様には、練習時刻を記したお手紙を配布させていただきます。

6年生 Fridays For Future

9月13日に6年生で実施した、エネ小屋の再生可能エネルギーの授業。
その中に、一人の都立高校生がいました。山本さんです。
山本さんは、温暖化へ警笛を鳴らしてスウェーデンの国会前で金曜日にストを始めたグレタ・ツゥンベリさんらと思いを同じくし、日本でのFFF(Fridays For Future)に参加しています。
決められた金曜日に国会前で温暖化防止対策を政府に訴える、高校生や大学生たちの活動です。

興味津々だった子供たち。昨日、山本さんに再来校していただきました。
子供たちに話していただく要点はずばり「なぜ気候変動の危機を行動にして訴えようと思ったのか」です。
山本さんを駆り立てる思い(動機)に触れて、
再生可能エネルギーへの思いを膨らませ、授業に生かしてほしいと思いました。
 

山本さんだけではなく、思いを同じくして活動している横浜の前平さんも同行です。
二人とも、この日は小学校に話に行くということで、通っている高校の許可を取って来校してくれました。
 

「気候危機」の現状、世界の発電エネルギーの動向、世界の10代の若者の動向などをプレゼン資料を用いて説明してくれました。二人に共通しているのは、「このままではいけないという気候に対する危機感」と、「私にできることをしなくては」という抑えきれない思いでした。
時間が経った時、「ああ、あの時もっと訴えていれば社会が変わったかも」と思いたくないとのこと。
 

 

社会や経済を変えていくことは、もちろんたやすいことではありません。
それも承知で、でも動かずにはいられないということが動機です。
経産省や環境大臣などとも接触をし、テレビでも取り上げられ、社会へのインパクトはありました。
一定の成果も上がっていると言えるでしょう。
山本さんたちも認めるところです。

本当の問題はここからです。
10代の若者たちを駆り立たせた今の大人たちが、それにどう答えていくのかということです。
FFFは、10代の若者たちだけの問題ではないのです。
さて、子供たちは、二人の高校生のメッセージから、どんなことを受け取ったでしょう。

6年生 保健指導

今年度2回目の身体計測が始まりました。
計測に合わせて、高橋養護教諭が保健指導を行っています。
今日は6年生の身体計測の日でした。
今回の6年生の保健指導の内容は、「生活習慣病」についてです。
学年によって、指導内容が異なります。
 

生活習慣病は、かつて「成人病」と言われていましたが、大人に限ったことではないために「生活習慣病」と呼ばれ方が変わりました。
生活習慣病のベスト3は、がん、脳卒中、高血圧です。


それぞれに、生活習慣が影響して発症するケースが多くなっています。
食生活や運動などに気を配って生活することが大切であると学びました。
小学生にとっては、ジャンクフード、お菓子、ジュースなどが気を付けなければいけない最右翼になりますね。
食べてはいけないのではなく、食べ過ぎに気を付けることです。
 

悪い習慣が染みついてしまうと、なかなか変えることは難しくなってきます。
同時に、体に確実にそれらの痕跡が蓄積されていきます。
血管に脂肪がびっしり・・・とならないうちに、毎日の生活環境を考えてみましょう。

5年生 家庭科「ごみの減量」

昨日、5年生の家庭科で、エコプラザ多摩の職員の方々をお招きして、ごみの話を聞きました。
家庭から出るごみは、家庭の生活スタイルにも直結していますし、そのごみの出し方自体に家庭でひと手間をかけることで、税金の無駄遣いを減らすことにもつながります。
多摩市では年間ごみの処理に26億円がかかっているとのこと。
これを人口当たりで割ると、1人当たり17,567円となるそうです。
ゴミのためにこんなに税金が使われることになっています。
皆さんのご家庭は、何人家族ですか‥‥?
 



最近話題になっているプラスチック。特にペットボトル。
多摩市では入札によって取引業者を決めていますが、ペットボトル、ラベル、キャップの分別が完全にできてなく、取引価格が安くなってしまっているとのことでした。
これは、当初の多摩市の回収方法が、ラベルを剝がさなくてもよい形から始めたことも影響しているとのことです。
現在は、ペットボトル本体とラベル、キャップは分離してくださいとのことでした。
回収されたからのこの分離作業、実はエコプラザ多摩の中で、人力で行っているのです。
 

 

3Rはよくつかわれる言葉ですが、多摩市では1つ足して4Rの活動を公報しています。
4Rは、
①Refuse(リフューズ)

不要なものは、「いらない」「買わない」と手に取らないことです。
②Reduce(リデュース)
ごみを減らすことです。詰め替えパックなども当てはまりますね。
③Reuse(リユース)
使えるものは、くりかえし使うことです。電気税品によく言えますが、修理もその一つの行動です。
④Recycle(リサイクル)
資源回収を行って、再利用することです。
の指標になります。


もっともスポーツドリンクなどは、ペットボトルのものしか手に入りません。
Refuse(リフューズ)しようとしても不可能です。
消費者側だけの活動では、おのずと限界があります。
そして、それは最終処分場にも影響を及ぼしています。
実はプラスチックのゴミの50%はサーマルリサイクルという名前はついていますが、燃料として燃やされているのです・・・。
次の一手である合意や規制、ルール作りなどが社会に必要な時期になってきていると感じているのは、皆さん同様ではないでしょうか。

令和3年度 後期が始まりました

令和3年度後期の教育活動が始まりました。
けじめの始業式を校庭で行いました。
今日も天気が良すぎて暑くなりそうです。
(今日30℃を超えれば、10月としては史上2番目に遅い暑さの記録だそうです。)

週末の終業式も、今日の始業式も、8:25開始予定でしたが、
8:20にはほとんど整列が終わって、8:22から始めることができました。
素晴らしい!!!


校長からは、
・遠足や社会科見学、学習発表会、移動教室など、去年はできなかった楽しい行事が続くので、体調管理に気を付けましょう。
・気温の差が大きいので、寝るときや朝、次の日や今日の気温を天気予報で見て、重ね着などをしましょう。
と話しました。
なんといっても、健康第一。幾つになっても体が資本です。
ご家庭での健康管理を、後期も引き続きよろしくお願いします。

児童代表の言葉は、2年生と4年生です。


4年生は、原稿を手に持ってはいたものの、暗譜で代表の言葉を述べることができました。
さすがです。


最後は校歌斉唱です。
今回も、昨年末のオーディションで決まった2名です。


後期もよろしくお願いします。

来週末(23日(土))は、早速学校公開です。
(最初にこの記事をアップした時に、今週末と誤って掲載していました。
正しくは来週末でした。申し訳ありませんでした。)
前期と同様、出席番号で区切っての公開となります。
詳しくは後日配布のお知らせをご覧ください。

令和3年度 前期終業式

本日をもって令和3年度 前期の教育活動が終了します。
半年間にわたる教育活動へのご理解・ご協力にあらためて感謝申し上げます。
特に、長く緊急事態宣言が発出されていた中での日々でした。
日々のお子さんへの感染予防策のご協力、また、運動会や学校公開、面談等での保護者の皆様の感染予防策へのご協力により、校内でクラスターなどが発生することもなく終えることができました。
ありがとうございました。

緊急事態宣言が明けたことで、すべてがフリーになるわけではありませんが、感染予防に引き続き配慮しながら、教育活動の範囲を広げていきます。
遠足や社会科見学、学習発表会、6年生移動教室と、子供たちが楽しみにしている行事も目白押しです。
引き続き、ご家庭やお子さんの感染予防策にご配慮くださいますようお願いします。

月曜日に全校朝会を行ったばかりでしたが、けじめとして、終業式を校庭で行いました。


校長からは、ノーベル物理学賞に決まった真鍋淑郎さんにちなんで、
「好奇心」が前期の学習で生まれましたか。
「好奇心」を探すために勉強は必要です。
「好奇心」は一生の糧になります。
という話をしました。

児童代表として、3年生と5年生の児童が前期の学校生活を振り返り、発表しました。
 



最後に、校歌の斉唱です。
といっても、話す程度の声の大きさですが・・・。
伴奏と指揮者は、昨年度末にオーディションで選ばれた、
始業式・終業式担当の6年生です。


後期は月曜日から開始です。
なんとなく、終業式と始業式の間に期間がないのは妙な居心地です(笑)。
来年度は、この間の秋休みを設けることも少し考えています。

小中交流会

昨日の午後、連光寺小に、聖ヶ丘小、聖ヶ丘中の先生が集まり、小中交流会を行いました。
毎年行っているもので、小中の先生が一同に集まり、子供たちの様子や指導方法、連携などについて話し合っています。
3校を順に回っています。
本来ですと、5時間目の授業を参観してもらい、その後に協議を行うのですが、コロナ禍ということもあり、授業参観はカットし、その分協議の時間にしました。
たっぷりと話し合いをすることができ、とても有効でした。
 

今年度、2月に「多摩市こどもみらい会議」が開催されます。
聖ヶ丘ブロックは発表校になっています。
その発表に向けての意見交換という意味合いもありました。


地域の子供たちを小中が協力して育てていくというスタンスの下、とても有意義な会となり、教員からも充実していたとの声が聞こえました。
知りえたこと、学んだこと、分かったことをこれから子供たちに返していかなければなりません。

5年生 稲刈り

昨日、5年生が稲刈りをしました。
5月31日に植えた稲です。実りはどうでしょうか。
 

谷戸田ボランティアの皆様にサポートしていただいての作業になります。
おや、稲刈りなのにまだ田に水があるぞ…?
じつは、ここの谷戸田は、水を抜かないのではなく、水が抜けないのだそうです。
その分、水不足に悩まされることはありませんが、当然稲刈りの際もズブズブと泥の感触を楽しむことになります(笑)。
とても貴重な体験です。
鍬を使って刈っていきます。
 

 

何回も田に入って刈っている子供もいました。
やってみると結構はまるものです。
刈った束は、束ねて二股に分け、干します。
 

 

こちらは2回目に挑戦しようという子供たち。
そう、すでにアドマチック連光寺、谷戸田コレクションの状態(笑)。
楽しそうです。
 

刈り終わった後は、恒例の泥落としです。
田植えの時に一度経験しているので、もう慣れたものです。


少し時間が余った子供たちは、羽澄先生と谷戸田の生き物探しに向かいました。


毎年、本物の田んぼで、貴重な体験をさせてもらっています。
東京都ですよ、連光寺小は!!!
豊かな自然の恵みと、ボランティアの皆様に、ただただ感謝です。
ありがとうございます。

園児の運動会練習

校庭で、近隣の保育園児たちが、運動会に向けて練習をしています。
バトンを使ったリレーや、ダンス演技の練習です。
小さな体で頑張っている園児を見ていると、こうやって大きくなって小学生になってくるんだなぁと、感慨がわいてきます。
園児の皆さん、頑張って!応援しています!!
 

久しぶりの校庭での全校朝会

緊急事態宣言が金曜日に開け、24日(日)までがリバウンド防止措置期間となりました。
緊急事態宣言やまん延防止措置のどちらも出ていないのは本当に久しぶりです。
ちなみに、今年度、緊急事態宣言かまん延防止措置のどちらも出ていなかったのは、
・1/1~1/7 までの7日間
・3/22~4/11 までの21日間
・10/1~
と、わずかな日数しかありません。
どちらも発出していないことで、何か月かぶりの外での全校朝会です。


始めに、今後やってくるであろう感染拡大第6波を最小限に抑えるために、引き続き、一人一人が
感染予防に配慮した手洗いやマスク着用、3密の防止を心がけて行っていきましょうという話をしました。
子供たちは「わかりました!」と手を挙げています。


保健委員会の発表もありました。


雲一つない外での全校朝会で、1週間の始まりのスイッチが入ります。

そして中休みには避難訓練も。
(緊急事態宣言という)鬼の居ぬ間の・・・ではありませんが、できなかったことができるのは、青空のように気持ちも晴れやかになります。
今日の避難訓練の設定は、中休みに地震が発生して避難するというものでした。
こちらも久々の外への避難でしたが、比較的整然と完了です。
(少し話声が聞こえてきました。次回の課題です。)


花壇を見ると、先週種まきした「れんげ」の種が、台風の雨と、台風一過の気温上昇で、もう発芽していました。

環境委員会がレンゲの種を蒔きました

9月30日(木)の6校時の委員会の時間に、環境委員会の児童たちがレンゲの種を蒔きました。
日本レンゲの会の皆様の協力で、数年前から休耕期にレンゲを育てています。
花壇を彩ることはもちろんですが、レンゲは緑肥にもなり、連作障害などを防いでくれます。
一石二鳥です。

まずはレンゲの効用と蒔き方を説明しています。


ひととおりレクチャーが終わって、みんなで蒔きます。
空に舞うようにフワッと広がるように蒔きます。


もう一つの畑でも。


蒔いた種はこんな感じです。


図工室前の花壇と、2年1組前の花壇に蒔きました。
 

もう少し種が余っていましたので、ロータリーの植え込みにも蒔いてみました。
少し土が締まっているので厳しいかもしれません。


レンゲは基本的には手入れ不要の野草です。
雑草に負けないようにだけ注意して、
うまくいけば、卒業式ごろにピンク色の花が咲いているかと思います。

連光寺小の昔の話

昨日朝、転校してしまう児童のおじいさまが丁寧にご挨拶に来てくださいました。
いろいろお話をしていると、まだ多摩村だったころの連光寺小の創立のころの話になりました。
おじいさまのお父様が、この地で稲作をしており、今度ここに小学校を創りたいので土地を市(当時は多摩村)に売却してくれないかと当時の村長さんから話があったそうです。
子供たちのためならということで、ご先祖様から受け継いだ土地を村に提供してくださったのだそうです。

学校には、「沿革史」というものが備えられています。校長室の金庫に入っています。
何月何日にどんな教育活動が行われたのかを記録しているものです。
連光寺小にも、創立前の工事着工時から、現在までの記録が2冊の「沿革史」に記されています。
ちなみに今年は創立48年目です。



その「沿革史」は、通常、工事着工や創立年の4月1日から始まることが多いのですが、連光寺小のものは、連光寺小を創立するために用地を提供された方の名簿から1ページ目が始まっています。
12名の方々が土地を提供してくださり、創立されました。
歴史の重み、地域の方々の願いを感じる、1ページ目です。

ご挨拶に見えられたおじいさまのお父様の名前が、もちろん1ページ目には記されていました。
そんな心震える歴史を子供たちにも伝えたくて、早速該当の学級の朝の会にお邪魔して話をしました。
話し終わると、
「校長先生、ちょっとその名簿を見せてください」
と呼び止められました。
「あ、やっぱりおじいちゃんの名前があった!」
なんともう一人、用地を提供された方がご家族にいらっしゃいました。
聞いていた子供たちからは拍手が沸いてきました。
こうして歴史は続いていくのだなと、改めて感じました。

地域を大切にする連光寺の伝統が息づいていることを実感させる出来事でした。

ちなみにおじいさまが子供のころ、今は連光寺小の校庭の地下を暗渠で流れている大谷戸川は、田んぼの真ん中に流れており、そこでは天然のうなぎも捕れたそうです。
まるで4年生の国語で習う、「ごんぎつね」の世界です。
連光寺、なんだかやっぱり、不思議な地域のぬくもりを感じる、いいところです。
貴重なお話をありがとうございました。

↓校長室に飾ってある大正時代の連光寺本村見取図↓

雨の日に見る育ちの良さ

雨が降るといつも感心することがあります。
昇降口に立って朝の挨拶をしているときに、みんなしっかりと傘をたたんで傘立てに入れることです。
もちろんごく数人には声をかけたりもしますが、9割以上の子供たちが当たり前のように傘をたたんでいます。


家庭であればたたまずとも本数が少ないので大丈夫かもしれませんが、学校や出先など、多くの人が利用するものや場所については、配慮が必要になります。
また、傘の場合は、自分の傘の破損を防ぐ意味合いもあります。


いずれにせよ、連光寺小の子供たちを見るにつけ、しっかりと生活習慣が身についている育ちの良さを感じます。
今まで勤務してきた学校の中で、間違いなくNo.1です。
ありがとうございます。

5年生 理科「流れる水のはたらき」

昨日、5年生が校庭で理科「流れる水のはたらき」の流水実験をしていました。
5年生は、1組の藤枝先生が理科を、2組の三家本先生が社会を2つの学級に教えています。
交換授業といって、教科によって隣の学級の担任が教える「教科担任制」的なものを全学年で実施しています。

この「流水実験」で確かめることは、
・カーブした水の流れの外側と内側の流れの速さの違い
・カーブした水の流れの外側と内側の様子の違い
などです。

多くの学校では、砂場に流水実験機を用いて演示実験を1つだけ行いますが、連小はよい具合の土地がプールわきにあります。
ここの斜面を利用して、川を作り、水を流し、流れがよくわかるように土壌改良剤のパーライト(軽石)の粒も流しました。
役割分担で、水を流す人、パーライトを流す人、そして最近のトレンドは、動画を撮る人、です(笑)。


 

さて、様子はどうなったでしょうか。
カーブの外側に、張り付くようにパーライトが付いています。
外側の急な流れに流されて、河岸?に押し付けられた様子です。
一方、内側には、緩い流れで行き場を失ったパーライトが漂流して打ち上がります。


もう少し時間をかけて流せば、細砂と中砂に分かれて堆積してくるはずです。

流れ着いた終着点?には、泥の泡が扇状地のようになっていました。
甲府盆地のミニチュア再現ですね。


一方、1つだけある流水実験機を使って、砂場の砂で実験した班では、立派な中州ができていました。
扇状地に中州、まさにまんま川の流れの再現です。


こんな実験も、教科書に付属のデジタル教材やNHKのビデオ、昔、多摩市の教員の理科部で作成した動画などを使えば、あっという間に見ることはできます。
しかし、「見る」ことだけで100%の理解につなげるのはまったく十分ではありません。
自分の手で、自分の目で、そしてその結果で、学ぶことで学習の理解が定着します。
より理解が深くなるように、デジタルとアナログのバランスを取りながら併用して授業を工夫しています。

2年生 生活科「やぎ博士になろう」

昨日の5時間目、かわいい訪問者たちが校長室にやってきました。
「ヤギのことについて聞きたいのですが、少しいいですか」
丁寧な言葉遣いの2年生の子供たちでした。

生活科で、「やぎ博士になろう」という単元があります。
その中で、どうやら校長先生に聞いてみようということになったようです。


「毎日どんなお世話をしているのですか」
「なんで2頭なのですか」
「4頭いた時の残りの2頭はどうなったのですか」
「なんで頭突きをしてくるんですか」
「やぎにも肉球があるのですか」
「角は切っても大丈夫ですか」・・・
様々な素朴な質問がたくさん出てきました。
答えたことを、真剣に、しっかりとワークシートに記入しています。


本を調べる子、タブレットで調べる子、インタビューする子、実物を観察する子、
様々な調べ方法を用いて、調べることも学びながら、まとめていきます。

ふと、職員玄関に飾ってあるエゾジカの角を思い出し、
「シカの角は見たことある?」
の問いかけに、子供たちは知らなかった様子。
教室に帰るときに職員玄関に寄り道して、エゾジカの角を見て、触っていきました。


これは私が副校長時代にご近所の方から寄贈されたもの。
知床半島に行ったときに、偶然見つけて拾われたものだそうです。
手にした子供たちは、
「かた~い」
「重いね」
「(角の模様が)ピクルスみたい」
と、それぞれに感想を漏らしていました。
いろいろなモノが校内にあるのは学びが広がりますね。

どんなまとめになるのか、楽しみにしています。

4年生 倍の見方

校内の授業を見て回っていると、いろいろな場面に出くわします。
子供たちと目が合って合図しあったり、
スキンシップの求めに応じたり、
ノートを覗いてアドバイスをしたり、
担任の先生に突然指名されて話したり、
思わず楽しくて1時間授業を聞いてしまったり、
学校において「授業」は、学びの神髄ですから、楽しくないわけはありません。

4年生の算数では、今日から新しい「倍の見方」という単元を始めていました。
AはBの何個分といったように、互いを比較してどれだけの量があるとか言った、「比」や「関数」へ続く入門の単元です。
抽象思考が入ってきますので、ぐっと理解の難易度が高まります。
そこで、抽象思考をより脳内で描きやすくするために、実物を見てイメージさせることも一つの方法です。
9月24日に3年生の理科で「五感を働かせる体験がとても重要」と書きましたが、算数にもそれは当てはまります。
さて、本日の課題はこれ。


頭の中でイメージすることが求められます。
ICT機器を使用するのも一つの方法ですが、目で見て分かったつもりになりがちなこともあります。
量感は、目だけでなく、体で感じさせることも大切です。
授業では、廊下で540cmと180cmのテープを使って確かめていました。


課題、量感を頭の中でイメージさせる一助の活動です。

一方、他の教室ではこんな場面に出くわしました。
タブレットを使っていない授業なのに、自分で授業と関係のない他の画面を見ていた子供に対して、ロックをかけていました。


タブレット端末は、想像に難くないように、諸刃の剣の側面もあります。
繰り返し注意しても使い方に課題があるようであれば、時にはこんな措置も必要です。(教員の端末から遠隔操作で、ロック ⇌ ロック解除 が可能です)

3年生 音のふしぎ

校長室と音楽室は、廊下を挟んではす向かいの位置にあります。
校長室の扉は、来客のない限り開け放してありますので、音楽室の音がよく聞こえてきます。
(コロナ禍で歌唱の声が聞こえてこないのは残念でなりませんが・・・)

今日の1時間目。
なんだか派手な打楽器の音がします。
はじめは11月の学習発表会(学芸会)に向けた合奏の練習かなと思っていたのですが、どうもリズムが感じられません(笑)。

覗きに行ってみることにしました。
 

 

 

3年生が、理科の音の勉強をしている最中でした。
リズムがないはずです(笑)。
音は、物(空気)の振動によって発生し、伝わっていきます。
振動の幅が大きければ大きな音に。振動の回数が多ければ高い音になります。
実際に、楽器を叩いてみて、楽器がどうなって音が発生しているのかを、各自が確かめていたのでした。

実は、小学校で音の勉強をするのは20年ぶりです。
学校で学ぶ学習内容は、文科省の出す「学習指導要領」に定められており、それに沿って教科書も編纂されています。
20年ほど前に「音」の学習が削除されてしまいましたが、昨年から実施の新学習指導要領で復活したので教科書にも単元が載っています。
「物理」分野への早くからの学びが必要とされた、との見解があります。

「音」=「ふるえ」
ということを、子供たちは試して、やってみて、改めて実感していたようです。
ワークシートにもしっかり記していました。
理科は、五感を働かせる体験がとても重要です。
 

2年生 ニッセイ緑の財団 ドングリの苗

ニッセイ緑の財団から電話がありました。
2019年に配布したドングリの種は、苗になって育っているでしょうかという内容でした。
東日本大震災で被害が大きかった地域へ、緑の苗木を送って復興の一助にしてもらおうという活動です。
今回が最後の支援となるそうです。
現2年生が、1年生の時に話を聞いて、ドングリの種をポットに入れて苗木として育ててきました。
現在、58本が育っています。
10月に苗木は回収され、今年は仙台で植樹されるとのことです。


私自身、東日本大震災の被災地には、いまだ大きな関心があります。
2015年に、福島第一原発の脇を通る国道6号線が物流のため開通した時、夏休みに被災地を訪れたこともあります。
放射線量も、除染の済んでいた国道6号線上ですら、まだ多摩市の平時の200倍くらいありました。
富岡、南相馬、飯舘、南三陸、石巻、女川・・・その惨状は、4年たった時でさえ目を疑うものでした。
現在はどうなっているのでしょうか。

いずれにせよ、微力ながら、緑の復興に学校として力を貸せることをうれしく思います。
大きく育ってほしいです。

4年生 川は自然の宝箱 課題を決めよう!

4年生は、一年間を通して「総合的な学習の時間」で多摩川について学習しています。
緊急事態宣言の影響で、まだ多摩川の上流を見に行けていませんが(11月に予定)、基礎学習で学んだことから、自分の課題を決めて、各自が課題解決学習に入ります。
それぞれが、どんな課題にするのか、その課題をどうやって調べたり確かめたりしていくのか、最後にどうやってまとめるのか、初めの段階での青写真を計画しているところです。

多摩川の水生生物や魚に詳しい宮田先生も来てくれました。
野鳥や小動物に詳しい羽澄先生も。
 

多くの先生の手を借りて、自分の課題の計画を立てていきます。
 



一方、もう調べることが決まっていて、調べるのを待てなかった子供もいます。
夏休みの自由研究で、多摩川の石について、関戸橋と是政橋で石拾いをし、調べてきたものを標本のようにまとめていました。
素晴らしい出来栄え!!!
 


授業でこれをさらに発展ですね。

多摩川の学習は、教えているほうもワクワクしてくる、ダイナミックな学習です。
子供たちには、学習が終わったときに多摩川や水辺に対する「価値観」を持ってもらいたいと思います。

お月見

家庭科講師の矢澤先生が、事務室前の飾り棚にお月見の飾りを飾ってくれました。
お団子は紙粘土。
木彫りのフクロウは、もともとこの飾り棚に置いてあったもの。
ススキなどの草花は、自宅そばの浅川周辺で摘んできたもの。
ちょっとした華やかさが、子供たちや教職員の気持ちを和ませてくれます。


ちなみに、このフクロウの位置、子供たちが通るたびに変わっていきます(笑)。


今年は、9月21日(火)が十五夜です。
台風一過で、大きなお月さまが見られるでしょうか。

ちょこっと研修会(ICT)

金曜日の夕方の職員打ち合わせの後、「ちょこっと研修会」がたびたび開かれています。
校内のICT担当の一人、算数少人数の植村先生の企画です。
「そろそろ始めまーす」
の声かけで、実習生も含めた職員室のほとんどの教員が職員室後ろのテーブルに集結していました。


この日は、パソコンのショートカットキーの使い方でした。
パソコンを使うとき、マウスを使う人が多いと思いますが、
実はマウスで行う操作は、キーボードのキーの組み合わせでほとんどが実行可能です。
キーを使った操作をすると、マウスに手を動かさなくてよいので、積もり積もればかなりの操作のスピードアップにつながるはずです。
すべてのことを覚えていなくても、使えるものからやってみることで、自分の一番やりやすいスタイルになっていくはずです。


こんなちょっとした集まりが、積もり積もって職員の輪を作っていくような、そんな雰囲気でした。
連光寺小の職員室、なかなかです。

3年生 朝の様子とICT機器の使用

朝の健康観察までの時間、子供たちはそれぞれの学級で決められていることをして過ごしています。

3年生は、学芸会で何をやろうかということを、学年の実行委員の子供たちが音楽と図工の先生に相談に行ってきたようです。
春日神社のお祭りのお囃子がよいのではとアドバイスを受け、それを昨日の朝に学級のみんなに報告していました。

その前後には、一昨日、大学院教育実習生の吉田先生が国語で行った、「山小屋で三日間過ごすことになったら何をするか」という課題について、GoogleのJamボードを使用して、隣の子とペアになって付箋紙に書くようにして画面上でアイデアを張り付けていくという学習の続きをしていました。

国語の学習内容はもちろん、新たなアプリの使い方にも慣れていきます。
様々なアプリの使用方法が習得できれば、課題にあった解決方法を選択できるので、アプリの習熟に初めは時間が必要ですが、その後は大きな武器になります。
作製途中のJamボードを見てみましょう。
 

いくつか付箋紙を貼り付けることができると、自然と子供たちは仲間分けしていきます。いわゆる情報の整理です。
今回は季節で整理しているペアが多かったです。
 


このような学び方は、ICT機器が一人一台配布されないと難しいことですし、まさに新しい学び方になります。

ゆくゆくは、毎日子供たちにタブレット端末を自宅に持ち帰らせ、自宅で宿題としてこのような学習も進めさせたいところですが、
・破損時の保険の問題(タブレット端末は市からの貸与品ということになっています)
・いくつかのSNSやオンラインゲームでログインが可能な問題(校内で様々に試しています)
・情報モラルやリテラシーなど、タブレットを持ち帰った際に誰がどうやって子供の使用を見守るのかという問題
など、いくつかクリアしなければならない課題や見えていない課題がまだまだあります。

当面は、自宅での授業視聴を希望される場合にのみ、持ち帰りを行っています。
ご了解ください。

1年生 朝の様子

朝の健康観察までの時間、子供たちはそれぞれの学級で決められていることをして過ごしています。

1年生をのぞいてみます。
タブレット端末を保管庫から取り出し、ミライシードというドリルを進めています。
国語と算数のドリルで、正解するとポイントがたまっていきます。
連続で正解すると、ボーナスポイントも付きます。
字も読めるようになり、計算もできるようになった子供たちは、ポイントがたまるのを楽しみながら、学習に取り組んでいました。
 

60,000点(すごい!!!)たまったよと見せに来てくれる子もいました。


ゲーム感覚で楽しみながら学習できるのはいいですね。
1年生のみなさん、どんどん進めて学んでください!

ちょっとした心遣いを広げよう

夏休みが明けた9月1日。
校内を回っていると、6年生前の廊下では、さっそく夏休みの自由研究の作品が飾られていました。
ところがこの日は、11時すぎから急な降雨。
廊下の窓はコロナ対策で全開でした。

給食を準備している12時半ごろに6年生前をちょうど通りかかると、6年生女子に呼び止められました。
「校長先生、いらない紙はないですか?」
様子をうかがうと、開いていた窓から吹き込んだ雨が、自由研究の作品をぬらしていました。
それに気付いた6年生女子数人が、ハンカチなどで水滴を拭き取っていました。
それを見て一緒に手伝おうとしたときに、「紙」のことを声かけられました。
各教室にある再生紙置き場から、比較的きれいな紙を10数枚手にし、また現場に戻ります。
すると、水滴を拭くための紙だとばかり思っていたのですが、女子たちは冊子状になっている自由研究の作品をぱらぱらとめくり始めました。
そう、用意した紙を、自由研究の冊子状になっている作品の1ページ1ページに挟み込んで、作品を保護しようとしていたのです。


その発想と、心遣いにとても感動しました。
誰の作品であれ、それを大切にしようと知恵を働かせて動ける姿は、素晴らしい!
このような心遣いが、私たちが生きていく上で、特に現代社会において不可欠なのだと感じます。
パラリンピックが閉幕したばかりですが、誰もが大切にされ、誰もが尊重されるためには、こんな心遣い、そして行動が大切なのだと思います。

もちろん、月曜日の放送全校朝会で話しました。
ありがとう。

校長先生の博物館③~モルフォチョウ

夏休みが終わって、校長先生の博物館を更新しました。
 

今回は、モルフォチョウの標本を飾ってあります。
北アメリカ南部から南アメリカにかけて80種ほどが生息する大型のチョウのモルフォチョウです。
その昔、よく南米のお土産などで、額に入った蝶の羽でかたどった色彩鮮やかな飾り絵を見たことがないでしょうか。
そのチョウこそがモルフォチョウで、その美しいブルーの羽の輝きから、飛ぶ宝石とも言われています。

チョウの色は、羽についている鱗粉(りんぷん)という水をはじく粉の色によって表れています。
しかし、モルフォチョウの色は、実は色素ではなく、羽
の表面にある櫛形の鱗粉で光の干渉が起き、光沢感のある青色が見えるのだそうです。これを構造色と言います。
例えばDVDのディスクの裏面。光にかざすと、虹色に見えます。あれはDVDの色ではなく、裏面のディスクに空いているたくさんの小さな穴が光の干渉を起こして虹色に輝きます。
モルフォチョウの青色は、これと全く同じ原理です。

飛び方にも特徴があって、日本のチョウのようにあまり羽を羽ばたかせません。ひらひらと、フワッフワッと羽ばたかせて、力なく飛んでいくような、そんな様子です。ぜひ動画で検索してみてください。
飛んでいる実物を一度見てみたいものです。


廊下では、子供たちが「奇麗~」といって見入っています。
博物館の内容が変わるたびに立ち止まって見てくれる人が多いのでうれしくなります。

オンライン授業配信

昨日から早速授業が始まりましたが、同時にオンライン授業配信も始まっています。
複数の学級でGoogle Classroom を用いて授業を配信し、家庭で子供たちも挙手したり、回答したりと、大人が感じる以上に子供たちはスムーズにオンライン授業で学習を進めているようです。

これはまさに授業を配信しているところ。
先生の手前に立ててあるiPadで映して配信しています。


画面を子供たちのほうに向けて、教室にいる児童がオンラインで参加している友達を見ることができるようにセットする場合も。


ちょっとした時間に、先生とクラスメートが画面越しにオンラインで参加している友達に話をすることも。


今後に備えて、授業配信の参加の仕方をみんなで練習し、グループごとに実際に試してみたりもしています。
これはもちろん全学級で練習しています。


教員も、子供たちも、もしもに備えての安心を得るために懸命です。

感染拡大防止対策の一日

配信メールや本ホームページでお知らせしていました感染拡大防止の対策。
本日からスタートです。
子供たちはご家庭で話されていたようで、登校からの学校生活が何の混乱もなく再開しました。
ご家庭のご協力に感謝申し上げます。

登校し、外の水道で手を洗った後に校舎に入ります。
そして、サーモカメラでの体温チェック。
 
ご家庭で検温してきているのですが、発熱は突然生じます。念には念を入れての措置です。
ただ、登校時に汗をかいてしまって体温が37.0°以上になってしまっている児童もいます。
その場合は、一時的に理科室に入り、体が冷えて37.0°未満になったことを確認してから、教室に向かいます。
走って学校まで来たり、大きな荷物を持っていたりすると、体温は上がりぎみになります。
体温計測は、サーモカメラ、非接触式体温計、通常の脇に挟むタイプのデジタル体温計と、複数の体温計を使用して計測しています。
もちろん平熱の高い児童は、日々の検温カードも見て判断しています。

そして、教室に入る前に再度ご家庭で検温してきた検温カードの確認をします。
 

 

登校した時点で37.0°以上の発熱がある場合(クールダウンしても下がらなかった場合も含めて)、ご家庭にご連絡して、兄弟姉妹共に早退することになります
なにとぞご理解ください。

朝の教室での健康観察も念入りに…。



給食は、配膳台を廊下に出したり、空き教室で配膳したり、各学級ごとに工夫して密にならない配膳をしています。
 

喫食は、基本的には窓側と廊下側を向いて(背を向けて)食べる体形です。
とにかくスペースをとっています。
みんな約束を守って静かに食べていました。
 

給食後は簡単清掃、帰りの会、下校です。
しかし、午前授業だからと言って、午後に思いっきり遊べるわけではありません。
「帰宅後や登校しない日の不要不急な外出をしないようにしてください。」
とお願いしているように、基本的には、無条件に外に出て遊ぶことは不要不急に当たります。
ご家庭で帰宅後の行動について、お子さんと共通理解をお願いします。

前期後半スタートです~黒板メッセージ

夏休みの延長がありましたが、前期後半がスタートしました。
感染拡大にさまざまに注意し、制約のある中でのスタートです。
子供たちは、学年別の登校時間を守り、きちんと手洗いをしていました。
ご家庭でのお話をありがとうございました。
良い意味の危機感をもって、皆で過ごしていきます。

さて、恒例の子供たちへの黒板のメッセージです。
気持ちを盛り上げていきます。

6年2組


4年2組


2年2組

ユニセフより感謝状が届きました

先日、ユニセフ募金の振り込みを行ったことをお知らせしましたが、
早々にユニセフから感謝状と領収書が届きました。
学校が始まり次第、子供たちに紹介したいと思います。




改めて、皆様のご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。

7月26日 ユニセフ募金へのご協力ありがとうございました

校舎内はワックスでピッカピカ

新型コロナウイルスの感染拡大が止まるところを知りません。
保護者の皆様、児童の皆さん、地域の皆様、元気にお過ごしでしょうか。
八ヶ岳移動教室の再延期は苦渋の決断でしたが、その後の感染状況を見ていると、移動教室どころか平常の授業も今後の状況によっては今以上の対策を講じる必要があるかもしれない状況です。
引き続き、感染拡大防止にご協力をお願いします。

先週、学校閉庁日として校内をクローズしていましたが、その間に用務員さんが校舎内にワックスをかけてくれました。
校舎内の廊下、階段は、ピカピカならぬ、ビッカビカといった輝きです。




一方、昨日は、4年生担任と地域連携コーディネーターが、11月に総合の学習で行く予定の御岳山の実地踏査に出かけました。
昼過ぎからかなりの降雨になり、下りのケーブルカーが止まってしまう事態。
歩いて下山したのですが、途中でニホンカモシカに遭遇。
送られてきた動画は、さながら「もののけ姫」の世界のようでした。

休み明け、子供たちを迎える準備が少しずつ始まっています。

今日の職員室では、差し入れでいただいたすいかを昼食時にいただいた後、ヤギたちに残りをデザートとして食べてもらいました。

母親のユキの方は、スイカやメロンが大好物。息子のよもぎはあまりお好みではなく・・・。
口からスイカの汁を垂らしながらおいしそうに食べていました(笑)。

ヤギは元気です

ヤギの「ゆき」と「よもぎ」。
今夏は、大学に種付けや出産のために戻る予定もなく、体格が大きくなってしまっているために長期間預かっていただくところもなく、学校でいつもと同じ日々を過ごしています。
10mの長いリードを購入したので、昼間は体育館前につないで、草を食べてもらっています。
ご来校の際、驚かないでください(笑)。
しかし、この暑さはやっぱり厳しいようで、さすがに一通り食べて満足すると木陰に入っていました。


学校で飼っているヤギは、シバヤギという種類です。
ヤギ全般には、暑さよりも寒さの方が強うようですが、暑さも風通し良く、木陰を作っておけば問題ないとのことです。

毎日のエサ(草)は、この時期、クズ、メドハギ、イネ科の雑草、桑、梅の葉、桜の葉などですが、早朝の涼しい時に河原などに出かけて取ってきています。
お庭の剪定や雑草抜きなどした際には、上の草木がありましたら、ぜひお声がけいただけると助かります。よろしくお願いします。

学童クラブ 水遊びと昼食

暑い中、校庭から楽しそうな声が聞こえてきます。
何だろうと外を見てみると、学童前に何やらテントが立っています。
早速行ってみます。


テントで日陰を作り、大きなたらいの中に水を張り、水鉄砲を用意して、水遊びをしていました。
シャツやズボンはびしょびしょ(笑)。
とっても涼しそうでした。

夏空に、子供たちの声が響いています。
子供たちの楽しい声は、暑さや寒さを忘れさせてくれるエネルギー源です。
夏休み、コロナに気を付けながらも、存分に遊んでほしいなと思います。

一方、多摩市の地域感染レベルが「3」に上がったことから、学童クラブの昼食時の密を避けるため、今日から昼食時とおやつの時間に1階の教室も使用しています。
学校と学童クラブは、そもそも別組織なのですが、学童クラブが学校敷地内にあるメリットを生かして、お互いに様々に融通しています。
通っている子供たちは連小の児童ばかりですし、昔馴染みの施設長さんや職員の方々ともよく情報交換もしています。
学童クラブ母屋と校舎内3つの教室の計4ヶ所に分散しての昼食とおやつは、やはり安心です。




夏季算数教室

火曜日から夏季算数教室を各学年で行っています。
今年度は、夏季水泳教室を感染症と熱中症の懸念から中止しましたので、算数教室は時間を前倒しして、全学年8:45からのスタートとしました。
各学年で朝の涼しいうちに1時間、算数の復習を行っています。

7月27日(火)の初日の算数教室の様子です。
 

 

 

   

柔道日本選手応援旗と阿部詩選手

6年生と2年生が作製した、柔道日本選手団への応援旗。
応援旗が届いた日本選手団から連絡が来ました。
残念ながら、規定により会場となっている日本武道館には持ち込めませんでした。


しかし、選手村の練習場に掲示してくださいました。
選手団の皆さんも、しっかりと目にしているとのことです。









そして、そして、そして、

こんな素晴らしい写真も送ってくださいました。



説明は不要ですね。
なんと、なんと、柔道女子52kg級金メダリスト
阿部 詩  選手です!!!
こんな素敵な写真を送ってくださいました。
きっとみんなの声援が届いていると思います。
応援旗を作製した子供たちも大喜びでしょう。
本当にありがとうございます!感謝申し上げます。
(JOCならびに、阿部選手の許可をもらって掲載させていただいています。)

柔道日本選手団のご活躍を、引き続きお祈りしております!!!

プルーフ貨幣

ユニセフ募金で集まった硬貨の中に、ひときわ輝くきれいな硬貨が1枚混じっていました。
「もしかして偽硬貨?」
と担当から見せられました。
 

上が光り輝いている硬貨。下が通常の硬貨です。
通常の硬貨に交じっていると、一目瞭然の輝きです。
実はこれ、「プルーフ貨幣」です。
私も流通している実物を見るのは初めてでした。
もちろん普通に使える硬貨です。

「プルーフ貨幣」とは、現在流通する貨幣をより美しく見せるために造幣局が特別に製造しているものです。
天皇陛下在位〇年やオリンピック開催記念などの「記念貨幣(コイン)」はよく耳にしますが、その通常貨幣版と考えればよいでしょう。
研磨剤を用いてわざわざコインを磨き、コイン表面の模様をより浮き立たせるためにプレスを2回かけています。

プルーフ貨幣(造幣局HP)

年度ごとに製造されるので、イヤー貨幣として購入したり、記念の年のものを購入したりする方もいらっしゃるようです。
「記念切手」と似たような感覚ですね。
調べてみると、造幣局のオンラインショップでも販売されていました。
お子さんの生まれた年の貨幣を・・・なんていうのも一計ですね。
(造幣局関係者ではありません(笑))

造幣局オンラインショップ

ユニセフ募金へのご協力ありがとうございました

7月8日(木)~7月14日(水)に行っていましたユニセフ募金へのご協力、ありがとうございました。
総額、49,260円が集まり、本日郵便局から日本ユニセフ協会へ振り込みをしました。
本校は、児童数がそれほど多くない学校ですが、毎年たくさんの募金額が集まります。
これはご家庭や子供たちの意識の高さにほかなりません。
この意識の高さを、日々の教育活動にも生かしていきます。
今年もご協力、ありがとうございました。

令和3年度 前期夏休み前集会

令和3年度 前期夏休み前集会を行いました。
今朝もかなりの暑さが予想されたため、帽子をかぶり、間隔をあけて座らせて、短時間(目標10分以内)で実施しました。
全校朝会は、月一回だけ校庭で実施し、他は放送朝会としていましたが、夏休み前の最後の朝会(集会)は、やはり顔を見合わせて実施し、子供たちに思いを伝えようと考えました。

校長からは、「ヒヤリハットの法則」の話をしました。
『楽しい夏休みですが、感染症や熱中症に気を付けて過ごしましょう。
300回「ヒヤッ」「ドキッ」とする出来事があると、そのうちの29回は軽いけがをしています。また、そのうちの1回は、重大なけがになっています。
もう少し、あとちょっと、と思っても、がんばったり、無理をせずに慎重に過ごしましょう。
8月27日に元気な顔で会いましょう。』

続いて連光寺駐在所の斉藤さんからです。
『一昨日も、小学生を巻き込む交通事故がありました。
道路は遊び場ではありません。
道路で遊んだりしないようにしましょう。
自転車に乗る時も、周囲に注意を払いながら運転しましょう。
くれぐれも事故に気を付けて、もし事故に巻き込まれてしまった場合は、必ず警察に話してください。』
というお話でした。
都内での小学生の事故がなかなか減りません。
気を付けるのはまずは自分自身です。
外出の際は、安全に最大限の注意を払って行動してください。

最後に生活指導主任の平木先生からです。
『夏休みを過ごすのに、守ってほしいことがあります。
一つ目は、外出するときは必ず帽子をかぶりましょう。
二つ目は、水筒を持っていきましょう。熱中症から身を守りましょう。
三つ目は、子供たちだけで多摩川に行かないようにしましょう。また、川や海に親と行くときは、必ずライフジャケットを着て遊びましょう。
四つ目に、自転車に乗るときは、ヘルメットをかぶらなければなりません。ライフジャケットもヘルメットも、自分の命を守るものです。
安全に過ごし、8月27日に元気な顔で会いましょう。
というお話でした。


要点を絞って話をし、9分で終えることができました。
体調の悪くなる児童も出ず、安心しました。
座っての朝会でしたが、みんなよく聞けていました。
4月からの成長を感じました。

みなさん、よい夏休みをお過ごしください。

連光寺地域のセミの話

梅雨明けとぴったり時期を同じくして、通勤途中の朝の大谷戸公園でセミの声が聞こえるようになりました。
鳴き声を聞いていると、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミあたりが聞こえてきます。
きょろきょろすると、抜け殻を発見しました。多分、アブラゼミかと。
(それにしても最近のスマホはとてもきれいに撮れます)


ふと気になったことは、このあたりでクマゼミの鳴き声が聞こえないということです。
クマゼミは、日本で最大の大きさのセミで、「シャーシャーシャー」と午前中のみとても大きな声で鳴きます。
関東にはあまり生息しておらず、関西以西が主な生息地です。
しかし、温暖化の影響か、近年関東地方でも鳴き声が聞けるようになってきました。
また、不思議と多摩センターあたりではクマゼミがよく鳴いています。
(多摩センターあたりが特殊な生息域であるという説もあり)
前任校の鶴牧地区では、朝からクマゼミの大合唱でした。

同じこの狭い市内で、生息しているセミの種類が違うということが、おもしろいなと思いました。
調べてみれば、もっと別の違いもあるかもしれません。
連光寺地域には、ミンミンゼミが多い気が個人的にはしています。

うん、これ、自由研究に使えそうです。

3年生 ゴムや風の力

3年生の理科の単元で「ゴムや風の力」という単元があります。
ゴムの力や風の力を使って、車を動かしてみる学習です。
難しく言うと、ゴムの弾性力(弾性エネルギー)や風(風力エネルギー)を動力エネルギーに変換する、エネルギー変換の初歩の単元です。
小学校・理科では、数少ない物理の単元です。

長い廊下を使って、3年生が実験に取り組んでいました。
 

定規の先に眼鏡クリップをつけ、そこに引っ掛けた輪ゴムを使って、車を走らせます。
タイヤがプラスチックで滑ることと、タイヤとタイヤの間隔(ホイールベース)が短いので、まっすぐ進ませるのに苦労しています。

ゴムの引っ張る量を変えればもっと進むはず。
ゴムを2本にすればもっと進む。
車の重さを軽くすれば遠くに行くはず。
などなど、いろいろ仮説を立てて実証実験を繰り返します。


実験の段階で、先生にアドバイスをしてもらったり、小改良したり。
 

もちろん丁寧に結果を記録し続けることも忘れません。大事です。
3年生、しっかりと見やすくまとめられていました。


仮設→実験→考察→理論 と、科学的知見が積みあがっていきます。
「物理」なんていうと、苦手という声がよく聞かれます(大人)。
しかし、知らずのうちに私たちは物理的な視点で科学的に物事を考察していることがあります。
こんなことも、教育の効果なのかもしれません。

大学の時、物理専攻だった私は、こういう実験をしているとついつい口を出し、手を出したくなります(笑)。

柔道選手団応援旗完成

6年生が製作していた柔道選手団応援旗。
今日発送しないと、選手村入りしてしまう選手団に間に合わないということで、大急ぎで最後の仕上げをしました。
途中、2年生も飛び入りでお手伝いしてくれました。



                                    ↓  最終送付版  ↓
  


                                   ↓  最終送付版  ↓


そして、応援するならばと、選手の紹介冊子まで作ってしまいました。
6年生全員に配布されます。
 



どの選手が、いつ試合なのかまでしっかりと情報が載っています。
観戦ガイドですね。
選手の皆さんの活躍と、ちらっとでいいので、応援旗が映ることを期待しています!

梅雨明け~1年生プール日和

気象台が、関東甲信越地方の梅雨明けを発表しました。
昨日午前中の雷雨が、夏の幕開けとなりました。

梅雨が明ければ、さんさんと降り注ぐ太陽。
朝から絶好のプール日和です。
3,4時間目は1年生がプールに入りました。
 

1年生もプールに慣れ、不安なくプールに入ることができるようになりました。
しかし、本当に夏本番。


ゴム製の沈む輪やブロックをプールの中に投げ入れ、それを潜って取る通称「宝探し」を行いました。
これ、小学校のプール授業の鉄板です。
 

プールの短辺を使い、先にプール内を歩いている友達を追いかける活動も行いました。
「追いかけっこ」です。


今日は、プールサイドの気温が32℃まで上がりました。
水温は28.5℃。
プールサイドで待つ時間が暑いのなんの…。
時折、先生たちがバケツでプールサイドに水撒きをしますが、そのたびに歓声が上がっていました。



1週間、畑の雑草を食べる仕事をしてもらっていた"ゆき"と"よもぎ"。
今日で一通り畑をきれいにしてくれました。ご苦労様でした(笑)。
さすがにこの暑さにクテ~ッとなっていました。


児童の皆さん、学校にいるときもですが、登下校時や休みの日なども、意識的に水分補給をしましょう。
頭が痛い、気持ちが悪い、くらくらする、体が熱いなどの時は、水分をたっぷりとって、日陰で一旦休みましょう。

日本 柔道選手団 がんばれ!!!

昨年度まで、オリパラ教育として、オリンピアンやパラリンピアンを招いた講演会や体験会を行ってきました。
校長室前には、いらした選手のサインが飾られています。


柔道では、平成31年2月に、山部佳苗選手(リオデジャネイロ 78kg級 銅メダリスト)がいらしています。

今、柔道選手団とつながりのある家庭科講師の矢澤先生の呼びかけで、柔道選手団への応援旗3枚と応援メッセージビデオを6年生が休み時間や朝の時間を使って製作中です。

こちらはほぼ完成に近づきました。


こちらはもう少し手が入ります。

残念ながらオリンピックは無観客となってしまいましたが、今回製作しているものは、選手団に届けられますので、もしかしたら会場に飾ってくれるかもしれません(期待!)。
いずれにせよ、柔道選手団の皆さん、そして、すべての選手の皆さんの健闘をお祈りいたします。
届け、子供たちの思い!!!
感動を楽しみにしています!!!

"ゆき"と"よもぎ"のお仕事

昨日、花壇のイネ科の雑草を食べてもらうお仕事をしてもらったヤギの"ゆき"と"よもぎ"。
昨日は日射が強かったので朝の2時間だけお仕事をしてもらったのですが、素晴らしい仕事ぶりでした。
黄色で囲った部分が食べてくれた部分です。見事に刈り揃えています。


ということで、今日もお仕事をお願いしました。
幸い曇天なので、午前中いっぱい、たくさん食べてもらおうと思います。
 

昨日と今日、申し込みを受け付けていた漢字検定。
 

予想を上回る申し込みがありました。
申し込んだ人は、今回全員受験することができます。
頑張ってください!!!

ユニセフ募金行っています

先週から始まったユニセフ募金。
今週水曜日まで行っていますので、ご協力よろしくお願いします。
 

 



今朝は、ヤギさんたち、1年1組前の花壇に生えているイネ科の草を食べてもらっています。
お仕事です(笑)。
頭をうずめて、無心に食べてくれています。
 

ロータリーのゴールドクレストとお別れ

お知らせしていたロータリーの6本のゴールドクレストの続報です。
これまでも、校庭の大きくなりすぎた楠(校章のモチーフでもあります)などを定期的に選定、伐採してきましたが、植物も生き物であるがゆえに、いざ切ろうとなると胸が痛みます。
樹木は、大きければ大きいほど、連小とともに歩み、子供たちを見守ってきた歴史の証人です。
けれども、「安全」を考えたときに、手を付けずにおくことはできません。

2021/4/13 ロータリーにあるゴールドクレスト

2021/7/5 ロータリーのゴールドクレストを伐採します

ロータリーに植えてあったゴールドクレストは、開校20周年あたりに植樹されたものです。(現在開校48年)
・樹高が校舎3階をしのぐ15mほどになり、樹齢も近づいていること。
・今後根上がりの可能性があること。(根が地面に浮き出てきてロータリーのレンガを浮き上がらせること)
・根が浅い樹木のため樹高限界近くなると倒木の可能性があること。
・現在すでに傾いて伸びていること。
・温暖化による近年の大型台風や大雪での倒木の心配があること。
・これだけ大きく育ってしまうと、剪定が難しい樹木であること。
などの理由から、シンボルツリー的な存在でしたが,断腸の思いでやむなく伐採することにしました。


7月8日
 


7月9日
 

 


7月10日
 


長い間、連光寺小のアイコン的な存在として凛と立ってくれていました。
たくさんの子供たちをも見守ってきてくれて、ありがとうございました。
7月9日には、何人もの児童が廊下の窓越しに伐採の光景を、別れを惜しんで見守ってくれました。
見守ってくれた皆さん、ありがとう。

「さびしい」「明るくなった」と、もちろん感想は様々ですが、切り口のを高さに変化をつけましたので、オブジェ的な作品を切り株に設置しようと思います。
ほのかな新芽の再生の期待と共に。

4年生 多摩川下流河口体験

4年生が「総合的な学習の時間」で取り組んでいる多摩川。
学習のフィールドは、関戸橋付近です。これは多摩川でいうと、中流に当たります。
学習を深めていく上で、上流や下流の多摩川はどのような様子なのか、どんな生態系なのか、そういった比較的な学習が必要になってきます。
毎年、河川財団から学習支援のための補助金をいただいているのですが、そこからバス代を補助し、数年前から上流と下流にも見学・体験に出かけています。
昨日は、下流に出かけました。

目的地は川崎市にある大師河原干潟館です。
多摩川に架かる橋、六郷橋(箱根駅伝でも走る第一京浜<R15>の橋です)から大師橋の間にある施設です。
この六郷橋から大師橋にかけては、多摩川両岸(川崎市側・大田区側)に干潟が広範囲にあります。
私が20年以上前に羽田の小学校に勤めていた時には、よく土曜日の4時間目に学級レクレーションで多摩川の河原で遊びましたが、当時干潟はありませんでした。
大師橋が2006年に改築された際、新しい橋脚になったので、その影響でしょうか。
干潟館の方ともそんな話をしましたが、真偽のほどはわかりません。

天気が心配されましたが、干潟館につくときには雨は上がり、携帯で雨雲レーダーの動きを見ると、しばらくはレインコートなしで活動できそうです。
身支度をして、干潟館に荷物を置き、大師橋の下の干潟まで向かいます。


今日は大潮の日です。
そして今が干潮の時刻。一番干潟が見えている時間帯に観察です。
まずはかわいい水鳥たちの足跡がお出迎え。


干潟館にたも網やシャベルなどを借り、どんな生き物がいるのか調査開始です。
 

 

前回の学習で、川の中に入って生き物を探したガサガサを体験しているだけに、この日は水の中に入っていく抵抗感は全くなし(笑)。
いや、正確に言うならば、長靴の中に水が入る抵抗感なし!
気持ちの良いくらい、長靴の水深を気にせず活動しています。
時折足を上げて、長靴の中の水を出しながら活動が続きます。


見つかったのはこんな生き物たち。

タボハゼ、マハゼ、クロベンケイガニ、ヤマトオサガニ、チゴガニ、ケフサイソガニなどが採取できました。

調査の終わりは、干潟館の方からの総括です。


そして、最後は自然保護という大切な視点から、トロ船に入っていた採取した生き物たちを干潟に放ちます。
誰一人として、「持って帰りたい」と言わなかったところが、さすが連小の子供たち。


昼食をとり、次は大森海苔のふるさと館に向かいます。
大田区大森は多摩川河口の海の町です。
そして、1964東京オリンピックまでは海苔の養殖が盛んでした。
その歴史を後世に伝えるために2008年に創設されたのがこの施設です。
あわせて、大森海岸の白砂の砂浜も復活させました。
多摩川の豊かな恵みがあってこそ、大森の海苔は、質、量ともに江戸随一と言われました。
館内見学と河口の海の見学です。
「海苔」の歴史にも、子供たちは教員の予想を上回る関心を見せ、熱心に見入っていました。
 

連光寺きのこの山

梅雨の長雨の毎日です。
気温はともかく、この湿度は毎日の疲れを増長させますね。
しかし、こんな時期だからこそ元気になる植物もあります。
そう、きのこです。
通勤の、学校↔聖ヶ丘二丁目バス停 の間で、立派なキノコを目にしました。

まずは都立桜の丘学園の法面に生えていたもの。
緑の法面に、白いものがあって目に留まりました。
近づいて見てみると・・・。
 → 
15cmから20cmくらいの立派なきのこです。形も素晴らしい!

茂みで遊歩道からは見えなかったのですが、上のきのこを見るために近づいたときに、その左側にも見つけました。
 → 
これも20cmくらいありました。力強い立ち姿・・・。
思わず携帯で撮ってしまいました。

バス停に向かって歩いていると、バス停に下りる階段の脇にも見つけました。
 → 
15cmくらいでしょうか。
これはまた違った種類のようですね。

ざっとネットで名前を調べてみたのですが、うまくヒットしません。
わかる方がいらっしゃいましたら教えていただければと思います。

連光寺、きのこの山です(笑)。

素敵な連絡メモ~配膳員さんより

多摩市の学校給食は、給食センターで一括して調理されていますが、それを各学校に運んだ折に、今度は各学級ごとに分けなくてはなりません。
また、給食後は給食センターに牛乳瓶や食器、残菜を戻す仕分けをする必要があります。
それを行っているのが配膳員さんです。本校では、3名の配膳員さんが勤務しています。
給食担当の教員と配膳員さんの間では、ノートを使って連絡をやり取りしています。


昨日、その「連絡ノート」にこんなことが書かれていました。

「本日、下膳をしている時、誤って牛乳キャップを床に落としてしまいました。
近くにいた児童
(6年生?)が、走ってキャップを拾いに行ってくれました。
(キャップから垂れた牛乳で)床が汚れていたら、ぞうきんを持ってきて拭いてくれました。
とても心の優しい児童の姿に感動しました。
本当にありがとうございました。
配膳員が感謝していたとお伝えください。」

 
(写真はイメージです)

配膳員さんもうれしかったでしょうし、この連絡を読んだ教員たちもとてもあったかな、うれしい気持ちになりました。
ほんの小さな親切(行動)が、こんなにも周りの人を幸せな気持ちにさせてくれるのですね。
ありがとう。

ユニセフ募金を行います

明日<7月8日(木)>から1週間、ユニセフ募金を行います。
ユニセフは、国際連合児童基金と言って、世界の子供たちの命と健やかな成長を守るために活動している国連の機関です。
・病気や栄養不良から守る
・安全な水や衛生環境を広める
・すべての子供が学校に通い学べるようにする
・紛争や災害から子供たちを守る
・子供最優先の考え方を広める
といった活動をしています。
日本も戦後支援を受けていたことをご存じですか?
戦後の給食は、実はユニセフの援助で始まったのです。
今、豊かになった日本の私たちができる選択肢の1つとして、国連のユニセフに恩返しをする思いをもって募金活動に協力することが挙げられます。

今朝は、児童集会で代表委員会の児童がユニセフ募金への協力を呼びかけました。
事前にビデオを撮り、それぞれの教室でタブレット端末からプロジェクターで投影して代表委員会からのメッセージを見ました。
 

 

 

募金活動は、7月8日(木)~7月14日(水)
毎朝、昇降口付近に代表委員の児童が募金箱を持って立ちますので、募金を持ってきた児童は募金箱に入れてください。
募金は、配布したユニセフのチラシを糊付けして袋にすることができます。
この袋に入れてくるか、ご家庭にある封筒に入れてください。
なお、ユニセフのチラシで袋を作る場合は、リサイクル古紙の都合上、セロテープなどで貼り付けないで糊で付けてください。
よろしくお願いします。


七夕飾り

毎年恒例の七夕飾りが玄関にお目見えです。
1年生と2年生の子供たちが、それぞれに願いを書いた短冊を下げました。
笹は、都立桜ケ丘公園からいただいています。ありがとうございます。
玄関が華やかになりますね。
風物詩は私たちの生活そのもの。大切にしたいです。
 

 

 

 

 

1年生 やっと初プール

1年生がやっとプールに入ることができました。
6月後半から、ずっとぐずついた天気が続いています。
このままでは、夏休みまであと2週間半で、十分に水泳の授業ができないことも考えられます。
そこで、今週からは、曜日や時間を多少ずらしても入れるときには入る体制にしようということになりました。
今日の1年生は、本来は1,2時間目だったのですが、ちょうど3,4時間目はどの学年の割り当てにもなっていない時間帯でしたので、もし1,2時間目が気温が低ければ3,4時間目にという計画でした。
計画通り、気温も上がり、3,4時間目に入れることになりました。

早速様子を見てみましょう。
おっ、素晴らしい履物の置き方です。


1年生は学校生活何でも初めてです。
物事は始めが肝心。
きっと担任の先生たちはそんなことを思いながら、履物の置き方を教えたのでしょう。
もちろん、プールの入り方もそうです。
しっかりと連小のプールの入り方を学びます。

1回目の笛で、プールサイドに立ちます。

2回目の笛で、プールサイドに腰掛け、胸に水をかけます。


3回目の笛で、後ろ向きになって、そぉ~っと入っていきます。その後、2コースと4コースの上に並んで、準備完了です。
 

1年生は、プールが楽しくて楽しくて、ちょっと目を離すと「キャーッ」と嬉しい声を上げます(笑)。
プールサイドに上がっている半分の子供たちからも、歓声が上がります。
タイミングよく声掛けしながら授業は進んでいきます。
 

入れてよかったね、1年生のみんな!(^^)!
これでようやく全学年が入ることができました。

市議会議員の皆さんが視察にみえました

昨日午前に、多摩市議会議員6名が視察にみえました。
今年度、国のGIGAスクール構想により配備された、一人一台タブレット端末の使用状況の視察です。

校内では、「軽減」「多様性への対応(個別最適化)」を意識して使用するようにしています。
タブレットを使うがための授業、使っただけの授業、では、ツールとして十分に生かせていません。
ではどんな場面で使用するのか。その一例を一見するための視察です。

まずは2時間目の1年2組を参観しました。


生活科で、夏の様子についての学習です。
「夏といえば?」という問いで、夏のイメージのワードがたくさん子供たちから出てきます。
各自思いついた物事をタブレットに書いていきます。
食べ物や施設、生き物など様々です。
 



書き終わったら、それを担任の先生に提出します。そう、タブレット端末上で提出です。
提出された「夏のイメージ」は、前のホワイトボードにプロジェクターで投影して、次々に映っていきます。


ここで市議会議員さんたちの「おぉっ」という歓声が確かに聞こえました(笑)。
先生に提出された全員のデータを、今度は全員に再配布します。
一人一人が全員の「夏のイメージ」データを持つことになります。
「3時間目はこれを仲間分けしていくよ。」
というところで授業が終わりました。
これまでの授業でしたら、子供たち一人一人が画用紙などにイメージを書き、それを黒板に貼っていくところです。
この後の仲間分けも、当然一通りの分け方しかできません。
タブレット端末を用いて、一人一人が全員のデータを持っていれば、
ある子は「食べ物」「遊び」「虫」などのジャンルで分けるでしょうし、
またある子は「近い」「遠い」や「見たことがある」「見たことがない」などで分けるかもしれません。
黒板に貼る時間を省く「軽減」と、様々な分け方を各自ができるという「多様性への対応(個別最適化)」がタブレット端末を使ったことによって可能になるのです。

中休みは校長と懇談をし、3時間目は6年2組の理科の授業を参観しました。


6年生の理科は、「電気」の単元です。
グループごとに、発電の方法について調べていますが、グループごとに選んだ、様々な発電方法の発表に向けてのデータ整理と発表内容、文言の精選をタブレット端末上で行っていました。
グループの全員が同じ画面を各自のタブレット端末で見ることができ、全員が書き込むことができ、書き込んだものはリアルタイムで反映されていきます。
修正や付け足し、資料からの引用など、とても容易です。
マンパワーで一つの発表資料を作り上げていっている、まさにそんな様子でした。


先生は、黒板を使いません。
タブレット端末上に、今日の授業のタイムテーブルを書き込んでいき、それを黒板に投影していきます。
もう完全に一人一台端末をツールとして当たり前に使用している、使いこなしている授業でした。
市議会議員さんたちも驚いた様子でした。

2つの授業とも、特別な授業ではありません。普段の授業風景です。
教員も初めは戸惑った一人一台端末ですが、今ではすでになくてはならないものになってきています。
これからも積極的にツールとして使用方法を広げていきたいと思います。

しかし、2年前、だれがこの2年後の様子を想像したでしょうか。
「歴史は一夜にして変わる」
タブレット端末を手にすると、いつもこの台詞が脳裏に浮かんできます。

7月 避難訓練

学校を取り巻く環境の変化の速い昨今、アクティブラーニングやオンライン授業といった、一種トレンド的な活動ももちろん必要ですが、伝統的でベーシックな活動もなくてはならない教育活動です。

その最たる教育活動として、避難訓練があります。
小学校では、毎月避難訓練を行っています。
地震、火災、不審者、またはその組み合わせ、発生時刻等、様々な状況を想定して繰り返し行っています。
世界でも日本の避難訓練は非常に高く評価されているようです。
とりもなおさず、地震大国であることや、木造建築をはじめ自然と共生しながら私たちのご先祖様が生きてきたからこその生きた教訓が、すなわち避難訓練なのだと思います。

今日の訓練は、「1時間目の授業中」「理科室より出火」「中央階段は使えない(煙のため)」という想定です。
火災の場合は、どこから出火したか、煙はどこにあるか、を徹底して子供たちに理解させます。
ハンカチを口に当て、姿勢を低くして、火元から離れた避難経路で校庭に避難していきます。
しかし、外はあいにくの雨のため、今日は廊下まで避難することにしました。
 

 

5年生 集団宿泊 第1日目(7/1)~その1

待ちに待った2年ぶりの宿泊学習です。
6年生の八ヶ岳移動教室は緊急事態宣言の発出があり延期となりましたが、5年生の八ヶ岳集団宿泊は宣言が明けた中、実施することができました。

当日の朝は、まさかまさかの土砂降り。
体育館天井に響く雨音を聞きながらの出発式です。


今日の行程はすべて雨バージョンかな・・・。不安を抱えながらのスタートとなりました。
しかし、笹子トンネルを抜け、甲府盆地が見えてくるころには雨も止んできました。
盆地の向こうの山も見渡せるほどです。
道路から見える河川の増水もありません。
一か八か、美しの森(清里)のハイキングに賭けてみることにしました。
美しの森駐車場に着いた時には、霧で見渡しは悪いものの、雨は上がっていました。
観光案内所の方に伺うと、ここの所午前中は天候が悪いが、いつも昼にかけては雨は止むとのこと。
ハイキング決行です。


ぐいぐい先頭の三家本先生が引っ張り、展望台まで一気に急登しました。
朝も早かったので、予定通り展望台からすぐのたかね荘の広場で早い昼食です。

ソーシャルディスタンスをとって、班ごとに食べました。
この日、唯一のお菓子タイムも。

昼食後、ハイキングが続きます。
途中の羽衣の池で集合写真を撮りました。
苔むした、もののけ姫の世界のような幽玄とした森を進んでいきます。
 

さて、そろそろ中間点の川俣川。
渡岸する一番の興奮ポイントです。
ところが・・・
 

川俣川に至る林道が、山を伝った清水が流れていてかなりびしょびしょの状態。
靴下浸水する子供もたくさん出ました。
嫌な予感がだんだんと大きくなります。
そして、その予感通り、川は思っていたよりも水量がありました。
半分くらいのところまでは渡れるのですが、残りの半分は子供たちにとっては厳しそうな距離です。
水量もあることで流れも急になっていました。
ここは無理せず、引き返して比較的平坦な林道を通る別ルートで駐車場まで戻ることにしました。(このコースも新緑を抜ける気持ちの良いコースでした)

駐車場まで、なかなかの距離のハイキングをしました( ;∀;)。
次のまきば公園(本来のハイキングのゴール地点)まで、バスで向かいます。
なぜそこにわざわざ立ち寄るかというと、ソフトクリームが待っているからです!!!


冷たかったけれど、とても元気の出る回復剤でした。
牧場でポニーにも触れながら、宿を目指すことにします。
宿までの車中は、さすがに疲れたのか、多くの子供が爆睡でした。
携帯を頭の上にかざして撮りましたが、ほとんど顔が見えません(笑)。

4年生 初プール 

土日の天気予報は大外れでしたが、今日は絶好の晴天。
一気に気温が上がりそうで熱中症も心配ですが、ようやく4年生も水泳ができます。
1,2時間目の朝イチから、入ることができました。

熱中症対策として、水筒をプールサイドに持ち込んでいます。


まず初めに、2人1組のバディの確認です。
何をするにも、水泳の時間はこのペアが一緒に行動して安全に配慮します。
 

さて、はやる気持ちを抑えて準備体操。
要所を絞って、伸身を重点的に行います。
 

さあ、いよいよ腰洗い、シャワーです。
もうね、満面の笑みです(*^^)v。
 

4年生にもなると、見学している児童にプールの維持管理作業を手伝ってもらうこともあります。
2時間ずっと見学しているのも体がうずうずしてきますし。


4年生の皆さん、入れてよかったですね!!!

3,4時間目の2年生も、予定通り水泳指導を実施しました。

野菜の夏到来

6月も今週でおしまい。
いよいよ夏本番を迎えます。
校庭の花壇では、夏の植物や野菜の風情が満開です。

1年生のあさがおが咲き始めました。


2年生が生活科で育てている夏野菜は、もう収穫時期。
ミニトマト、ナス、ピーマン、どれもみずみずしくて、そのまま食べてしまいたいくらい。
  

きゅうりと枝豆はもう少しの辛抱。
 

一方、こちらは6年生のジャガイモ。
理科の光合成の実験も終わり、地上にある茎は朽ちました。
いよいよ収穫です。元気のよい新ジャガが地面から顔を出しています。


子供たちがご家庭に持ち帰ることもあると思います。
是非ご賞味ください。
親子で笑顔で食べていただけたら最高です。

3年生 やっとプールに入れました

今週、天候がなかなか思わしくなく、プールに入れない日が続きました。
今日も予報では午後から雨でしたし、朝から雨がぽつぽつしていたので、一日無理かなと思っていたのですが、雨も降らず、気温も順調に上がっていたので、午後は水泳指導を決行することにしました。
3年生の初プールです。


水は十分ぬるんでいて、風もほとんどなかったので、プールサイドに上がっても寒さは感じません。
3年生は存分に久しぶりのプールを楽しんでいました。
 

 

これで、2,3,5,6年生は入れました。
あとは、1,4年生です。来週は入れますように・・・。

3年生 自転車シュミレータ

交通安全教育の一環として、3年生で東京都都民安全推進本部が実施する「自転車シュミレータ」を実施しました。
あの手この手で、子供たちに交通安全教育の啓発です。

まずは全員でお話を聞きます。


内容としては、
自転車が通ってよいのはどこの部分?
歩道を通ってもよいの?
自転車の点検はどこを行えばよい?
といったことについて学びました。
 

 

その後、代表児童各クラス児童5名ずつが、実際にシュミレータの機械にまたがり、安全運転の模範運転を体験していきました。




自転車の乗車時は、くれぐれも慎重に!
そして、自転車の場合は、自分が交通事故被害者だけではなく、交通事故加害者になることもありうるということをよく理解して、気を付けて運転しましょう。

山形から「さくらんぼ」が届きました

10年以上交流を続けている山形県寒河江市の高松小学校さんと佐藤農園さんから、今年も「さくらんぼ」がたくさん届きました。

さくらんぼの経緯ですが、遡れば15年ほど前まで、今の桜ケ丘公園のドッグランの場所に農業者大学校がありました。
その大学の皆様が、学園祭の折に子供たちを招待してくださったり、校内の作物栽培の指導をしてくださったりと交流がありました。
大学校ですから、卒業すると、それぞれの地方に帰られて就農されます。
その中に、山形の寒河江市出身の佐藤さんがいらして、山形に帰られてからフルーツ農園(果樹園)を営んでいます。
以来、ずっとこの季節に「さくらんぼ」を送ってくださいます。
佐藤農園さんでは、高松小学校さんに協力して学習活動を進めているそうです。
高松小学校では、さくらんぼの受粉や摘み取り作業を行っており、届いたさくらんぼも、高松小学校の児童の皆さんが摘み取ったものだそうです。
これも連光寺小の地域に根差した教育活動から派生したつながりそのものですね。


給食前に届いたので、手の空いている職員総出で各学級ごとに振り分けました。
一人当たり、さくらんぼ2個を配ることができました。


とっても甘くて、上品な味でした。本当にありがとうございます。
実は今日はお楽しみ給食だったのですが、お楽しみに輪をかけるかのようなフルーツの追加でした!(^^)!。

佐藤農園さんの紹介パンフレットです。 


タマムシにおはようございます

今朝の通勤途中、大谷戸公園にかかる遊歩道の橋の上でタマムシ(ヤマトタマムシ)に出会いました。

私は横浜の臨海部で少年時代を過ごしましたが、当時、近くの森ではよくこのタマムシを見つけることができました。
今は動物虐待などの考えもあり、昆虫採集はほとんど行われなくなりましたが、当時、夏休みの自由研究に困ったときの苦肉の策は、昆虫採集でした。
6年間で3回くらい出したと思います(笑)。
その昆虫採集の花形が、自分の中ではタマムシでした。
本当は法隆寺の玉虫厨子や、南米の蝶のように、たくさん集めて飾りたかったのですが、そこまで採取できるすべもありません。
タマムシのこの色と光沢は、金属光沢の成分なので、色褪せないのだそうです。
その頃の思いがまだ残っているようで、タマムシに出会うと、タイムスリップしたかのように一瞬でワクワクしてしまいます。

大人になり、80年代~00年代にかけては、タマムシを見かけることはほとんどありませんでした。
環境省のレッドデータブックでは、都道府県によって状況が異なりますが東京では準絶滅危惧種ということだそうです。
趣味のアウトドアでも見かけることはなく、確実に減ったという実感をもっていたところです。
久々に再会したのが、7~8年前に聖ヶ丘小にお邪魔したとき。偶然出会いました。
その後、数回市内で見かけるようになりました。
多摩川のアユのように、生息数が増えてきているのではと実感しています。

そっと木の枝に這わせて、学校に向かいました。

5年生 SATOYAMAプロジェクト

昨日の4年生に続き、今日は5年生の総合的な学習の時間「連光寺SATOYAMAプロジェクト」です。
都立桜ヶ丘公園の森林を活用して、森の生態系、昆虫、両生類、植物、菌糸類、鳥類などについて学び、後半は自分で課題を決めて追究学習を行っていきます。
今日は、森林の概要と、夏の森林の様子を観察しに、谷戸田~桜ケ丘公園とんぼ池~大谷戸公園というコースで、クラスごとに1時間ずつ歩きました。

普段私たちが接している緑ですが、よくよく考えてみると、ものすごく貴重で恵まれた環境なのだとつくづく思います。
この緑が押し寄せてくる感じ。とても好きです。そして草いきれ。
ここ東京ですよ。東京。

森の中に入って観察です。
 
 
きのこやけもの道、そしてもぐらの住居の痕跡…さまざまな表情を森は見せてくれます。
おっと、住人にご対面。

もう少し、基礎講座は続いていきます。

5年生 初プール

先週から水泳指導期間だったのですが、晴れているにもかかわらず気温がさほど上がらなかったため、規定の気温・水温に達せず入れませんでした。
ようやく今日、プール開きとなりました。
3,4時間目に2年生が。5,6時間目に5年生が入りました。
2年生にとっては、初めてのプール。5年生にとっては、2年ぶりのプールです。


コロナ禍ということで、例年の水泳指導とは異なり、
・学年ごとに入る。
・全員が同時に入ることはしない。
など、密を避けた指導体制をとっています。

始まってしまえば、子供たちはやっぱり楽しそう。
  
プールに、久々の歓声が戻ってきました。

水泳を行った後はとても疲れます。
昼寝など、ご家庭での配慮をお願いします。
休養、体調維持は、感染症対策の第一歩です。

4年生 多摩川ガサガサ

4年生の「総合的な学習の時間」、川は自然の宝箱の2回目の多摩川での学習です。
今日の内容は、「ガサガサ」。
字の通り、ガサガサと騒がせて生き物を追い立てて捕獲することで、多摩川の生態を観察していこうというものです。
どっぷりと川に入りますので、今日は大人の協力がたくさんです。
担任、講師の方々、ボランティアの学生、保護者の皆様と、総勢15名で子供たちをバックアップです。

多摩川・大栗川合流点に着いて、講師の先生方の紹介と説明を受けた後、早速身支度です。

さて、いよいよ川に入っていきます。
最初はみな恐る恐るですね。

そして、その川の中で集合し、今日の本題「ガサガサ」のやり方を聞きます。

さあガサガサのスタートです。
安全のため、全員ライフジャケット、靴を装着。必ず2人組のバディで行動します。
はじめは勝手がわからず、スロースタートでしたが、慣れてくるとどんどん行動範囲を広げ、深いところへもガシガシ入っていくようになっていました。
でも今年の4年生はどちらかといえば慎重派でした。
 

後半、いつもの年のごとく、ライフジャケットがぷかぷかと浮くことに気付いて川流れをする子供たちが出始めました(笑)。
これも大切な体験です。ライフジャケットを着けていても、そのライフジャケットの有効な使い方を知らなければ宝の持ち腐れです。


そうこうしているうちに、「水辺の楽校」の講師の方が、みんなに浮き方を教えてくれました。みんなで浮かんでみます。
非常事態が生じたときには、今日のことを思い出して体力を温存して助かる方法を考え行動しましょうね。


川から上がって、着替えます。
女子は、特設テントの中での着替えです。
着替え終わった子供から、水槽に移してある今日捕獲できた生き物を観察します。
みんなで水槽を取り囲んで、なんだかとてもかわいい子供たち。
 

確認できたら生き物は、
魚が、カワヨシノボリ、タモロコ、アブラハヤ、カワムツ、オイカワ。
その他が、ドジョウ、ヒガシシマドジョウ、カワリヌマエビ、ナマズ、ハグロトンボノヤゴ、スジエビ。
結構たくさんの種類が取れました。
まだ時期が少し早めだったからか、大きさは全体的に小さなものが多かったです。
最後にメイン講師の多摩川の生き物博士の宮田さんから話を聞いて終わりました。

種種の生き物が取れたのですが、宮田博士によると、放流してしまった外来種と在来種との交配がかなり進んでいて、特にカワリヌマエビなどは、色とりどりになってきてしまっているとのこと。
確かに今日も、緑色、朱色、青、水玉模様と、熱帯魚屋で見るようなカワリヌマエビが取れました。・・・

付き添いしてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
4年生は、次は7月9日(金)に、バスで多摩川の河口見学に行きます。


学校公開 参観マナーのご協力に感謝いたします

今日は学校公開でした。
混乱なく終えることができました。お子様の学習の様子はいかがでしたでしょうか。
新型コロナウイルス感染拡大防止のための参観マナーのご協力に、あらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。

4時間目は公開はしませんでしたが、全学級で「セーフティ教室」を行いました。
「セーフティ教室」は、社会の様々な事件や事故などから自分の身を守るための知識や行動を学ぶための授業です。
朝の会や帰りの会など、日常的な学級指導でも随時行っていますが、年一回集中的に学ぶというのが「セーフティ教室」になります。
学年に応じた興味や立場に応じた、それぞれの内容で授業が行われました。

1,2年生は不審者から身を守ることを学びました。
「いかのおすし」が基本です。←お子さんに聞いてみてください。
 

3,4年生は「万引き」です。
誘惑に負けないことや、その場にいた時にどうするのか、などを学びました。
万引きは犯罪です。絶対にしてはいけません。
 

5年生はスマートフォンの使い方についてです。
インターネットを介して、さまざまな危険が潜んでいます。
同時に、依存症にならないことも重要です。
学校では、不必要なスマートフォンの所持や買い与えは勧めません。
 

6年生は薬物についてです。
薬物犯罪が青少年に広がっています。
以前、聖蹟桜ヶ丘や多摩センターでも未成年の薬物取引がありました。
巧妙な誘惑に乗らないこと、中毒性についてよく知っておくことで、自身を危険から回避することなどを学びました。

校長先生の博物館②

校長先生の博物館を更新しました。
今回は、「製鉄」に焦点を当てています。
以前製鉄所に伺ったときに、説明を受けていただいたものです。


製鉄所の燃料は、石炭です。
安価で高温が出るので昔から利用されています。
ただ、石炭のままではさほど高温にはなりません。
質の高い鉄を高炉といわれるところで作るには、石炭を蒸し焼きにして濃い燃料のようにすることが欠かせません。これがコークスで、製鉄所や蒸気機関車などで使用されます。

子供たちや大人も、なかなか石炭にお目にかかることはありませんよね。
ぜひ学校公開の折にご覧ください。
手にしてみると、石炭、軽いのです。
小学校のときに、学校のストーブが石炭ストーブでした。
灯油に浸した石炭を、日直のときに朝取りに行った記憶があります。
年齢がばれますね(笑)。


その石炭を使用して作られるのが「鉄」。
原材料は鉄鉱石ですが、その鉄鉱石も固まりになって存在しているばかりではありません。
砂状や粉状、はたまたパウダー状。
集めて集めて、溶かして固めて貴重な資源を生かしてきたのです。
さて、その粉状のものを半分溶かしながら焼き固めたのが焼結鉱。
もっと細かいパウダー状のものを焼き固めたのがペレットです。


博物館を更新すると、「あれ、新しくなってる」と廊下でつぶやく子供たちの声が聞こえてきます。
立ち止まり、一通り説明を読んで手にしたり、磁石にくっつけたりと体感しています。
うれしいですね~。展示した甲斐があるというもの。
理科的なものが多くなりますが、なにか興味を持ってくれるといいなと思っています。


おや、廊下から声がかかりました。
声をかけてくれたのは4年生の男子です。
自分は石が好きで、いつも持ち歩いていると、筆箱の中のきれいな石を見せてくれました。

こんな小さな交流、なんだか幸せな気分になります。
見せてくれてありがとう!

1年生 交通安全教室 

1年生が交通安全教室で多摩川ほとりの交通公園まで出かけました。
小学生の交通事故を防ごうと、市内全小学校の1,2年生が受講しています。
連光寺地区も、細い道や坂道、荒れた道など、事故の要因となる環境が散見される地区です。
大人も子供も、日ごろから意識して生活する必要があります。
小学校でも、繰り返し繰り返し指導をしています。

さて、交通安全教室の様子です。
朝、天気が心配されましたが、登校時には雨も上がり、ぬれずに出かけることができました。
交通公園につくと、日差しが出てきて、むしろ暑いくらい。


1組と2組で分かれ、さらにクラス内も2つに分かれて活動です。
今回は2組についていきました。
まずは自転車に実際に乗って、交通ルールを体得しながらの走行練習です。
走り出す前に、タイヤの空気やブレーキの確認が大切なことを教えてもらいます。
 

さあ、確認も終えていよいよ走り出します。
曲がり角、横断歩道、信号、右折、と、一つ一つ丁寧に確認しながらの走行です。
 

 

別れた別のチームは、横断歩道の渡り方や交通ルールを学びます。
 

 

外での講習が終わると、室内へ移動です。
ここでも、繰り返し交通ルールの確認をします。
子供達には何回言っても足りないくらいです。本当に気を付けるんだよ!
最後に、マリオが扮した交通ルールを守るアニメを見て終わりました。
 

さて、この後、交通公園内で多摩川の風に吹かれながらおにぎり・・・・のはずでしたが、この怪しい雲と冷気が迫ってきていました。

携帯の雨雲レーダーを見ると、15分後に激しい雨を降らす雨雲が通過する予測になっています。
ちょうどその時に遠雷も聞こえてきました。

まずい!
あわてて帰りの支度をして、学校に戻って昼食をとることにしました。
大急ぎでバスに乗って、大栗橋あたりまで走ると案の定ぽつぽつと降ってきました。
バスを降りる頃には、大粒になってきました。
校舎内に入った途端、ザーザーと、いやもっとすごくゲリラ豪雨です。
間一髪でぬれずに帰ってこれました。

ミストの風を・・・


いきなりですが、これは何でしょう?
昨日の午後、用務員の竹内さんとちょっと工作をしました。

  

場所は昇降口を出たところにあるひさしです。
昨年、昇降口を出たところにテントを立て、ミストシャワーを設置していましたが、今年からは常設ミストシャワーにすることを計画。
暑くなってきたので、ちょうど良いタイミングです。
昇降口ひさしの天井部分に穴をあけ、ヒートンをねじ込みます。
そのヒートンに、ミストのホースをぶら下げるような形で設置しました。
 

ホースの設置が終わった後に、シャワー口の向きを調節して出来上がりです。
ちょうどその時通りがかった養護の高橋先生に、効果を体感してもらいます。


ほぼ計画通りに設置完了しました。
(写真ではミストがよく写らないのでわかりづらいです…)
子供たちの下校時、さっそく稼働させてみました。
子供たちは大喜び。なかなかこの場を離れようとしません(笑)。
この姿を見るだけで、嬉しくなります。


朝と帰り、暑い日には稼働させようと思います。
少しでも涼しさを感じて、楽しむことができれば、
暑さに負けずに元気が出るかな!(^^)!

PTA花壇整備 桜の丘学園窓清掃

PTA花壇ボランティアの皆さんが、校門の花壇の整備をしてくださいました。
入学式に合わせた花が植えてあったのですが、夏になり、さっぱりと模様替えです。
 
今日は、2階に設置してある暑さ指数計が「厳重警戒」を示すほど暑い日となりました。
(1階の暑さ指数は室内ということもあり「注意」でした)
暑い中、ありがとうございました。


また、午前中には、多摩桜の丘学園の高等部の生徒さんたちが、実習作業ということで校舎窓ふきに来てくれました。
半年に3~4回、定期的に来ていただき、1階の窓を本格的にきれいにしてくれています。
 



こうして学校環境を維持・整備してくださっている皆様のおかげで、気持ちよく過ごすことができています。
あらためて感謝申し上げます。ありがとうございます。

3年生 廊下は何m?

昨日の5時間目。
開け放している校長室の扉の向こうのろう下から、子供たちの喧騒が聞こえてきました。
何をしているのでしょう。


ろう下には、一本の巻き尺がありました。
なるほど、これは長さの勉強だな!と、すぐにわかりました。
3年生の算数で行っている「長さ」の勉強で、「m」の勉強です。
教室内の様々な部分の長さを図り、その後に教室を出た少しスケールの大きな計測になります。

50mの巻き尺では一気に測ることができません。
1本目の巻き尺をよーく伸ばし、ろう下にまっすぐと伸ばして置き、
その後に1本目の巻き尺の50mの部分と、2本目の巻き尺の0mの部分を合わせます。
これがなかなか難しい。


2本目をまっすぐ伸ばして置きますが、「あれあれ?」まだ足りません!
50mと0mを再び合わせ、3本目を置きます。


「えーっと」・・・
「50mが2本で100m。あと、3mと47cmだからぁ・・・」
「103m47cmだ!」


そう、連光寺小の2階のろう下の長さは、なんと103m47cmもありました。
「100m走だ、走ってみよう!」
「ダメダメ~」とすぐに静止が入りました(笑)。

ノートの記録にも、苦闘の跡がうかがえます。

オンラインやバーチャルがはやりの昨今ですが、
こうして実際に自分の体を動かして学んだことは、実感として残ります。
そして、「えーっと、小学校のろう下が103mだったから…」と、この体感が大人になった時の一つの自分自身の指標になるのです。
それが大事なのです。

全校朝会とタブレット端末

今年度、毎週月曜日の全校朝会は、月始めだけ外で全校児童が集合して行い、他の週は放送朝会にしています。
多学年の接触を少しでも減らすためです。

今週は、放送による全校朝会でした。
代表委員会の司会→校長の話→週番担当教員の話→連絡
という順で朝会は流れていきます。

児童が担当する部分は、もちろんしっかりと原稿が作ってあり、
全校児童の前で話したり、全校放送で話したり、
慣れないことでも緊張することなく、滞りなく進めるために必要です。

「連絡」になったとき、図書委員会の児童が、タブレット端末を取り出して画面を読みながら話し始めました。
原稿をタブレット端末の「ロイロノート」というアプリで作り、それを読んでいたのでした。
 

タブレット端末上で原稿を作れば、大勢でその原稿を確認することができますし、高学年であれば家のPCなどからログインしての加筆修正、推敲も可能です。
そして、基本タブレット端末は学校に保管していますから、「持ってくるのを忘れる」といった心配もありません。
(もっとも、どの端末からも自分のIDを入れれば見ることが可能ですが)
利便性、ペーパーレスといったICT機器の使用は、着実に進んでいます。
いや、むしろ、子供たちの方が教員よりもはるかに上手く活用している様子もあります。
図書委員会の児童の皆さん、素晴らしい~~~!!!


小学生のころ、やはり全校朝会で委員会で決まったことを発表しなければならなかったとき、自分の書いた原稿に先生が赤でたくさん修正を入れてくれました(ーー;)。
その後、清書することなく、そのままその原稿を使用しました。
朝礼台の上に立ったとき、あがってしまい、どこをどう読めばよいのか焦った記憶が蘇りました(~_~;)。

加筆修正が容易な電子原稿だったら、そういう緊張感もなくなるなぁ・・・なんてことを考えました。
「失敗をして学ぶ」という機会は減るのかもしれません。
しかし、原稿を作る手間を考えた時、確実に電子媒体を用いるほうが省力化できます。
それは、ICT機器の本来のメリットでしょう。
他の部分に力を割けるということにつながります。
同時に、失敗して強くなれるタイプの児童(人)と、そうでないタイプの児童(人)がいます。
失敗体験を減らすということも、教育上、必要なときがあります。

「子供を育てる」視点をブラさず、必要に応じて紙と電子を使い分けて教育活動を進めていくことが大切です。

プール準備

水泳の指導が来週から始まります。
各ご家庭では、水着や持ち物の準備は万端でしょうか。
昨日の放課後、教員も2年ぶりの水泳指導ということで、心肺蘇生法、泳法指導の研修を行いました。
講師は5年1組担任の藤枝先生です。

心肺蘇生法も泳法も、時代とともに少しずつ変化していっています。
最新の見解を聞き、いくつかの質疑応答も交えて、指導方法を確認しました。
 

室内での研修を約1時間ほど。
その後は、プールに行って、実際に準備をします。
こちらも全員作業です。

まずは出入り口のすのこを出して。     指導用の時計を設置して
 

目洗いの蛇口をつけて           シャワーヘッドも取り付け
 

最後に、機械室というところに入り、薬品(塩素)の注入の仕方の確認です。

これで準備完了。
あと少しで、2年ぶりの子供たちの歓声を聞けます。

エアコンフィルター清掃

年に2回ほど、教室内のエアコンのフィルター清掃を行っています。
埃の付いている具合によって、掃除機で吸ったり、流しで水洗いをして、エアコン稼働時期に備えます。
例年ですと、PTAやおやじの会の力をお借りすることが多いのですが、コロナ禍でそれもままなりません。
しかし、今週から急激に気温が上がり、各教室でエアコンも動かし始めたため、急遽教職員で清掃を行うことにしました。

教室のエアコンフィルターを外し、汚れ具合を確認して、今回は掃除機で埃を吸っています。
外したフィルターに、思わず「・・・」となるのは毎年のこと。
これで明日の教室は心なしかすがすがしい気分で授業ができそうです。

そのシーズンの気候や、教室によってまちまちですが、埃がたまりやすいのは1階の教室や、階段に面している教室です。
やはり、空気の動きがある場所ではフィルターに埃が付きやすいようです。

2年生 まちたんけん

2年生が生活科で「まちたんけん」に出かけています。
方面を分けて、数回にわたっての実施です。
「まちたんけん」を行うことで、学区地域の位置関係や状況を知り、これから上の学年に行って学ぶ基礎知識となっていきます。
昨日の「まちたんけん」は、学校北側方面に行きました。
学校→たけのこ公園→連光寺駐在所→向ノ丘三角公園→対鴎台公園→大栗川・乞田川合流地点→児童館 
というコースです。


今年はツールが一つ増えました。
そう、iPadです。
一人一台タブレット端末を持ち、まちの様子を記録していきます。


対鷗台公園は、小野小町ゆかりの場所。
明治天皇の御幸の碑もあり、子供たちは写真をたくさん撮っていました。
 

そして翌日の今日は、その自分で撮った写真資料と地図を見比べながら、どこの地点に何があったのか、記録していきます。
記録するのも、タブレット端末上で、「ロイロノート」というアプリを使って行っていきます。ちなみにこのアプリは、自宅のPCやタブレット、スマホからでもアクセス可能です。
 
みんなでタブレット端末を持ち、時には操作を教えあいながら、記録していきます。
 

このような紙への記録ではなく、電子記録の良いところは、何年経ってもいつでも見ることができるということと、傷まないということに尽きます。
ちょうど今年、連光寺小では、電子による学習の記録についての研究を進めているところです。

1年生 全国体力・運動能力調査

今週、各学年で「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」通称スポーツテストに取り組んでいます。
今日は1年生が集中して取り組んでいるのですが、6年生が補助として入り、計測の手伝いをしています。
1年生にとっては、計測方法を教えてもらったり、計測の数字を数えてもらったり、データを記録してくれたりと、6年生なしではスムーズに進みません。
一方、6年生にとっては、お世話をすることで思いやりの気持ちを学び、育む、またとない機会です。
Win-Winの教育活動です。
 立ち幅跳び                上体起こし
 

 長座体前屈                反復横跳び
 

 ソフトボール投げ


様子を見に回っていたら、6年生男子に呼び止められました。
「校長先生、1年生の水筒を一緒に探してくれませんか?」

1年生の要請か、見ていて必要と感じたのか、いずれにせよ水筒を取りに行ってあげようとしたようです。
しっかり記名されていたのですぐに見つかり、水筒を持って走り去っていく6年生の姿はとても頼り甲斐がありました。素敵でした。


業者によるプールの清掃が先週終わり、プールの注水を始めました。
いよいよ夏がやってきます。

6年生 全国学力・学習状況調査

6年生において、文部科学省が実施する全国学力・学習状況調査が行われました。
日本全国の6年生が、本日、「国語」「算数」「児童質問紙」に取り組みました。
いつも授業中に活発な意見が飛んでいる6年生の教室も、
緊張感あふれる、物音のしない空間で調査が行われていました。
6年生、慣れないテストをがんばりましたね!
結果は、個人個人に分析データとして返却されます。秋口になると思います。

4年生 教育実習生

4年生に教育実習生が来ています。
と言っても、4年生を中心にということで、全学年を回って実習を行っています。
教育実習は、教員免許状を取得するための必須の単位です。
免許状や実習の回数によっても異なりますが、1回の実習は3~4週間が多いようです。

本校に来ている実習生は4年生ですから、5~6月にかけての実習が終わった後、7月には教員採用試験(一次)が待ち構えています。忙しいですが、頑張ってほしいです。
教育実習というと、若い先生が来て喜ぶ子供たちをイメージしますが、最近は若い先生も多いですよね?
でも子供たちの反応はやはり違うのです!!!(笑)

今、東京都の小学校の教員採用試験の倍率は2.0倍です。
期限付合格者(昔で言う補欠合格)も含めると、さらに下がります。
一般的に、3.0倍を切ると人材確保が難しくなってくるとも言われます。
初任の教員はもちろんのこと、実習生にも、今から丁寧に育成をしていくことが必要になっています。

学校一丸となって、実習生を応援しています。

今晩、皆既月食です。

今晩、東京で皆既月食が見られます。
しかも、24年ぶりのスーパームーン(地球に月が最も近づいている)での皆既月食となります。
スーパームーンは1年に1回程度しか訪れません。
ということで、月食と相まって赤銅(しゃくどう)色と呼ばれる赤黒い色の珍しい月になるかもしれません。
楽しみです。

部分食の始まり  18:44
皆既食                   20:09~20:28
部分食の終わり  21:52 

自宅から東の空を望むことができるのであれば、ぜひ観察してください。
家の外で観察する場合は、必ず大人に付き添ってもらってください。
自主学習にも、もってこいの題材ではないでしょうか。

↓詳しい説明はこちら↓
国立天文台のホームページから

自宅から見られない人は、国立天文台がYouTubeで配信もします。
↓こちらの配信は、18:00スタートです。↓
皆既月食ライブ配信

6年生 主権者教育~模擬選挙

被選挙権が18歳からとなったことに伴い、学校で主権者教育を行うことが増えました。
多摩市教育委員会の選挙管理委員会が、希望する学校に回って模擬選挙を行ってくれます。
6年生の社会の「政治」の単元が春になったこともあり、早速お願いしました。

市内有権者128,000人を抱える、本物の選挙管理委員会の出張授業です。
持ってきていただいた道具はみんな本物です!


さて、いよいよ模擬選挙の始まりです。
今日の選挙は、給食大臣を決める選挙です。
連光寺小学校では、令和元年度、給食の残菜が1日当たり9.6kg、牛乳の残りは1日平均7本だったそうです。
その事実(データ)をもとに、どのような給食にしていくのがよいかが、選挙の争点です。
 
候補者の演説と、それを支持する人の応援演説です。本物の演説会のようです。

演説をもとに、候補者の主義主張をよく吟味して投票です。
受付で氏名の確認をした後に、投票用紙が配られます。
 
投票用紙も、もちろん本物です。あの、つるつるとした紙の用紙です。
縦に二つ折りにして、これまた本物の投票箱に入れます。


この後開票となりますが、実はあの投票用紙、時間が経つと自然に開いていきます。
ですから、投票箱から出した時には、既に開いた状態で、用紙を数えやすくなっています。
 
児童の中から、臨時の選挙管理委員のアルバイト2名を雇い、開票です。
同じ候補者氏名の投票用紙をまとめ、機械で2回ずつ枚数を数えます。

結果、今回は、茂田井 奈衣代(もたい ないよ)候補が当選しました。
選挙管理委員長から当選証書を渡して、当選のコメントです。

本番の選挙と同じ道具を使い、本番さながらの流れで当選までを体験することができました。
子供たちも、選挙がよく分かったという感想が多く聞かれました。

ちなみに、投票者数が同数だった場合、どうやって当選者を決めるか知っていますか?
公職選挙法にしっかりと明記されており、実は同数の場合は「くじ」で決めるのだそうです。
これがそうなった際に使用する「くじ」。

多摩市では、過去に使用したことはないそうです。

選挙管理委員会の皆様、ありがとうございました。

校長先生の博物館

5月18日(火)から、校長室前の廊下に「校長先生の博物館」を開館しました。
コレクションというほどのすごいものではありませんが、子供たちの学習に関係するような展示品を展示していこうと思います。

最初の展示物は2点の化石です。
1つ目の化石は、先週の4年生の多摩川の学習の後、いただいた素敵なプレゼントです。
アメリカのミシガン湖で採れる、ペトスキーストーンです。
サンゴ礁の化石です。
水に濡らすと、サンゴの形が浮き出てきます。
「水に濡らしてみてください」と表示したので、子供たちは手に取って近くの水道で早速濡らして化石を確かめていました。
1日にして説明の紙がヨレヨレです(笑)。うれしいですね。

2つ目の化石は、アンモナイトです。
これは、卒業した大学の環境教育プログラムの一環で、1996年にタイの大学に招待されたときに「カオヤイ国立公園」のダムで偶然拾った化石です。
日本に持ち込めるのか、ドキドキしながら成田の税関を通ったことを思い出します。

化石は、大人が見てもワクワクしますね。
長い年月の生き物のロマンを感じさせてくれます。
これからも少しずつ展示していきます。

今週末は運動会

いよいよ今週末は運動会です。
天候が心配なところですが、5月11日(火)にお知らせしました要綱で実施予定です。
運動会前日に、最終確認のメールとホームページの更新を行いますので、ご確認ください。
さて、校内の運動会への準備は着々と進んでいます。
昇降口には、代表委員会が作成した恒例の掲示がお目見えしています。
気分を盛り上げますね。

校庭では、それぞれの学年が競技の練習をしています。
1年生は自分たちの競技だけでなく、開会式も出場します。
開会式の練習も行っています。

どうぞお楽しみに。

また、6年生の係の児童も、それぞれの学年の練習の時間に、係の仕事の練習を兼ねて一部参加しています。6年生ありがとう!!

と、運動会に向けての記事を書いていると、1年生が校長室に「入ってもいいですか?」「失礼します」と手にタブレットを持って訪れました。
生活科の時間の「学校探検」です。校内の写真を撮って、授業で使用するようです。


現1年生は、入学した時から個人用のデジタル機器を活用していきます。教育が変わる足音が聞こえてくるようです。

3年生 ヤゴ救出大作戦

昨日の5年生のメダカ救いに続いて、今日は3年生のヤゴ救出大作戦です。
人海戦術で3年生全員でプールに入り、底にたまった落ち葉などをさらっていきます。

目的はヤゴの救出だったのですが、昨日採りきれなかったメダカがまだ泳いでいます。
メダカとヤゴの救出作戦となりました。

はじめは一人一人探していたのですが、最後には、中央に全員が集まり、両端に向かって背中合わせで進んでいきます。列になることで、一斉にさらいます。
 
落ち葉の下に、ヤゴがたくさん隠れていました。教室で無事に羽化してほしいですね。
 
メダカはさらに50匹ほど採れました。

一方、こちら5年生の教室の前には、救出したメダカが並んでいます。
 
 
すべての水槽にメダカが入っているのです。壮観です。
全部で250匹くらいになりました。

5年生 メダカすくい?いやいやメダカ救い

昨年は水泳指導が中止でした。
プールの水も抜かずにそのままの状態でしたが、放っておくとボウフラがわいてしまいます。
そこで、ボウフラ対策として6月初旬にメダカを100匹購入してプールに放ちました。
うまくいけば次の年の5年生の理科の学習で使えるかも・・・という期待も込めて(笑)。
市内でも数校同じ対策をしているようでした。
夏場は爆発的にメダカの数が増えましたが、冬場、メダカの姿はまったく見られなくなり、やはり低温では生きてゆけないのか・・・と思っていたのですが、4月になるとまた姿を現してくれました。
今年度は水泳指導を実施する予定ですから、プールの清掃を行う前に、5年生がメダカを、3年生がヤゴを救出することになりました。
今日は5年生がメダカすくい・・・ではなくメダカ救いです!
ひざ下くらいまで水位を下げ、安全のために上履きを履いたままで、タモ網をもってすくいます。
5年生、みな真剣です。
あれよあれよという間に救出されたメガカが増えていき、クラスを分けて午前午後と救出。200匹くらいになりました。
 
水槽に入っているメダカを見ると、どれも筋骨隆々というか、骨太というか、がっちりとした、とてもメダカには見えないほどの魚体です。
ひと冬を越してきたメダカたちですから、精鋭ぞろいなことは間違いないでしょう。
これから5年生の理科で飼育し、観察していきます。
学習が終われば、再びプールに放流かな?

特別支援教室かがやき「相手に伝わる話し方」

特別支援教室かがやきの授業にお邪魔しました。
今日の学習は、気持ちよく活動できる話し方です。
まずは今日の授業の流れを提示します。

題材の絵本を読んでから、最近の運動会の練習について感想を言い合い、リラックスムードを作っていきます。
いろいろな思いが出てきます。
本音を言葉にするって、大事です。胸にとどまっていた思いを吐き出すことにつながるからです。そう、「話すは放つ」です。

さて、本題に入ります。
宿題を忘れてしまった場合、担任の先生からの問いかけにどうこたえるか、です。

まずは教員がロールプレイのお手本を見せます。

その後、数人がそれぞれの役割になって、受け答えをします。
その中で、よかった言葉、正直な姿勢、丁寧な言葉遣い等を確認し、困ったことが起こったときのよりよい対処の仕方を実地で学びました。

かがやきは、人との関わりの仕方を学ぶ教室です。
どんな子供にも必要なことを、クローズアップして学習し、実践力を身に付けていきます。貴重な時間ですね。

6年生 総合的な学習の時間「ストップ温暖化 再生可能エネルギー大作戦」

5月11日(火)に、学年合同で2時間続きの6年生の総合的な学習の時間がありました。
6年生の総合的な学習の時間のは、「未来にやさしいエネルギー」と題して、1年間を通じて温暖化や再生可能エネルギー、そして私たちの未来について考えていきます。
校長が、環境省が認定している「地球温暖化防止コミュニケーター」の資格を持っていたためゲストティーチャーとして参加です。
まずは、地球の平均気温が観測開始から130年間で1.1℃も上昇していること。
それに伴って、近年異常気象(大型台風、集中豪雨、高温等)が頻繁に発生していること。等を話します。
2100年の東京の気温が44℃ということに、子供たちは「えーーーっ」と悲鳴を上げています。
東京が44℃になるのは、今後何の温暖化対策もしなかった場合、最悪のシナリオとして地球平均気温が4.8℃上昇し、その時の東京は44℃になっているという、科学者たちの計算によってはじき出された数字です。(IPCC AR5より)

その原因は地球温暖化によって生じていることが確実視されていること。
温暖化は、二酸化炭素の増加によるということが疑いの余地がないこと。
と、話が続いていきます。

これ以上二酸化炭素の濃度の割合が増えると、もう元には戻れなくなること(ティッピングポイント)や、何も対策をしなければ2030~2040年ごろにはその濃度に達してしまうのだそうです。
地球の平均気温の上昇は、あと1.5℃以内に抑えないと、再生不可能な環境になるとIPCC(気候変動に関する政府間パネル)では警告しています。
 
しかし、振り返って私たちの生活を考えてみると、身の回りの様々な物事はすべて二酸化炭素を排出していることを知ります。
例えば、給食は、調理の際の熱源や、運搬時の排気ガスから二酸化炭素が排出されます。
ゲームをする時にも、必要な電力は発電所で作られますが、現在のベースロード電源となってしまっている火力発電でも、石炭や天然ガスを燃焼した際に二酸化炭素が排出されます。
といった具合に、二酸化炭素とは切っても切れない生活を私たちの現代文明は送っているのです。

二酸化炭素の排出を抑えたり、排出を止めたりするためには、どのような社会を創り、生活スタイルをどう変えてゆけばよいのか…。
さあ、ここからがいよいよ6年生の学びのスタートです。

最後に、2019年9月23日に国連気候変動サミットで演説したグレタ・トゥーンベリさんの演説を見てもらいました。
言葉はテロップで出ますが、むしろ言葉よりもその意気を感じてほしいと思い紹介しました。
気候変動は未来を絶望させる脅威と感じ、何も対策ができない大人たちに怒り、自分ができることとして、学校を休んでFFF(Fridays For Future~気候変動対策を訴える毎週金曜日の国会での座り込み)を実行していた、その意気を感じてほしいと思いました。
「大人たちは『未来のために勉強しなさい』と言う。でも、今のまま気候変動が進めば、まともな未来なんてないかもしれない。たくさん勉強して気候変動の危機を訴えてもまったく耳を貸さないのなら、どうして一生懸命勉強していられるの?」
当時のグレタさんの言葉です。応えられる大人はいるのでしょうか。
グレタさんが当時16歳の高校生であったことに子供たちは驚き、「自分事」としてスッと落ちて捉えることができたようでした。

子供たちから質問が出ました。
「校長先生は子供たちがFFFに行きたいと言ったらどうしますか?」
もちろん、即答です!
さて、ご家庭では、どう答えますか。問われているのは、大人たちなのです。

6年生の未来に向けた学び、大いに楽しみです。

3年生「植物の育ち方」

5月13日(木)に3年生の理科の授業にお邪魔しました。
3年生の理科は、四季を通じて動植物がどのように生活または生長し、姿を変えていくかを学んでいきます。
前時に、ひまわり、ほうせんか、大豆、オクラの種子を観察しました。
理科の観察のスケッチのコツは、絵画ではありませんから、よく見て一本線で描くのが基本です。
とてもしっかりと描けています。
 

観察はスケッチだけではなく、大きさ、形、色など、特徴を記すことも大切です。
種子の時の特徴を踏まえながら、今後どのように生長していくだろうと予想をしました。
子供たちは、アサガオや野菜の生育を思い出して、予想していました。
 
この予想をもとに、4種類の植物が育っていくときの観察の視点を考えました。
興味関心がわいてくると、毎日の生長が楽しみになります。

大きく育ってほしいですね。

6年生「俳句」の授業

6年生の国語「俳句」の授業にお邪魔しました。
「俳句」はルールが簡潔で取り組みやすい課題です。
しかし、簡潔であるがゆえに奥が深いとも言えます。
教科書にも四季を通じて「俳句」の単元が出てきます。
今日の授業は、「春のいぶき」と題した「春」の俳句です。
春夏秋冬は四季ですが、もっと細かく24節気という古来からの季節の区切りがあります。
春には「立春(りっしゅん)」「雨水(うすい)」「啓蟄(けいちつ)」「春分(しゅんぶん)」「清明(せいめい)」「穀雨(こくう)」の6つがあり、それぞれに意味があります。
日本人の繊細な季節感覚を表すものですね。

そんな繊細な春のいぶきを感じる俳句を詠んでみようという展開です。
まずは、俳人(長い短冊のもの)や、同じ小学生(画用紙大のもの)が詠んだ句を紹介です。

季語は1度しか用いないことや、感情を表す言葉は使わずに感情を詠むなど、だんだん奥深くなっていきます。

日常のふとした情景を、言葉巧みに詠む。
俳句の醍醐味ですね。
しかし、これは「言うが易し行うは難し」の典型です(笑)。
「う~ん」という心の声を教室内にこだまさせながら、そして時には班の仲間と意見交流しながら、6年生は俳句を詠んでいました。
いくつか紹介します。
 

う~ん、なかなか!
だんだんと大人っぽい言葉遣いができるようになってきましたね。

体育集会(ラジオ体操)

運動会は、まだ先行きがはっきりとしていませんが、当日に向けての準備は始まっています。
競技は学年ごとで、自分の学年が行う時間帯のみの登校となる予定ですが、6年生のみ、係活動のため朝から登校になります。
通常、運動会や学芸会などの大きな行事では、運営のために5,6年生にそれぞれ係活動があります。せめて6年生にだけは、例年のように、最高学年としての係活動の充実感、達成感を感じさせたいとの考えです。
競技(行事)に向けた練習や本番で大きく伸びる子供がいます。
同じように、その行事を運営する活動で大きく伸びる子供もいるのです。

朝のあいさつで昇降口に立つと、運動委員会の児童がラジオ体操の練習をしていました。
今日の体育集会で、全校でラジオ体操を行うための準備です。
 
その姿を見ながら、ラジオ体操の音楽が流れると、
校舎のオープン前(8時)に昇降口にいた児童が一緒に体操をしだしました。


8:25。いよいよ体育集会のスタートです。

間隔を取り、激しい運動ではないのでマスクをしたまま整列です。
運動委員会の児童が前に立ち、お手本となってラジオ体操が始まります。
考えてみると、昨年は運動会も、夏休みのラジオ体操もありませんでした。
2年ぶりのラジオ体操だったかもしれません。
 
思っていたより上手に、みんな体操ができていました。
運動会に向けて、少しずつ気分が盛り上がっていきます。

集会後は、運動委員会のメンバーが集まって、すぐに反省会です。
「すぐやる、いまやる」が実践できていますね。
最後は一本締めをしていました。とてもいい雰囲気でした。

運動委員会の児童の皆さん、ご苦労様でした。ありがとう。

2年生交通安全教室

今日は2年生が交通安全教室に出かけてきました。
多摩市の小学生は、1,2年生の時に全員、多摩川べりの交通公園に出かけて、正しい歩行の仕方や自転車の乗り方を学びます。

着いた早々、まずは車とダミー人形の衝突実験です。

ドンッという音とともに、人形が飛ばされます。
衝撃的な実験ですが、事故の恐ろしさを感じてもらい、この後の交通安全教室に集中してもらおうとのねらいです。

クラスごとに分かれ、いよいよプログラムが始まります。
1組は建物の中に入って、動画視聴や講義、テスト。
2組は外で自転車の乗り方や歩行の仕方を学びます。
2組と一緒に行動しました。
クラスの中も2つに分かれます。まずは正しい自転車の乗り方。
ほとんどの児童が持参したヘルメットを被り、ない児童は交通公園のヘルメットを借ります。
自転車のわきに立ち、空気圧やブレーキの確認をしてからまたがります。
 
公園内周遊道路を走らせます。
スピードをさほど出せないので、ちょっと運転しにくそうな子供もいました。


もう一方のグループは、正しい歩行の仕方を練習しています。
 

外での活動が終わり、1組と交代して建物の中に入ります。
交通ルールや交差点で注意することなど、具体的な話と「忍たま乱太郎」が登場する交通ルールを守ろうという動画を視聴しました。
 
最後にテストをして、合格すれば交通安全教室が終了します。
テストがあるところなど、府中運転免許試験場を思い出してしまいました(笑)。

安全運転教室を終えたということで、一人一人に名前入りの「多摩市自転車運転免許証」が授与されました。

坂道、細い路地、公園、幹線道路、交通量の多さ、と危険個所が多くあるのが連光寺小の学区です。
かつては車と接触する大きな事故も起きています。
5月は小学生の事故が最も多い月です。
くれぐれも交通安全に気を付けて生活するよう、学校と家庭で繰り返し子供に話していきましょう。
また、自転車乗車中の事故は加害者になる可能性もあります。
子供たちにその責任の大きさを意識させていくことも必要ですね。

1年生ひらがなの学習

連休はどのようにお過ごしでしたでしょうか。
職員室では「ずっと家にいました」という教職員の会話がそこかしこで聞こえてきました。

3時間目、1年生の教室で1時間授業を見てきました。
4月から続いている「ひらがな」の学習です。
今日のひらがなは「い」です。まずは担任が黒板に「い」と書きます。
「『い』のつく言葉はありますか?」に対して、
「いす」「ホタルイカ(食卓に並んだのかな?)」「インドネシア!!(よく知っているね)」「イソギンチャック(海で見たのかな)」などなど、たくさん言葉が出てきます。

実は黒板に書いた「い」の文字、わざと形を崩して書いています。
「どこに気を付けて書くといいのかな?」に対して、何人もの子が前に出てきて説明してくれました。
  
さてさて、書く時のポイントを押さえたところで、いよいよプリントに書いてみます。
みんな真剣そのもので、ゆっくりゆっくり、丁寧に書いています。

ある子のプリントを見せてもらいました。
とっても上手に、そしてしっかり書けていました。

丁寧な手順を踏んで、一文字を書かせようとしているからこそ、子供たちは真剣に取り組むのですね。
1年生、頑張った文字がすばらしい!!

一方、教室の窓から校庭を見ると、4年生が体育をしていました。
クラス合同で、運動会の練習をしています。
徒競走と、綱引きの練習をしていました。
綱引きは、ソーシャルディスタンスを取っての競技方法です。
 
コロナ禍での運動会です。
感染予防対策についての昨年度の知見を活かしながら、今年は実施する予定です。
競技種目は2種目。競技時間も、ひと学年のみで行うかもしれません。
多摩市内の感染状況や緊急事態宣言の延長とにらめっこしながら、実施方法を決定します。

学校公開を実施します

★学校公開について
当初配布しましたプリント通りの日程、時程で学校公開を実施します。
「緊急事態宣言が発出された場合は中止」とお伝えしていましたが、ホームページと配信メールでお知らせしましたように、多摩市教育委員会の方針に沿い、感染予防対策を講じて実施します。

【28日(水)】2・4・6年生の1組、1・3・5年生の2組 
1校時・・・授業 出席番号1~12番 (4年生のみ1~9番)
2校時・・・授業 出席番号13~24番 (4年生のみ10~18番)   
3校時・・・道徳授業   出席番号25~36番 (4年生のみ19~26番)      
4校時と5校時は公開しません
            
【30日(金)】1・3・5年生の1組、2・4・6年生の2組
1校時・・・授業 出席番号1~12番 (4年生のみ1~9番)
2校時・・・授業 出席番号13~24番 (4年生のみ10~17番)
3校時・・・道徳授業   出席番号25~36番 (4年生のみ18~25番)
4校時は公開しません

R03+生活時程表.pdf

【お願いとご注意】
直近2週間で37.5°以上の発熱がなく、当日37.0°以上の発熱のない方が参観できます。なお、ご出席の際には、配布しましたお知らせプリント下部にあります【体温記入票】に体温を記入してお持ちください。受付でお渡しください。
・参観は、各ご家庭1名のみとします。
・マスクの着用をお願いします。
参観中の児童との会話、保護者同士の会話は、ご遠慮くださいますようお願いします。
・上履き、下履きを入れる袋をご持参ください。
・車やオートバイでの来校はご遠慮ください。
PTAの名札をご持参ください。