投稿日時: 2017/01/12
木間ケ瀬中学校管理者
さてそんなスキーについて少し書いてみましょう。
スキーの歴史は古く,スカンジナビア半島では紀元前2500年頃の壁画にスキーをしている人の絵が刻まれているそうです。古くから雪に覆われる国々では,山岳部を移動する手段としてスキーを利用してようです。現在のような形でのスキーは1825年ノルウェーのテレマルク地方で生まれたといわれいます。これがノルディックスキーの始まりだと伝わっています。またヨーロッパのオーストリアを中心にアルプス山麓をターンしながら滑走し始めたことからアルペンスキーの原点だそうです。
私はノルウェーのリレハンメルに毎冬遠征で出向いていましたが,リレハンメルは山岳地域で大変雪深く,また気温も低く一面真っ白な雪景色が広がっています。少し雪が降ると車で送り迎えという日本とは違い,小学生たちはノルディック(クロスカントリー)スキーを履いて登下校していました。スキーはスポーツでもありますが,ノルウェーの人たちにとっては生活の一部分なのだと実感していたものです。
そんなノルウェーで見たオーロラは神秘的で幻想的で今でもはっきりと脳裏に焼き付いています。