日誌

モンシロチョウの観察

モンシロチョウのさなぎ(6月7日 はれ)

 ひさしぶりに学校でみなさんのすがたを見ることができた一週間でした。
 みなさん元気にすごせましたか?
 
 しばらく間が空いてしまいましたが、モンシロチョウのようすです。

 まだ、さなぎのままです。
 少し、色がかわったような気もします。


 赤でかこんだところに、チョウの羽になるぶぶんのもようが見えていますね。
 
 モンシロチョウのさなぎについては、NHK for Schoolにどうががあります。
 見てみてください。
 
 さなぎになるじゅんびをするよう虫のようす
モンシロチョウのさなぎのようす(1分22びょう)

 さなぎの、羽になるぶぶん、目になるぶぶんなどのせつめい
モンシロチョウのさなぎのかたち(57びょう)

 モンシロチョウのようすについては、へんかがあったらまたここにきろくを書きます。

モンシロチョウのさなぎ(5月29日 はれ)

 ぶんさんとうこうで、ひさしぶりにみなさんのかおを見ることができました。とてもうれしかったです。
 らいしゅうからは、いよいよみんなといっしょの学校がはじまりますね。先生たちはみんな楽しみにしています。

 モンシロチョウのようすです。
 すこし前のことからしょうかいします。

 27日(水よう日)、モンシロチョウのよう虫が、入れもののふたにのぼっていました。


 そっと、うらがえして見てみました。

 なんだか、形がかわった気がしますね。
 前は、こんなずんぐりむっくりではなかったような……。

 そして、つぎの日、28日(木よう日)には、ぜんぜんちがうすがたになっていました。

 これを、「さなぎ」といいます。
 
 うすい茶色で、でこぼこしていて、黒い点がたくさんあります。
 きょうかしょのしゃしんでは黄みどり色をしていますが、じっさいには色はいろいろです。まわりの色によってかわるのかもしれません。
 
 さなぎは、モンシロチョウのよう虫が、チョウのすがた(こん虫の大人を「せい虫」といいます)になるじゅんびをするためのものです。
 外がわはかたくなり、ほとんどうごかなくなります。えさも食べません。

 長さは1cm8cmくらい、太さは4mmくらいです。
 ずいぶん長さがちぢみましたね。

 モンシロチョウのさなぎについては、NHK for Schoolにどうががあります。
 見てみてください。

サナギになるモンシロチョウのよう虫(1分19びょう)

モンシロチョウのサナギのかたち(57びょう

 あと何日かしたら、チョウになる、はずなのですが……。
 ちょっとしんぱいもあります。

「とべないホタル」というお話を知っていますか。
 さなぎから生まれたホタルたちの中に、うまく羽が広がらず、とべないホタルがいる、というところからはじまるお話です。

 あれはただのお話ではなく、さなぎからせい虫になるのにしっぱいするこん虫は少なくないのです。

 このさなぎは、ぶじにチョウになってほしいですね。 

モンシロチョウのよう虫 (5月25日 はれ)

 今週からぶんさんとうこうがはじまりましたね。
 先生たちは、みなさんと会えるのを楽しみにしています。
 
 さて、モンシロチョウのよう虫のようすです。

 3日前より、また一回り大きくなりました。
 長さは2cm8mmくらい、太さは4mmくらいです。
 

 体には、細い毛がたくさん生えています。
 口をうごかして、キャベツをむしゃむしゃ食べているのがわかります。
 

 えんぴつとくらべると、大きさはこのくらいです。
 さいしょのたまごから、ずいぶん大きくなりました。
 
 左がわのよう虫のせなかに、黒っぽい点が2つあるのがわかりますか。

 これがあるのがオスなのだそうです。
 
 このころのモンシロチョウのよう虫のようすをしょうかいするどうがが、NHK for Schoolにあります。(1分39びょう)

モンシロチョウのよう虫
 
 足や、目の数など、くわしくしょうかいされているので、見てみてください。

モンシロチョウのよう虫 (5月22日 くもり)

 来週はぶんさんとうこうですね。ひさしぶりにみなさんと会うのをとても楽しみにしています。
 さて、モンシロチョウのよう虫のようすです。

 長さは1cm8mmくらい、太さは3mmくらいです。
 あまり大きくなっていない……のですが、じつはざんねんなお知らせがあります。
 
 前回まできろくしていた、一番大きいよう虫がしんでしまいました。
 なので、これは、前回まできろくしていたよう虫ではなく、2番目に大きいよう虫です。
 しんでしまったりゆうはよくわかりませんが、びょうきかも知れないし、かわをぬぐのにしっぱいしたのかも知れません。
 

 
 じつは、このきろくを書きはじめるときに、10こくらいたまごをとってきていたのですが、よう虫が生まれなかったたまごもあるし、小さいうちにしんでしまったよう虫もいます。
 のこったよう虫が、ぶじにチョウになれるといいのですが……。
 
 学校の、キャベツばたけのようすです。

 モンシロチョウのよう虫が食べたので、はがあなだらけになっていますね。
 前は、小さいよう虫がいっぱいいたのですが、今日は、大きいよう虫が少しだけしかのこっていませんでした。
 
 のこりは、もうチョウになったのかも知れないし、ひょっとすると、鳥などに食べられてしまったのかも知れません。
 虫がぶじに大人になるのはとてもたいへんなことなのです。
 

 ピントがずれていてわかりづらいしゃしんですが、キャベツの下にうかんでいるように見えるのは、モンシロチョウのよう虫です。
 細くてほとんど目に見えないのですが、キャベツとよう虫のおしりの間に細い糸があって、それでぶら下がっています。

 モンシロチョウのよう虫は目がわるいので、もし、風などでキャベツからおちてしまうと、元のばしょにもどることはできず、えさがなくてしんでしまいます。
 そこで、おちたりしないように、糸を出して、自分の体とキャベツをくっつけているのです。

モンシロチョウのよう虫(5月18日 くもり)

 モンシロチョウのよう虫はまた大きくなり、食べるりょうもずいぶんふえました。
 あげるえさもふやしています。
 ふんもたくさんします。古くなったキャベツのにおいがします。


 NHKのビデオなどでは、動き回ってもりもりえさを食べるようすがうつっていますが、じっさいには、一日のほとんどの時間は、動かないでじっとしています。
 ねているのかも知れないし、おなかがいっぱいで休んでいるのかも知れません。
 
 一番大きいよう虫の大きさをはかると、長さは1cm8mmくらい、太さは2mmくらいです。

 色は黄みどり色で、前より色がこくなりました。
 

 えんぴつとくらべると、このくらいの大きさです。
 さいしょにくらべると、何ばいにも大きくなりました。
 ふん1こだけでも、さいしょのたまごよりずっと大きいです。
 

 小さめのよう虫が、かわをぬいでいるところを見つけました。
 右がわ、おしりの方にあるのが、ぬぐとちゅうのかわです。
 モンシロチョウのよう虫はどんどん大きくなりますが、そのとちゅうで、きつくなったかわをぬぎます。
 人間は、きつくなったふくは新しいものにかえますが、かわをぬいだりはしませんね。人間と虫のちがうところです。
 
 モンシロチョウのよう虫がかわをぬぐようすが、NHK for Schoolにあります。
 生まれてからのようすがまとめてしょうかいされています。(2分9びょう)

モンシロチョウのよう虫
 
 ビデオでは、あっというまにかわをぬいでいますが、じっさいにはもっとずっと時間がかかるようです。
 上のしゃしんのよう虫をじっと見ていましたが、なかなかぬぎおわりませんでした。
 NHKのビデオは、早おくりしているのかも知れません。
 
 モンシロチョウのよう虫のように、みどり色のよう虫のことを、とくに「青虫」といいます。
 
 絵本「はらぺこ あおむし」に出てくる「あおむし」は、りんごやいちご、チーズやソーセージやキャンディーなど、いろいろなものを食べます。
 でも、じっさいのモンシロチョウのよう虫は、キャベツや、そのなかま(アブラナ、はくさい、ブロッコリーなど)しか食べません。
 また、アゲハチョウのよう虫は、モンシロチョウとはちがって、キャベツなどは食べません。そのかわり、ミカンや、そのなかまのはを食べます。
 虫によって、食べるものがきまっているのです。
 
「はらぺこ あおむし」のおなかがいたくなったのは、本当のえさとはちがうものを食べたせいなのかも知れませんね。

モンシロチョウのよう虫(5月14日 はれ)

 モンシロチョウのよう虫は、3日前とくらべてだいぶ大きくなりました。(後から生まれたので、数もふえました)

 一番大きいよう虫は、長さが6mm、太さは1mmくらいです。
 色は、うすい黄みどり色になりました。体のまんなかの方が、色がこいです。
 

 よく見ると、体は太くなったりほそくなったりでこぼこしていて、細い毛が生えています。
 まわりにあるみどり色のつぶは、よう虫のふんです。

 キャベツのはがへこんだり、あながあいたりしているのは、よう虫が食べたあとです。
 食べるりょうもふえて、食べたあとにあながあくようになりました。
 
 学校のキャベツばたけを見ると、これより大きいよう虫もいるし、まだ新しいたまごもあります。
 
 たまごから生まれた後のよう虫のようすについて、NHK for Schoolに短いどうががあるのでしょうかいします。(1分25びょう)
 
モンシロチョウの幼虫のたべるもの
(このよう虫は、たまごのからをぜんぶ食べていますね)
 
 おうちで自分でそだてている人がいるかも知れないので、えさについて気をつけてほしいことを書きます。
 
 キャベツは、外がわのみどり色のところよりも、少し内がわの、黄みどり色のところをあげた方があんぜんです。
(一番中にある白いところは、あまり食べないようです)
 
 キャベツの一番外がわのみどり色のところは、かたくてにがいので、スーパーマーケットのお店の人にたのむと、ただでくれることがあります。
 しかし、何年か前、そのはをモンシロチョウのよう虫にあげたら、ほとんどのよう虫が、大きくなる前にしんでしまいました。
 
 モンシロチョウのよう虫は、キャベツを食べてあなだらけにするので、キャベツを作るのうかの人はこまります。
 それで、モンシロチョウのよう虫がそだたないように、くすりをまくことがあります。
 とくに、外がわのはには、そのくすりがたくさんついているのです。
 だから、モンシロチョウのよう虫にえさをやる時には、少し内がわのはを、あらってからあげてください。    

モンシロチョウのよう虫(5月11日 はれ)

 金曜日にとったモンシロチョウのたまごから、モンシロチョウの赤ちゃんが生まれました。
 虫の子どもを「ようちゅう」といいます。
「幼虫」と書きますが、「幼」は6年生でならう字なので、教科書では「よう虫」と書いています。



 長さは、2mmより少しみじかいくらいです。
 太さは、1mmよりほそいです。
 体の色は黄色です。頭はすこし丸くなっていて、うすい茶色です。


 
 えんぴつとくらべると、このくらいの大きさです。

 
 あまりうごきませんが、明るいところより、キャベツのはのうらがわにいるのがすきなようです。(たまごも、キャベツのうらがわに生んでありましたね)
 とても小さい上に、気がつくと外から見えないところにかくれているので、さがすのがたいへんです。
 
 土曜日の夜、生まれたばかりのよう虫を見つけました。

 モンシロチョウのよう虫は、生まれると、自分が生まれたたまごのからを食べます。
 

 ……でも、このよう虫は、ほとんど食べないで行ってしまいました。
 虫にも、いろいろな子どもがいるんですね。
 

 右上の方に、小さなあなや、でこぼこがあるのがわかりますか?
 これが、よう虫が食べたあとです。
 まだ、食べるりょうはほんのすこしですが、えさはまいにちこうかんします。
 
 モンシロチョウのたまごからよう虫が生まれるようすについては、NHK for Schoolに、みじかいどうががあるので、見てみてください。(1分30びょう)
モンシロチョウのたまご(NHK for School)

モンシロチョウのたまご(5月8日 はれ)

 みなさん元気ですか。
 3年生の理科では、モンシロチョウをたまごからそだてて、かんさつをします。
 しかし、今は休校中なので、先生がしゃしんをとって、ようすをみなさんにお伝えします。

 つき山のとなりの畑に、小さなみどり色のしょくぶつがうえてあります。
 これは、キャベツのなえです。

 はをうらがえしてみると、小さな黄色いつぶがあります。
(おやゆびの近くにあるのがわかりますか?)


 これは、モンシロチョウのたまごです。
 たまごがあるところだけ、切り取ってもってきました。

 じょうぎといっしょにしゃしんをとりました。
 たての長さが1mmくらい、よこは1mmより小さいです。
 上にうつっている、黒いものは、えんぴつの先です。

 2つのたまごの、色がちがうのがわかりますか。
 右がわの、色が黄色い方が、もうすぐ生まれるたまごです。
 
 これから、一週間に2回くらい、しゃしんをとってここにのせたいと思っています。