押小日誌

給食今昔物語(「学校給食週間」にちなんで 1)

本日1月24日から30日までの1週間は「全国学校給食週間」です。これは、戦争などによって中断されていた学校給食が再開されたことに伴い、学校給食による教育効果を促進する観点から、この1週間が「学校給食週間」となったそうです。この期間は、子どもたちが、給食についてあらためて関心をもつとともに、毎日の食事に対して、また作ってくださる方に対しての感謝の気持ちがもてるとよいと思っています。

 

先日、ランチルームに「給食アンケート」が掲示してありました。これは、給食委員会の子どもたちが給食のことや家庭での食生活についてアンケートをとって集計したものです。セレクトデザートにほしいものは何?」「揚げパンは何味が好き?」「毎日、朝ご飯を食べている?」など、興味深い内容です。

それを見ていて、「そういえば…」と思い出しました。今月の学校便り第14号(1月12日付け…ホームページの「各種たより」→「学校だより」からも見られます)でもご紹介しましたように、校長室に、昔のPTA広報紙「まつのみ」があるのですが、その第56号(昭和45年12月25日発行(…なんと、今から50年以上前!))に、給食アンケートの記事がありました。アンケート項目は「好きな献立」「嫌いな献立」の2つです。結果を見てみると、見出しにもあるとおり、その当時の押小の子どもたちは「麺類が好き」だったようです。

(結果から)
好きな献立 1位やきそば 2位スパゲティミートソース 3位かぼちゃ甘煮 4位みそラーメン 5位ワンタンスープ
嫌いな献立 1位鶏肉と野菜のうま煮 2位豚汁 3位豆腐と野菜の炒め煮 4位肉とひじきの炒め煮 5位炒り豆腐

文章にもありますが、特別目立った好き嫌いの傾向は見られないものの、当時の押小の子は比較的麺類を好み、肉や豆腐を使った料理は苦手だったようです。今の子どもたちはどうでしょう。当時の献立で、今は提供していないものもありますが、ちょっと知りたい気もします。
そして、「やきそば」は、昔も他を寄せ付けない好きな献立第1位でした。今の子どもたちも、焼きそばが好きという声がよく聞こえてきます。実は、私も、給食ではやきそばが一番好き。今も昔も変わらない、不動の人気メニューなんですね。

給食週間での一コマでした。