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着衣泳

5・6年生が「着衣泳」講習を行いました。水難学会から7名の方が講師としてお越しくださいました。

着衣状態での「浮きやすさ」を体験し、万が一、事故に遭ったときに「浮いて助けを待つことの大切さ」を学ぶ授業です。まず、体育館で講話を聞きました。

講話では、ヒトは何もしなければ、肺の働きにより「体の2%は水面から出る」ということ。「大声を出す」と肺内の空気が減るために、「手を上に伸ばす」と水面から出る2%が手になってしまうために、顔が沈み呼吸が確保できなくなること等を教わりました。

続いて体験講習です。まずは、シャワーを浴びます。「体育着でシャワー」不思議な光景です。

「川の流れ」に逆らう感覚

ペットボトルで浮く感覚

ライフジャケット、ボール、ランドセル、等で浮く感覚

指導を受けて、経験を積むうちに、徐々に慣れていくのがはっきり見て取れます。

そして最後は、「1分間浮いて待てテスト」です。講師の先生方からの声援「大丈夫だ!」「浮いて待て!」を受け、子どもたちは見事全員「合格」しました。

「自分の命は自分で守る」!貴重な経験ができました。水難学会の皆様ありがとうございました。