押小日誌

読書の入り口「ブックトーク」

さくら市内の全小中学校には学校図書を扱う専属の図書事務員さんが配置されています。図書事務員さんは、図書の貸し出し業務や図書の整理、新しい本の購入や受け入れ業務、古くなった図書の廃棄作業、また地域のお話ボランティアさんとの連絡調整などを行っています。読書を推進しているさくら市としても本校としても、なくてはならない職員さんです。

さて、その図書事務員さんが先月から子どもたちに「ブックトーク」を実施しています。この前は2年生の教室で行っていたのでおじゃましました。

 

 

 

用意された本は5冊。ちょっと怖い話、ちょっと面白い話、スケールの大きいお話などなど2年生にぴったりの本です。ブックトークは読み聞かせとはちがいますので、内容(お話)を読んだりすることはありません。そのかわり、内容を簡単に紹介したり、挿絵などを見せたりしながら、「その本を読んでみたいな」と子どもたちに興味関心を高めるようにします。この教室でも、子どもたちが図書事務員さんのお話に引き込まれていました。ブックトークが終わった後はその本を教室に置いておいて子どもが手に取って読めるようにします。

ブックトークを聴いている子どもたちの目を見れば一目瞭然。子どもたちの読書の入り口・きっかけとしてもブックトークはとてもよいと思います。事務的なお仕事の他にこのような読書の興味を高める活動を行ってもらっている図書事務員さんに感謝です。