学校の様子

救急救護講習会


 今年も水泳指導がもうすぐ始まります。今年のプール開きは6月20日に予定しています。水泳学習は楽しいけれど、急に具合が悪くなったりして命の危険が生じることもあります。そういう時に適切な対応ができるよう、先生たちのための救急救護法研修会を行いました。

今日のゲスト(講師)は、野田市消防署南分署の署員の皆様です。

具合が悪くなった人を想定して訓練を行います。
①まず、意識があるかかどうかを確認します。なければ、周囲にいる人に助けを求めます。(119番に電話をするとか、ADEを持ってきてもらうとか) その間に、呼吸をしているかどうか確認します。

②意識がない、呼吸をしていないことを確認しました。つぎは胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行います。声をだして、30回数えながら胸部を圧迫する行動を続けます。

③つぎに、人工呼吸を行います。額を手でおさえ、あごを上にあげるようにして、気道を確保します。胸に息がしっかり入っているか確認しながら息をふきこみます。これを2回行います。

④再び胸骨圧迫(心臓マッサージ)を30回行います。この一連の動作(胸骨圧迫・人工呼吸)を繰り返し続けます。

⑤胸骨圧迫と人工呼吸をしつづけても回復がみられないので、AEDを使用します。AEDの使い方も復習しました。

消防署の方の説明のあと、実際に確認しながら先生方も全員やってみました。

 水泳指導の際、先生方が今日学んだことは使わないですむことが一番よいのです。みんなが安全に楽しく水泳学習ができることを先生たちは願っています。そのためには、みんなが水泳学習の約束を守り、先生方の指示をしっかり聞くことが大切ですね。みんなで協力して楽しい水泳学習にしましょう。