学校の様子

犯罪被害防止教室(1年生)

 今日4月22日、1年生を対象とした ”犯罪被害防止教室” を実施しました。この教室の指導をしてくださったのは、千葉県警察本部の主任少年補導専門員さん、千葉県警察スクールサポーターさん、野田警察署生活安全課の4人の皆さんです。


 「よろしくお願いします。」
 
最初に、DVDを見ました。知らない人に声をかけられた時はどうしたらいいの?とか、遊びに出かける時は、どうしたらいいの?など、「5つのお約束」に関する内容でした。

1年生はみんなテレビ画面を真剣に見ていました。

 DVDを見終わりました。警察の方が、「知らない人につれていかれそうになったら、どうすればいいでしょう。」とたずねると、「たすけてー とおおきなこえでさけぶ」とだれかが答えました。「では、練習してみましょう。」ということで、全員がおもいっきり大声で「たすけてー」とさけびました。

 でも、ほんとうに連れて行かれそうになったときには、声がでないかもしれませんね。そんな時には、ブザーをつかうといいですね。ランドセルのどこにつけておくといいでしょう。

すぐにひっぱることのできる場所がいいですね。

 みなさんは、こんな黄色いものをどこかで見たことがありますか? 危険な目にあったときや困ったときは、この黄色い板があるお家に行けば、助けてもらえます。どのおうちにこの印があるか確かめておくといいですね。

5つの約束は、「いかのおすし」と覚えておくといいですよ。
「いか」 知らない人について「いか」ない。
「の」 知らない人の車に「の」らない。
「お」 つれていかれそうになったときは、「お」おごえをだす。
「す」 つれていかれそうになったときは、「す」ぐにげる。
「し」  おとなに「し」らせる。

では、実際に5つの約束を実践してみましょう。

「ねえねえ、どこ行くの? わたしのお家にこない?おいしいケーキもあるよ。ちかいからおいでよ。」知らない女の人が声をかけて来ました。さあ、この二人はどうすればいいでしょう。
「いかない。いいです。」と断ることができました。そして「助けてー」と声をだすこともできました。

今度は、車にのった男の人が声をかけてきましたよ。「ねえ、きみたち、どこへいくの。おじさんの車にのせてあげるからいっしょに来ない?ゲームをかってあげるよ。」さあ、二人はどうするのでしょう。
「やだ。たすけてー。」とさけんで、逃げ出しました。そしておまわりさんのところへ行き、「知らない人に車にのせられそうになった。」と知らせました。
すばらしい行動でした。教えていただいた5つの約束が守れました。

「今のを復習してみましょう。声をかけてきたのは、おとこ?おんな?どっちの人だった?どんな格好をしていた?車の色は?どんな数字がかいてあったかな?」
【1年生の反応】
・男の人、ぼうしをかぶっていた。赤いふくだった。
・赤色の車、5があった。1もあった。3もあった。数字のよこに「そ」と書いてあった。
1年生はいっしょうけんめい答えました。
「すべて正解です。よく見ていましたね。」
「もう一つ大切なことがあります。逃げるときは車が進むのと反対の方へにげるといいですね。」


最後は、野田警察のかたのお話で防犯教室はおわりました。
1年生のみなさん、今日勉強したことをこれからもしっかり守って安全に生活してくださいね。