日誌

4年 総合的な学習「共に生きる」

4年生が、ガイドランナー講習会を行いました。ガイドランナーとは全盲ランナーの”目"となり、マラソンなどの競技を二人三脚で行う伴走者のことです。

お越しくださったのは、北京パラリンピック日本代表選手で、昨年のいちご一会とちぎ国体(今年の鹿児島国体も)で800メートルと1500メートルでも金メダルを獲得した加治佐博昭(かじさひろあき)さんと、加治佐さんのガイドランナーの豊島聡(とよしまさとし)さんです。

はじめに、体育館で話を聞きました。左が加治佐さん、右が豊島さん。

目の不自由な人が生活するために必要な道具や助けについての話をうかがったり、北京パラリンピック代表のジャージや日本選手権のメダルを見せてもらったりしました。

なんと、身に付けさせてもらえるなんて!

体育館の話を終えて、外に移動するときも、お二人から子どもたちが離れません。

その後校庭に出て、実際にガイドランナー体験をおこないました。

はじめに、加治佐さんと豊島さんが走る様子を見ました。豊島さんと加治佐さんの足の運びがピタリ揃い、とてもスムーズに、そして早いスピードで走っていることにびっくりです。

次は、2名1組になり、一人はアイマスクをして視覚障害者の体験を、一人はガイドランナーの体験をします。

この体験で、障害のある方の身になって考える大切さを学びました。そして、努力し、助け合い、自分の夢にチャレンジしているお二人のかっこよさにあこがれを抱いたようです。別れが惜しく、皆で「WAになって踊ろう」もお聞かせしました。

加治佐さん、豊島さん、お忙しいところ本当にありがとうございました。