校長室より
日本の伝統文化
「日本の伝統文化をつないでいこう」という大きなテーマのもと、技術家庭科の生物の成長という題材で盆栽づくりをしました。2年各クラス6時間ずつ3クラス行いました。
日本のいいところという質問をしたところ、①戦争がない。②和室(畳)や和食などの文化③礼儀・振舞いの美しさなどの意見が出されました。昨日までいらしたローマ教皇が「日本は効率性と秩序によって特徴付けられている。それだけにとどまらず、より一層人間らしく、思いやりのある、いつくしみにみちた社会を作り出したいという熱い思いを感じました」と今回の訪問を通じた日本と日本の人たちの印象を語りました。また、学生に対しては「どんなに複雑な状況であっても自分たちの行動が公正かつ人間的であり、正直で責任を持つことを心がけ弱者を擁護するような人になってください。ことばと行動が偽りや欺まんであることが少なくない今の時代において特に必要とされる誠実な人になってください」と諭しました。
今、日本の良さを見直し、これからの日本・二川中の指標となるような気がしました。二川中学校も生徒指導の問題が全くないわけではありません。正義を保てる学校づくり・地域づくりを続けていきたいと思います。