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いろいろな学習・活動がつながって(5年 環境学習)
5年生は、国語や総合的な学習の時間で「環境」をテーマにした学習が進んでいます。
先週、今年度2回目の研究授業を実施しました。授業は5年国語の説明文「固有種が教えてくれること」という単元です。内容は、生物を取り巻く環境問題に関するものです。ここでは、資料(グラフや表、地図など)を用いた文章を読み、資料と文章を読み取りながら原因と結果など情報と情報を理解すること、また、自分自身でも資料を用いたりしながら自分の考えが伝わるように意見文を書くことを目的としています。
堅苦しく書いてしまいましたが、今は、高学年では文章も長くなり、グラフやデータなども出てきて、それも読み取りながら内容を理解することが求められています。(文章や写真だけではないのですね)
この時間は、文章の構成を押さえ、内容の大体を捉えて、要約する学習でした。大人でも要約して文章に表すことはとても難しいと思いますが、子どもたちは自分で、また、友だちのアドバイスも得ながら取り組みました。お互いに読み合って「ここいいね」とよいところを伝えたり、「ここをこうするといいよ」とアドバイスしたりする活動があって、学び合う・協働的に学ぶ場面がとてもいいなと思いました。
※この時間までに、文章構成のことや、書く力を伸ばすために、授業者はいろいろ工夫して子どもたちにアプローチしてきました。その成果も出ていました。我々同僚にとっても、とても参考になる取り組みです。
また、5年生の総合的な学習の時間には「環境とわたし」という単元が設定されています。ここでは環境問題について調べ、どのように行動したらよいのかなどを学び行動に結びつけます。先日5年生の教室を訪れると、自分で環境問題のテーマを決めて、グループになってグラフや表を見ながら、どんなことが読み取れるか、どんなことが考えられるのかなどを話し合っていました。先ほどの国語の学習ととても関連した学びです。
話合いも活発に意見を出し合います。全体で共有する際にも、大型モニターを利用して分かるように説明しようとしています。表現する力、伝える力、聞く力が育ってきていることを感じます。
以前、ホームページでもご紹介した、11日の鬼怒川自然活動(河川敷での除草作業など)もこの学習に関連しています。
いろいろな学習・活動が垣根を越えてつながっていることを感じました。つなげて学習することで子どもたちの力を伸ばすことになるのだなとも感じています。
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