日誌

モンシロチョウのさなぎ(5月29日 はれ)

 ぶんさんとうこうで、ひさしぶりにみなさんのかおを見ることができました。とてもうれしかったです。
 らいしゅうからは、いよいよみんなといっしょの学校がはじまりますね。先生たちはみんな楽しみにしています。

 モンシロチョウのようすです。
 すこし前のことからしょうかいします。

 27日(水よう日)、モンシロチョウのよう虫が、入れもののふたにのぼっていました。


 そっと、うらがえして見てみました。

 なんだか、形がかわった気がしますね。
 前は、こんなずんぐりむっくりではなかったような……。

 そして、つぎの日、28日(木よう日)には、ぜんぜんちがうすがたになっていました。

 これを、「さなぎ」といいます。
 
 うすい茶色で、でこぼこしていて、黒い点がたくさんあります。
 きょうかしょのしゃしんでは黄みどり色をしていますが、じっさいには色はいろいろです。まわりの色によってかわるのかもしれません。
 
 さなぎは、モンシロチョウのよう虫が、チョウのすがた(こん虫の大人を「せい虫」といいます)になるじゅんびをするためのものです。
 外がわはかたくなり、ほとんどうごかなくなります。えさも食べません。

 長さは1cm8cmくらい、太さは4mmくらいです。
 ずいぶん長さがちぢみましたね。

 モンシロチョウのさなぎについては、NHK for Schoolにどうががあります。
 見てみてください。

サナギになるモンシロチョウのよう虫(1分19びょう)

モンシロチョウのサナギのかたち(57びょう

 あと何日かしたら、チョウになる、はずなのですが……。
 ちょっとしんぱいもあります。

「とべないホタル」というお話を知っていますか。
 さなぎから生まれたホタルたちの中に、うまく羽が広がらず、とべないホタルがいる、というところからはじまるお話です。

 あれはただのお話ではなく、さなぎからせい虫になるのにしっぱいするこん虫は少なくないのです。

 このさなぎは、ぶじにチョウになってほしいですね。