学校行事の様子
3年生 修学旅行⑦
班別行動を終え、無事に全班が時間を守って集合場所である建仁寺に到着することができました。建仁寺では、座禅を体験しました。
《集合場所の建仁寺》
座禅の体勢が苦しいと感じる生徒もいましたが、みんな最後まで姿勢を崩すことなく座禅をすることができました。座禅をすることで、本当の自分を知ることができるといいます。そして、本当の自分とは、お父さんやお母さん、周りの人を大切にしたいと思う自分のことです。座禅の後は和尚様から「禅」の教えとは何かをお話ししていただきました。
「禅」の教えとは、
「大切なものを失う前に大切だと気付くこと、生きていることは当たり前ではなく、明日命が終わると思って1日1日に感謝して生きる」
「自分1人が苦しいのではない、みんな苦しいからこそ、助け合って生きていかなければならない」
「どんなことがあっても『そういうこともある』と受け入れ、そしてどうするかを考えて生きる」
ということです。本当に心に残るお話でした。今日食べる晩御飯が最後の食事になるかもしれない。大切な人に明日は会えなくなるかもしれない。そう思うと、一日一日を一生懸命に生きて、周りの人を大切にしたいと思いました。苦しいことが起きたときは、「そういうこともある」と受け入れ、そこからできることを考える。諦めるのではなく、受け入れて次に進む。
人生において大切なことを教えて頂きました。今日のお話は全員の心にこれからも深く残ると思います。