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本校は昭和22年10月に千葉県東葛飾二川村立二川中学校として創立、平成15年市町合併により野田市立二川中学校と改称し現在に至ります。創立79年目を迎える学校です。
令和6年度から、引き続き校長を務めさせていただきます廣瀨です。本校3年目となりました。どうぞよろしくお願いいたします。
4月8日に新入生56名を迎え、入学式を実施致しました。9日より全学年が揃っての令和7年度がスタートしています。全校生徒数は170名と昨年度より8名減少しています。また、学級数は1年生2学級、2年生2学級、3年生2学級、特別支援2学級の合計8学級となりました。
本校の学校教育目標は、最上位の目標が「生徒も先生も幸せな学校」です。重点目標が、「自立・自治」です。大切なことは先ず「みんなが幸せになること」と生徒たちには話しています。そして、みんなが幸せになるための重点目標を「自立」・「自治」とし、誰もがわかりやすいキーワードでその課題達成を目指して取り組んでまいります。
ここで言う「自立」とは、「自分で出来ることは自分でする」こと、「自分で出来ないことは他の人に手を借りて課題を達成する」力のことです。また「自治」とは「自分たちの課題を自分たちで解決できるようになること」と伝えています。先ず、身近な班や学級という組織の中で、自治的な活動を通して自立し、自分のできることでみんなの役に立つこと。そこから更に「学年」や「学校」へと視野を広げ、そして、地域への貢献までたどり着けるような人に育ってもらいたいという願いがあります。そうした取り組みにより、人と人との良好な信頼関係を構築できる力を育成したいと考えています。
この二年間、これらの目的を達成するために、また、生徒にとってより良い学校となるための手立てとして以下のような学校の仕組み(教育課程等)を改善して参りました。
1.登校時間の改定 2.日課表の工夫 3.最終下校時刻の改定
4.学校経営のキーワードとして
①育成キーワード「主体性」「当事者性」「自己受容」「自己決定」「自己肯定感」
②支援キーワード「何があったの?」「どうしたい」「何かできることはある」
5.授業改善「教師が教える授業から生徒が学ぶ授業への転換」
単元テストを導入し生徒の学習力向上と定期テストの改善
6.学校行事の精選と自然現象に対応した改革
今年度新たに5名の教職員を迎え、二川中一丸となって教育活動に邁進する所存です。ご支援ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
野田市立二川中学校長 廣瀨 純也