日誌

生き物も喜ぶ秋

今朝、昇降口に立っていると、ある登校班の子どもたちが「校長先生!学校に来る途中、カニがいました!」と教えてくれました。一人の子が「これです!」と、一匹のカニ(小さめのかわいいカニ、たぶんサワガニではないかと思います。サワガニは、雨の日には川から離れて出歩き、川近くの木々や道にいることもあるそうです。)を見せてくれました。「カニはね、こう持つとハサミで挟まれないんだよ。図書室で読んだ本に書いてあったんだ。」その子は上手に持ちながら見せてくれました。「教室に持っていくと先生ビックリしちゃうかな。逃がした方がいいかな。」みんなそこが心配そうです。ですので、私があずかって、発見した近くの川に戻しました。(カメラは持ち合わせていませんでしたので写真はありません。)

そういえば、先日は、校舎内に小さなヘビも入り込んで、用務員さんと一緒につかまえて、外に放してきました。

それから今日の休み時間、「校長先生、虫の鳴き声が聞こえてきます。どこにいるのかな。」と花壇のところで声をかけられました。一緒に耳を澄ませていると「リーンリーン」と虫の声が。姿は見えませんが、きれいな鳴き声です。

この子の指先にはトンボがとまりました。頭の上にも。

 

暑さも落ち着いてきて、いろいろな生き物も活動的になってきたのかもしれません。自然環境に恵まれていることを実感するとともに、「生き物も喜ぶ秋」を感じる一コマでした。