日誌

4年 道徳「かさ(思いやりのリレー)」

 4年生の道徳「かさ(思いやりのリレー)」の授業の様子です。この時間は「相手の心を思いやり、進んで親切にしようとする」ことをねらいとしています。子どもたちは「かさ」を読み、思いやりや親切について深く考えました。

 教材である「かさ」の概要は・・・

「さつきさん(わたし…4年生)は、ヘチマの水やり当番として日曜日だけど学校に行った。すると、家を出てすぐに雨が降り出した。雨はすぐやむかもしれないと思いながら学校へ向かったが、どんどんひどくなっていった。さつきさんが学校の昇降口で空を見上げていたとき、お母さんの友だちと思われる女の人が声をかけてきて、かさを貸してくれた。そして次の日の下校する時に、雨の中2年生の子が空を見上げていた。さつきさんは自分のかさをその子に貸して、自分は友だちのかさに入れてもらって帰った。かさを貸した相手の2年生の子は、それほど知り合いでもなかったが、さつきさんは上級生として当たり前のことをしたと思った。昨日までならこんなことはしなかったかもしれない。・・・さつきは、とてもいい気持ちになった。」・・・というお話です。

 相手の気持ちを考えて、困っている人にやさしく声をかけるなど、思いやりや親切について考える時間となりました。受け取った親切を、だれかにしていく親切…、思いやりのリレー、思いやりや親切のバトンを「つなぐ」。これも6月1日(水)の「人権の花 贈呈式」での話に「つながる」内容でした。