押小日誌

駅伝大会5年生の優勝のかげで

昨日お知らせしましたように、12/4のさくら市小学校駅伝競走大会で、5年生が優勝をしました。

昨日のホームページで伝えていなかった様子をおしらせします。

5年生の補助児童の2人(オレンジビブスを着た2人)が走り終えた選手に声を掛けていました。すてきな光景です。

 

この補助児童はゴールテープ担当。本校の優勝を一番間近で見られた子どもたちです。

 

出発前の様子です。集合場所でそろそろ出発…というときに6年生がおもむろに集まり始めました。そして、なんと「円陣」を組み出しました。「絶対勝つぞ!」「おー!」とても大きな声で気合いを入れました。

 

負けじと5年生も円陣を組んで、こちらも「絶対勝つぞ!」「おー!」のかけ声。

※子どもたちは、会場でも、円陣を組んで、声を出していました。6年生の気合いが、初出場の5年生を後押ししたことは間違いありません。

 

走り終えた子どもたち。優勝を決めた5年生が泣き崩れ、支え合っています。6年生もおめでとうと見守ります。全力を出し切ったからこその涙です。

5年生、6年生みんなが練習して、準備して、そして勝ち取った栄光です。

     

※ある優勝メンバーの子は、自分が駅伝選手に決まってから、「みんなに迷惑をかけられない。自分でできることは努力すること」と心に決め、毎日自宅近くのグランドを走って練習したそうです。そして、「きっと、2位以下のチームは、来年もっと速くなって戻ってくる」と思い、大会を終えたその日からまた練習を始めたそうです。1つのエピソードですが、優勝のかげにはそのような姿がありました。チームのために努力すること、そして次の目標に向けてがんばること。そんな子どもの姿に感動をもらい、幸せを感じています。