文字
背景
行間
国語の授業の様子(2年、5年、6年の授業から)
2年生がタブレット端末を持って廊下を歩いています。
様子を聞くと、国語の授業で「メッセージを見つけているんです」とのこと。この時間は、国語の「みの回りのものを読もう」という単元で、校内の標識や看板、ちらし・ポスターなどの「伝える(伝える働きをする)」ものを見つけて、その内容や工夫を調べる活動でした。タブレット端末で記録し、端末内のメモ用紙に自分の考えを記入していきます。端末を効果的に活用しています。そして子どもたちが使いこなしていることにも感心します。
5年生の教室では、子どもたちが輪になって頭を突き合わせて何かを読んでいました。
国語「新聞を読もう」という学習で、この時間は全国紙と地方紙の文章構成や特徴などの違いを学びました。そして実際に地方紙を読んでみて、「栃木県」の話題を見つけてどんな特徴があるかを調べていました。子どもにとって新聞は少し親しみにくいものです。こういう学習をきっかけに新聞を手に取る機会(興味のあるものだけでもよいので)が増えるとよいなと感じました。
6年生の教室では、2~3人のグループになって何やら話し合っていました。
国語の「話す・聞く」の学習で「いちばん大事なものは」という単元でした。この時間は「これからの生活の中で、どのようなものや考え方を大事にしていきたいか」というテーマで、自分の考えを互いに伝え合う活動でした。互いに質問をしたり、グループメンバーを入れ替え、前のグループで出た話題を共有したりもします。6年生、なかなか高度な伝え合い活動・交流活動です。あるグループでは、大事にしたいと思うものについて、ある子は「回りのともだち」、ある子は「自分」と、真逆(反対)の意見が出ました。それぞれの子にはそれぞれのしっかりした「理由」もあり、どちらがよいという判断はできません。自分の考えをもつこと、そしてその根拠・理由が明確で相手に伝えられることが大切なのかなと思います。
それぞれのクラスで、特色ある国語の授業が進められていました。
このサイトに掲載されている記事、写真等の著作権は、さくら市立押上小学校に帰属します。
無断転載を禁止します。
~さくら市は令和7(2025)年、市制20周年です~