木間ケ瀬中「歳時記」
1月14日(土)
さて,先日の月曜日は「成人の日」でした。野田市では新たに1624人の新成人が誕生しました。中学校の教員という立場では毎年の「成人式」が気になるものです。毎年中学校卒業を迎える15歳の少年少女たちに「これからはみんな別々の道を歩むことになる,自分を信じてしっかり頑張れよ!」「じゃあ今度みんなが会うのは5年後の成人式だね,そのときは立派な大人になってろよ!」なんて15歳の少年少女と別れを告げるものです。そしてその5年後の成人式・・・楽しみでもあり心配でもあり・・・
私が最後に受け持った学年の子供たち(?)の成人式が今年でした。当日は急用で式に参加することはできず,寂しい思いをしていましたが,昨日学校に新成人の一人が訪ねてきました。もちろん本校の卒業生ではありません。どこか見たことのある顔立ちですが,彼だと気づくまでは少しの間がありました。「エッ?○○か?」という私の問いにうなずきながら「ご無沙汰しております。成人式でお会いできなかったので挨拶に来ました・・・」って。一瞬にして彼の中学校時代を回想しています。正直1年生の時から手のかかる生徒でしたが,当時から情深く男気がある生徒だったことをすぐに思い出します。目の前にはそんな少年が5年の月日で立派に逞しく「成人」となった姿で立っています。しばらく彼との会話を交わし「成人か・・・今度吞み行くか!」「ハイ!是非!」なんて会話を最後に彼と別れました。
彼と別れた後も,頭には5年前の光景が走馬燈のようにぐるぐると廻り,5年前の思い出に浸っていた昨日でした。
中学校3年間は手がかかり「やんちゃ」で,それでいて人懐こく憎めない学年でしたが,昨日の彼の姿は感慨深いものでした。「あの時頑張ってきてよかったな・・・」って心温かく,幸せな気分になることができ,教師冥利に尽きる彼との再会でした。
1月13日(金)
カズ選手は15歳(高1)の時に高校を中退し,単身ブラジルに渡りサッカー留学をスタートさせました。当時はJリーグはまだなく,サッカーのプロといえば欧州か南米かという時代です。今ではポルトガル語も流暢に話していますが,当時は何もわからないままでの異国の地での生活ですから苦労も多かったようです。しかしサッカーを通してコミュニケーションも上達し,ブラジル国内の名門プロチームでプレーしてきました。1990年に日本へ帰国,1992年にJリーグが発足,初代チャンピオンに輝いた読売ベルディのエースとして活躍し,その年の最優秀選手にも輝きました。そして1994年にはイタリアのセリエAのジェノアに移籍しました。今でこそ多くの日本人選手が欧州のプロリーグでプレーしていますが,これも今から20年以上前にカズ選手が敷いたレールというわけです。そして今年で50歳を迎えるカズ選手は今もサッカー界の「レジェンド」「キング」として多くの人に影響を与えていますが,カズ選手は「昔活躍したベテラン選手だから」尊敬されているわけではなく,今もなおストイックに若い頃以上にトレーニングを積み,どん欲にシュートを狙う姿勢があるからでしょう。ぜひ今シーズン自身の持つ最年長得点記録を更新してほしいもので,その姿を見てみたいと思っています。
カズ選手のもう一つの凄さを紹介しますね,どんなに相手選手にファールを受けても決して相手選手や審判に文句も言わず,すくっと立ち上がりプレーを続ける凄さがあります。世界中のサッカー少年たちにも,その姿を見せ続けてほしいと思っています。
今日は「13日の金曜日」・・・ 不吉なことが起きるかもしれませんね~ どうか無事に今日一日が終わりますように・・・
1月12日(木)
さてそんなスキーについて少し書いてみましょう。
スキーの歴史は古く,スカンジナビア半島では紀元前2500年頃の壁画にスキーをしている人の絵が刻まれているそうです。古くから雪に覆われる国々では,山岳部を移動する手段としてスキーを利用してようです。現在のような形でのスキーは1825年ノルウェーのテレマルク地方で生まれたといわれいます。これがノルディックスキーの始まりだと伝わっています。またヨーロッパのオーストリアを中心にアルプス山麓をターンしながら滑走し始めたことからアルペンスキーの原点だそうです。
私はノルウェーのリレハンメルに毎冬遠征で出向いていましたが,リレハンメルは山岳地域で大変雪深く,また気温も低く一面真っ白な雪景色が広がっています。少し雪が降ると車で送り迎えという日本とは違い,小学生たちはノルディック(クロスカントリー)スキーを履いて登下校していました。スキーはスポーツでもありますが,ノルウェーの人たちにとっては生活の一部分なのだと実感していたものです。
そんなノルウェーで見たオーロラは神秘的で幻想的で今でもはっきりと脳裏に焼き付いています。
1月11日(水)
一年後の自分のあるべき姿を思い描きながら,前向きに直進できるはずですよ!
PS: 真冬並み(真冬ですが)の大寒波が近づいています。今朝も寒い朝です。背筋をピンと張り,一年後の自分へのスタートをきりましょう!
1月10日(火)
いよいよ平成29年の幕開けです。この平成29年も木間ケ瀬中学校の躍進は続きます。
この新年に当たって,どんな一年になるか,いやどんな一年にしたいのかを思い描いてみましょう。きっとすばらしい一年になりますよ。
このホームページも今日から更新再開です。皆さんに支えられながら皆さんのニーズに答えられるよう,今年もがんばりたいと思います。昨年同様よろしくお願いいたします。
平成29年1月
12月22日(木)
さて,冬休みを前にして,いろいろな先生方から「冬休みは・・・のように過ごしなさい」などと指導があったことでしょう。繰り返しになってしまいますが,私からも「冬休みの上手な過ごし方の秘訣」をお話しします(お子さんに伝えてくださいね)。
<冬休みを上手に過ごす秘訣>
その1 早起き 今までの生活リズムを崩さないだけではなく,あえて早起きを心がけましょう。特に3年生は受験が控えています。脳が活発に働き始めるのは起床後3時間
からといわれています。当日の日程から逆算すると・・・そうです。いつもより早起きですよね。
その2 手伝い 家庭の一員として,役割を担いましょう。これは3年生「受験生」も同じことです。家族の一員としての生活が,全てのベースです。
その3 継続を たとえば学習,または運動・・・よくスポーツでは3日連続で休むと,元に戻るまで1ヶ月かかるとも言われます。せっかく身についたことは休み中も続けま
しょう。
その4 交通安全 自分の身は自分で守るを原則に,交通安全には十分に気をつけてください。特に自転車は注意が必要です。「ながら運転」は現金です。一瞬の油断が取り
返しのつかないことになりかねません。
その5 体力アップ 筋トレでマッチョになれ!と言う意味ではありません。疲れている心身を,休み中にしっかりと体力を充電しましょう。冬休みが明けると各学年ともに大きな
行事が控えていますよね。「早寝・早起き・朝ご飯」です。
その5 大声で逃げる 不審者情報が頻発しています。一人で行動しないなど工夫をしましょう。大声で逃げるが効果的です。何かの時には「110番通報」を。
それでは冬休み後にまたお会いしましょう! 良いお年をお過ごしください・・・
3年生 日程変更のお知らせ
1 対象学級 3年1組・2組・3組
2 期 日 平成28年12月21日(水)
3 変更内容 給食、清掃後すぐに下校(13:15ころ)
4 お 願 い 趣旨をご理解いただき,不要な外出は避け,健康に十分留意してください。
5 そ の 他 明日12月22日(水)につきましては,現在のところ予定通りの実施です。
12月21日(水)
さて,今日が「冬至」で日照時間が短いと言うことは,明日から徐々に日照時間が長くなると言うことです。つまりは一歩一歩「春」が近づいてくるわけですね。 春に花を咲かせるためには,厳しい北風が吹く冬を耐えなければなりません。
* 冬休みまであと2日! 今日は大掃除です。一年分の汚れを落とし清々しい気持ちで新年を迎えましょう! そして一歩一歩近づいてくる「春」を楽しみにがんばりましょう!
3年生 日程変更について
つきましては下記の通り3年生の日程を変更します。
1 対象学級 3年1組・2組・3組
2 期 日 平成28年12月20日(火)
3 変更内容 給食、清掃後すぐに下校(13:15ころ)
4 お 願 い 趣旨をご理解いただき,不要な外出は避け,健康に十分留意してください。
5 そ の 他 明日12月21日(水)につきましては,現在のところ通常通りの予定です。
趣旨をご理解いただき,下校後の外出は控えてください。
12月20日(火)
先週の新聞記事に「小中学生の体力」についての記事が載っていました。これは全国の小中学生が実施しているスポーツテストの結果を集計したものですが,小中学生の体力が過去最高レベルだったということです。更に詳しくみると,都道府県別では千葉県の中学女子は4位だったそうで,男子も6位だったそうです。2020年には東京でオリンピックが開催されます。本県選手の活躍が見られるかもしれませんね・・・などと喜んでばかりもいられません。全体では体力向上とされていますが「ハンドボール投げ」「握力」では低下傾向にあるそうです。時代の流れで体格が良くなれば,当然「走力」「跳躍力」は向上しますが,一方時代の流れで世の中が便利になればなるほど「筋力」を使う機会が減少し,筋力低下につながります。またボールを投げるなどの動作は,幼いころころからの,遊びながらの運動経験がないと,急には上手にできません。幼少期の遊びも変化してきている結果なのでしょう。
そういえば,スポーツテストも皆さんの時代と種目が変更されていることをご存じですか?男子の「懸垂」女子の「斜懸垂」などが顕著な例ですが,どちらも回数で筋力を計測する種目ですが,年々回数が減り,最後には0回の生徒が多く,種目自体の意味がなくなってきてしまったため,今は実施していません。(余談ですが懸垂逆上がりなんてまずできないでしょう)ちょっとスポーツを嗜んでいる人は「体幹を鍛えなきゃ!」などと言いますが,体の本質的な部分「体幹」が昨今注目されているのは,幼い頃から木に登ったり,鉄棒などにぶら下がったり,逆立ちで遊んだり・・・ そんな遊び体験の中で昔は自然と鍛えられてきた体幹部分が,置き忘れられ,それぞれのスポーツの技術の向上だけが一人歩きしてきたからだとも言われています。
まあ確かに安心して子供たちが遊べる環境自体が少なくなってきたことも一員かもしれませんね!
* 手洗い・うがいなどを徹底し,残り三日間を乗り切りましょう!