不審者対応避難訓練
2001年6月8日、大阪教育大学附属池田小学校に刃物を持った男が乱入し、児童8人が亡くなり、児童・教職員15名が重軽傷を負うという他に類のない大事件が発生しました。
全国(もちろん野田市も)の小・中学校で不審者対応の避難訓練を行ったり不審者対応の職員研修を行ったりするようになったのもこの事件からだと思います。本日は野田警察署生活安全課の方を講師として迎え、職員を不審者役とし(1階2年生教室のベランダから侵入の設定)、当該学級及びその他の学級の避難の仕方の確認、職員の連携による不審者への対応と制圧、緊急連絡体制の確認等を目的として、不審者対応避難訓練を実施しました。
一番安全な方法を巡って職員会議でも活発な議論が交わされましたが、警察の方からも対応の仕方についてお褒めの言葉をいただきました。「不審者への対応」では難しいことなのですが、子どもたちには「自分の命は自分で守る」意識の徹底とそのために必要な行動・判断が正しくできるよう指導を繰り返していきます。