学校の様子

7/28 百日紅(さるすべり)へ来客

 

 先日、アインシュタインが「ミツバチが絶滅すれば、その4年後に人類は絶滅する。」と言っていたということが書いてある本を目にしました。ミツバチは、人間や動物の食料となる果樹や野菜の受粉に大きく貢献しているからです。また、野田市の生物多様性のシンボルであるコウノトリと同じように、豊かな自然が残っているところでしか見られない二ホンミツバチについての情報にも触れました。そこで、朝、本校の校庭を回り、ミツバチがどのくらいいるのかを見て回りました。すると、本校のプール脇の百日紅(さるすべり)の花に300匹を超えるミツバチがいて、せわしなく蜜を集めていました。観察すると黄色っぽい縞模様、セイヨウミツバチです。セイヨウミツバチは、19世紀半ばに家畜として改良され、明治時代にアメリカから輸入された外来種です。本校の百日紅(さるすべり)は、セイヨウミツバチの大切な蜜源だということが分かりました。さて、二ホンミツバチですが、こちらは残念ながら確認できませんでした。農薬や化学肥料等を嫌がる二ホンミツバチです。学校や地域を花いっぱいにして、さらに、二ホンミツバチにとっても蜜源がある自然豊かな環境を作り、地域に貢献できる学校作りをしていきたいと思います。