1年生 算数 ~のこりはなんこ・・・こたえが0になるひき算
1年生は、算数の学習で「くりさがりのないひき算」の学習を行っています。今日は、答えが0になるひき算の問題に取り組みました。1年生では、演算決定(何算を使って問題を解くか)に、「たし算の言葉」「ひき算の言葉」を見つけて考えるという指導をすることが多いように思います。この方法は、とても有効ではあるのですが「逆思考の問題」等でつまずく場合があります。簡単な例だと「ばすに7人の人が乗っています。バスで何人か乗ってきたので人数が増え、全部で10人になりました。バス停で後からのってきた人は何人ですか」下線部は、基本「たし算の言葉」とされているので、キーワードだけをもとに立式すると「7+10=17」というありえない(全部の数より乗ってきた人数の方が多い)式と答えを書く児童が相当数います。さらに、答えは3人とわかる場合でも「7+3=10 答え3人」と書く児童も多いです。大切なのは、言葉にこだわるのではなく「場面想起」です。「○○算の言葉があるから~」ではなく「△△の場面だから~」という感覚を持つことです。
ノート指導も少しずつ本格化し始め、問題の場面を思い浮かべながら立式の根拠を持てる児童が少しずつ増えてきました。がんばれ1年生!!