学校の様子

6年生 算数 ~比例を使って

 6年生が算数で、「比例(正しくは正比例)」を使った文章問題に取り組んでいました。y=決まった数×X(またはX×決まった数)という関係が成立している時に、一方がもとの○倍であれば、もう一方も、もとの○倍になるという考え方で問題を解きます。「3mで20gの針金が12mなら、何g?」が基本で、「長さが4倍になれば重さも4倍になる⇒12÷3=4 20×4=80 答え 80g」というのが、基本の問題にあたります。

 これが、整数なら問題ないのですが「3mで20gの針金が7.2mだと…」とか「3/5mで40/3gの針金が2.3mだと・・・」のように、分数や小数、あるいは両者混在のような問題になると途端に???となってしまったりします。個人的には、比例の問題は、「単位量当たりの大きさ(等分徐)と割合(包含徐)がクロスする(どちらでも可)」問題であり、中学校の数学につなげるためには「分数の活用」をメインに行きたいところ(自分はそうしてきました)ですが、児童の実態やら教科書通りの教え方やらの縛りがあって、これがなかなか難しかったりするのです…

 それでも、6年生は伊藤先生に教わったことを使って問題を解いたり、考え方を伝え合ったりしてがんばって取り組んでいました。