学校の様子

5年生 教育委員会アドバイザー出前授業

 弁護士で、野田市教育委員会アドバイザーの石垣 正純 先生を講師としてお迎えし、5年生を対象とした特別授業を実施していただきました。授業の内容は、「弁護士とはどういう仕事か」で、とても丁寧に「弁護士は弁(言葉)で人を護(守る)人」ということ、「人の何を守るのか」についても豊富に例を挙げながら、人の「体と心と物」を守るということ、「人の体と心とものを傷つけること」は、大人なら処罰を受けたり賠償したりしなくてはいけないこと、名誉棄損については、本当のことを広めても犯罪になること、むしろ本当のことを広めることの方が多いことなどを、本当にわかりやすく話してくれました。

 ここまでを、大人(成年)を例にして話していただいた後、「では同じことを子ども(未成年)が行ったら?」という問いかけに子どもたちは即「いじめ!!」と返答しました。今年の5年生にとっては、すごく腑に落ちる内容であったこと、石垣先生が伝えたかったことを、子どもたちがしっかりと受け止めてくれていたことがよくわかりました。「この世の中からいじめをなくすことはできなくても、減らすことはできる。このクラスや福二小からならば、なくすことだってできる。」この言葉を、子どもたちに実践・証明してほしいです。そのための支援を全力で行います。

 事後、石垣先生より5年生にたくさんのお褒めの言葉をいただきました。今日の(もちろん今日だけではありませんが)5年生の学習に臨む姿勢は、本当に素晴らしく、私も嬉しくなりました。