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9月2日(金)その2 子育て・親育ちの眼「してもらえる人」

<子育て・親育ちの眼「してもらえる人の心理」> あなたは、してあげることが好きですか? それとも、してもらうことが好きなタイプですか?  

〇してもらえる心理・・・・・・「なぜかまわりに助けられる人の心理術」という題名の本が気になり、買ってきました。 この本の作者は、テレビに時々登場するメンタリスト DaiGo(ダイゴ)さんです。
●ダイゴさんの考え方の基本形は、
1人は、相手が好きだから何かしてあげようと思う。
2人は、何かしてあげたから、その相手を好きになってしまう。
3好かれたいなら、上手に”してもらう” ことが大切。 ということです。
●この考え方は、家の中での母親と子どもの関係がこれに当てはまります。 
母親は、子どもが好きだからしてあげる。してあげているうちに子どもをより好きになっていく。子どもは、より親から好きになってもらおうと、上手にしてもらえるように振る舞おうとします。
●この考え方は、恋愛中の男と女。結婚した夫婦でも、同じ関係が起こります。 
●この本では、相手から、やってあげたいと思わせるテクニックを紹介しています。
たとえば、「相談する」「お世辞をつかう」「曖昧にお願いする」「急にだまる」「話の途中で目をそらす」などのテクニックがあるようです。 
***我が家では、7:3ぐらい「してもらっている」ように感じます。皆様のお家では、どうでしょうか? 参考文献 DaiGo著書 「なぜかまわりに助けられる人の心理術」 宝島社 2015年

9月2日(金)晴れ その1 校長室コラム「期末テスト終了」

<校長室コラム「期末テストが終わりました」> 暦は秋ですが、今日はまだ「夏の雲」が広がっています。 夏の暑さではありませんが、まだまだ「日焼け」しそうです。 


〇第1学期期末テストが終了しました・・・・・・期末テストは、技能教科も入って「9教科」のテストです。 2日間で、7時間、生徒たちはテストを受けていました。 じりじりと暑く、汗を拭きながらのテストではなく、エアコンのおかげで快適なテストとなりました。平均点も5点ぐらい上がりそうです・・・。
テストのようすを廊下から見ていて、学年によってはテスト開始から10分ぐらいで、「できない」とあきらめて、机にうつぶせになる生徒が数名いました。 今までの授業の記憶や復習した知識の糸口をさぐり、最後まで回答用紙を「全問うめる」くらいの意慾と気迫を期待したいです。
さて、来週、結果が出ます。できなかった問題の再確認をしてほしいです。
  

〇「丸窓」が気になります・・・・・・普通の学校の校舎では、見かけない「丸窓」が北中にあります。ご存じでしょうか?当時、設計者が何か意図があっての丸窓だったと思います。
私は、毎日校舎を回るとこの「丸窓」を除きます。「この風景の向こうには、何があるのかな?見えるのかな? 」と思いを巡らせます。 
 

9月1日(木)その3 団長の目から海外派遣を7

<団長の目から町中学生海外派遣事業を振り返る7> 今回の「高根沢町の海外派遣プログラム」とFIJI(フィジー)政府との関係をコメントしたいと思います。
〇高根沢町の今回のプログラムとFIJIの関係・・・・・・昨年度からスタートした「高根沢町中学生海外派遣事業」には、FIJI政府は、大きな期待と希望を持っています。
その表れが、2日目の夕食時にコミッショナー・ウェスタン(FIJI西地区のトップ)であるマナサ知事が多忙な公務を割いて団員生徒たちに歓迎のあいさつに来られました。ゆっくりとした英語で、3分ぐらいのスピーチをいただきました。知事が来られたこの日は、「公休日」となり首都スバ市で7人制ラグビーチーム金メダルの祝賀会を開催していた時でした。日本の高根沢町の中学生の来訪を政府が第1に考えている証拠のように感じました。
           

●海外派遣3日目の夜、NADI(ナンディ)市の教育長と学校訪問した市内サンベト・ディスクリクト・スクールの校長の2人が宿泊しているホテルに来られました。理由は、今回の学校訪問での高根沢生徒との交流プログラムについて、レオーネ先生と「カバ」を飲みながら、反省と検討をしたいということでした。 ナンディ市の教育長さんは、レオーネ先生がFIJIのハイスクールで教頭していたときの優秀な部下だったそうです。 私は、ロビーで御挨拶のみさせていただきましたが、2時間ぐらい、3人で「カバ・パーティ」が続いていました。 

***FIJIでは、お酒の代わりに、「カバの根」の粉を水で溶いた「カバ」を10杯、20杯と飲み交わすのが風習のようです。教育長が入って交流プログラムの検証及び、今後、高根沢のプログラムがスタンダード・プログラムとして、日本各地の市町村、中学、高校に紹介していくそうです。  

9月1日(木)その2 子育て・親育ちの眼「いじめ・・・」

<子育て・親育ちの眼「いじめから自殺事件が続いています」> 新聞には、毎日のように、いじめを苦に自殺した生徒の記事が掲載されています。
〇産経抄(H28,8,3産経新聞1面)の記事に・・・・・・「産経抄」の記事を要約すると、世界的ピアニスト、フジコ・ヘミングさんは、スウェーデンの父と日本人の母の間に生まれた。ヘミングさんは、幼少期に日本でもスウェーデンでもいじめに遭っている。10年分の日記を読み返すと、楽しく思ったことが5日くらいあったそうだ。
●「綺麗な死に方すらできないけど、楽しい時もありました」これは公開された女子生徒がスマフォに保存された遺書の一節です。 青森市の中学2年女子が駅のホームから飛び込み死亡しました。
●少女は、同級生から無視されたり暴言をはかれたりするいじめを受けていた。少女は、2学期の始業式の翌日に亡くなった。 別の中1の男子生徒は、始業式の3日前に自殺している。
●ヘミングさんの著書の中に、「越えられない試練はない。ただ、渦中にいるときは人はそのことに気づかない。」 「いつか越えられる。とにかく生き延びてほしい。いじめに苦しむ子供たちに、これだけは言いたい」と。 
***川崎、そして埼玉で、男子生徒を殴り、川沈めて死亡させるような事件も起きています。いじめや暴力のない子供たちの世界を作っていくのが、今の大人の役割だと考えています。

9月1日(木)晴れ その1 校長室コラム「期末テスト1日目」

<校長室コラム「期末テスト1日目」> 今日から9月に突入します。今年度も折り返し地点に近づいています。 9月1日は「防災の日」です。「備えあれば憂いなし」と言われます。お家の中に、防災グッズを備えてあるでしょうか・・・。
  

〇期末テスト1日目・・・・・・今日から、「期末テスト」がはじまります。夏休み中、どれだけ復習ができたでしょうか?! 9教科を技能教科は抱き合わせて、今日4時間、明日3時間の7時間で実施します。 教科数が多いので、ポイントを押さえて短時間集中方式で、テスト範囲の確認をしてください。
  

〇昼休み、図書室に行くと・・・・・・今日は図書室が開放しているので、ようすを見に行きました。私の予想に反して、来室する生徒は係の生徒以外は、数名でした。多くの生徒は、各教室で「テスト勉強」をしていたのかもしれません。係の先生の話では、「新着図書も入っているので、多くの生徒の来室を待っています。」とのことでした。  
  

8月31日(水)その3団長の目から海外派遣を6

<団長の目から海外派遣を振り返る6> 今日は、海外派遣で出会ったたくさんのFIJI(フィジー)人の気質についてお話します。

〇FIJI人の気質、特徴などについて・・・・・・引率した町ALTのレオーネ先生のふるさとは、FIJI共和国の首都スバ市のあるビチレブ島の南、バツレレ島です。 ビチレブ島からバツレブ島まで、船で約4時間かかるそうです。
レオーネ先生と6日間、一緒に行動させていただき、FIJI人の面白い、驚くべき性格や気質が分かりました。
1 FIJI人は子だくさん・・・レオーネ先生も含めて、FIJI人は子だくさんで10名以上います。新政府の政策で、病院の治療費は無料。出産費用も無料です。小学校から大学まで授業料も無料ということで、FIJIでは、多くの子どもが育てられる環境があります。

2 FIJI人はFIJI語が話せる人は皆、兄弟?!・・・NADI(ナンディ)空港に到着して、最初に驚いたのは、誰でも誰にでも「BULA(ブラ)」(こんにちは)が飛び交います。
レオーネ先生の話では、「FIJI語が話せる人は、皆、兄弟姉妹です。」と言っていました。レオーネ先生は、市内で会う人、会う人、「BULA、BULA」と挨拶をしながら、親しげに話をします。「レオーネ先生、親戚ですか?」と尋ねると、「いいえ。」「でも、FIJI人はみんな親戚です」と応えます。 
環境プログラムの修了証を頂いたマナ島の「Mana Island Resort &Spa」 で働いているの日本人の「CHIKAKO」さんの話では、「FIJIでは、従兄弟まで兄弟姉妹なんですよ」と言っていました。 
また、レオーネ先生のふるさと「バツレレ島」では、島の人は「皆、親戚」という考え方があるようです。 FIJIのは、昔の日本の「村」意識や江戸時代長屋の「向こう三軒両隣」の意識が強く残っている気質が残っているようです。

3 毎日、たくさん食べて楽しく生きる・・・FIJI人を見ていると、失礼ですが5人に3人ぐらいが体格がよくお腹周りが太い人が多いように感じました。 レオーネ先生は、FIJI人は「たくさん食べて、夜はカバを飲み、眠る」と、言っていました。 毎日、成人病など気にせずに、楽しくたくさん食べて一生を終えると言うような考え方がFIJI人もはあるように感じました。 

4 笑顔は世界一・・・「FIJI人の笑顔は世界一」と言われます。 FIJIの笑顔は、「Big Smile」と言われるくらい、こころの底から顔いっぱいにうれしさを表します。 日本人には、真似のできないSmileでした。
 
5 バイリンガル(Bilingual)なFIJI人・・・イギリスの植民地になっていたFIJIですが、このために主要言語が英語とFIJI語とインド語の3言語です。 小学校から、小・中学校では教科担任は英語で授業し、インド語を第二言語で学びます。 休み時間は、友達とはFIJI語です。 Bilingualな人間に教育することで、FIJI人は、アメリカや西欧、日本を含む東南アジアに留学するとか職業を見つけて、世界で活躍しています。  
     

8月31日(水)その2 校長室コラム「エアコンの中で」

<校長室コラム「エアコンで、集中して授業ができています」> 昨日は、台風で「臨時休業」でした。 授業(登校)再開して、今日が2日目になります。 新聞でご存じのことと思いますが、町のホームページの書き込みに、「明日、北小学校を爆破する」という内容のメールが入りました。昨夜から北小は厳戒態勢で警備、巡回が行われ、児童は今日も「休業」となってしまいました。 警察の方でも、詳細な操作と取り調べが行われています。

〇今日は、集中して授業ができています・・・・・・長期休み明けで、授業への参加態度を少し気がかりでしたが、設置されたエアコンのおかげて「室温27度」の快適な環境の中で、ほとんどの生徒たちは授業にも集中して参加していました。
3年生は、来年1月からの私立高校、県立高校の受験(受検)に向けて半数以上の生徒が舵取りできましたが、未だ気持ちや体勢が「入試バージョン」に入れない生徒も少なからずいます。お家でも、お話いただけると幸いです。 
スポーツの世界では、「練習は嘘をつかない」という言葉がありますが、入試では「やれるときに、集中して勉強する」というのが基本だと私は考えています。
   

〇今回、設置のエアコンについて・・・・・・今回、設置していただきましたエアコンは省エネ(エコ)設設計で、深夜電力を利用して室外機の中に「氷」を作るそうです。 スイッチを入れると、その「氷」のところに風を通して冷えた風が室内機から送風される仕組みです。 今月は、設置されたエアコンを使用して、ひと月の電気代を算出したいと考えています。 
ただし、「氷」を作る室外機が縦・横大きくスペースをとり、自転車小屋付近の生徒を見通せる視界が狭くなったのが問題です。 
   

8月31日(水)その1 2学年だより「第6号発行」

<第2学年だより「第6号発行」> 雑節の一つ。本日、8月31日は「二百十日」です。立春から数えて二百十日目。この日前後には「台風」が多いと言われてきました。 「台風10号」は昨日、岩手県を縦断しましたが、東北から北海道にかけて大きな被害が出ています。

〇第2学年だより第6号・・・・・・本日、紙ベースの「2学年だより」は、お子さんをとおして配布させていただきました。 下の「pdf」をクリックすると、拡大してご覧いただけます。
 第2学年だより第6号.JPG

8月30日(火)その3 団長の目から海外派遣を5

<団長の目から町中学生海外派遣事業を5> 今日は、団員が訪問したFIJI共和国について話をします。
〇FIJI共和国、ご存じですか?・・・・・・FIJI共和国は、南太平洋諸島の中のひとつの国です。
1966年に出版された森村 桂の旅行記「天国にいちばん近い島」で、南太平洋のニューカレドニア(FIJIの隣の島)が紹介されました。その後、森村桂の作品を原作に1968年、映画「天国に一番近い島」が放映されました。主役が原田知世でした。この頃から、日本人を含めた外国人観光客が、南太平洋の島々に訪れるようになりました。 現在、年間60万人以上の外国人が観光に訪れています。 
***私の知り合い2人は、20年以上前に、新婚旅行先は「FIJI」でした。
      

〇FIJIの歴史・・・・・・南太平洋の島々の中でも、最も古くから人が入居した島の一つでした。1800年代には、部族間の争いが続きます。1874年、FIJIは英国の植民地になります。この時、特産の「サトウキビ」労働のために約6万人のインド人が入植します。 インド人の入植で、現在はFIJI総人口の約5割が「FIJI人」。約4割が「インド人」。その他アジア系など「1割」が住んでいます。 
1987年以降、相次ぐ「クーデター」が起こり、1997年「新憲法」公布。2007年に新政府が出来上がりました。 

8月30日(火)その2 子育て・親育ちの眼「将来の職業?」

<子育て・親育ちの眼「将来どんな職業を希望しますか?」> 昨日の「全校集会」での私の話で、「夢・実現」という新たなMISSIONを示しました。 北中の生徒たちが、将来、どのような職業を夢見ているのでしょうか? 小6の「卒業文集」の中には、「将来の職業」というコーナーを設けて、子どもたちが職業を書いていますが、北中の生徒たちはどのような職業を書いたでしょうか? 

〇年収から見た男の職業・・・・・・6年前の厚生労働省「賃金センサス」(2010年調査)で、男性の職種別月給与の上位10と下位10の一覧がありました。 6年前で、古い資料なので現在は変化があると思いますが、将来の職業の参考にしてなればと思います。
●男性職種給与上位ベスト10・・・1航空機操縦士(88,4万円)  2医師(82,9万円)  3大学教授(67,6万円)  4大学准教授(53,9万円)  5大学講師(49,0万円)  6高等学校教員(45,4万円)  7自然科学系研究者(41,5万円)  8薬剤師(39,7万円)  9記者(38,6万円)  10一級建築士(37,7万円) だそうです。
***6年前の資料ですので、信憑性に欠くように思いますが、職業は給与だけではなく内容や働く満足感、充実感などからも選択していってほしいです。  参考文献プレジデント社「プレジデント」(2016,8,29号)20,21ページから引用