2025年3月の記事一覧
3月11日(火)の給食です。
油麩丼 のっぺい汁 千草和え 乾パン 牛乳 です。
3月11日は東日本大震災が発生した日で、今年で14年が経ちます。今日は、東北地方(岩手県・宮城県)のきょど料理を取り入れたメニューが出されました。油麩は、宮城県北部~岩手県南部でよく食べられる、油で揚げた麩のことです。味がとてもよく染みこみ、柔らかくなっても煮崩れしないので、煮物や丼物の具として適しています。また、のっぺい汁は全国的に食べられていますが、岩手県の代表的な郷土料理の一つでもあります。
東日本大震災のことは、今でもはっきりと覚えています。日本の悲しい歴史に残る大災害となってしまいました。今の自分にできることとして、防災について真剣に考え、「自分の命を自分で守ることができる」児童を育てられるよう、全力を尽くします。ご家庭でもぜひ「万一」に備えて、防災について家族みんなで話し合ってくださるようお願いします。
3月10日(月)の給食です。
もうかざめの画像。思い切りサメですね。⇒
玄米ごはん もうかざめのフライ 五目煮豆 飛鳥汁 セレクトゼリー 牛乳 です。
もうかざめは、東北地方でよく食べられる「鮫」の一種で「ネズミザメ」の別称です。写真にある通り、おなじみの鮫の姿をしており、大きいものでは全長が3mほどになります。寒水温の海に生息しているので、日本では人的な被害はありませんが大型の肉食種なので危険な鮫です。脂肪分は少なく、高蛋白質でビタミンB6やDHAが豊富です。宮城県等では、「もうかの星」という名称で、心臓が売られており刺身や酢味噌和え等で食べます。肉も心臓も、くせはあまりなく、とてもおいしいです。
セレクトゼリーは、サイダーが61個オレンジを30個作りました。プルンプルンで美味しかったです。検食者の役得で、二種とも味見をしましたが、いつもの通り、子どもたたちには内緒です。
3月7日(金)の給食です。
麦ごはん 生揚げのオイスター炒め せんべい汁 フルーツポンチ 牛乳です。
「せんべい汁」は、青森県の八戸市に伝わる郷土料理です。白菜・にんじん・ごぼう等、たくさんの野菜と一緒に「南部せんべい」というせんべいが入っています。「南部せんべい」は、ふだん食べるお米で作られたせんべいとはちがい、小麦粉が主原料です。また、汁物に入れても、溶けにくいのが特徴です。B級グルメ№1を決める「B-1 グランプリ」でも優勝したこともある料理です。
今日の「せんべい汁」は、細かめに刻まれた葉物野菜と、いちょう切りの根菜類、煮込まれて柔らかくなった「南部せんべい」とそれぞれの歯触りや食感の違いと、ちょうどいい塩梅の味付けとが相まって、本当に美味しかったです。
3月6日(木)の給食です。
メキシカンライス マカロニサラダ 手づくり大納言ケーキ 牛乳 です。
今日のメインである「メキシカンライス」は、その名通りのメキシコ料理です。トマトベースのスープを使って米を炊き上げ、チリパウダーやクミンなどの香辛料を効かせたスパイシーな仕上がりです。
また、今日の6年生からの「卒業リクエストメニュー」は、料理ではなくデザートの「大納言ケーキ」でした。抹茶の風味と小豆が一体となった手作り蒸しケーキで、卵は使っていないそうでうす。程よい甘さとふわふわした食感でリクエストをした6年生も満足してくれたことと思います。
3月5日(水)の給食です。
麦ごはん カツカレー デコポン 牛乳 です。
今日も6年生の「卒業リクエスト給食」で、登場したのはカツカレーです。カツはトンカツではなく、チキンカツでしたが、衣がサクサクでとてもジューシー、カレーにもよく合っていました。福二カレーは、まろやかで子どもから大人まで楽しめる味ですが、細かく刻まれたチーズのキューブが、まろやかさをより引き立てていました。
また、デザートのデコポンは、2月から4月にかけてが旬の果物で、今が一番おいしい季節でもあります。デコポンは、「清見」と「デコポン」の二種を掛け合わせて生まれた柑橘類です。これからも、それぞれの「良いとこ取り」の果物(というより全ての食材)が増えていくのだろうなぁと思います。