5年生 稲刈り
五月のGW明けに植えた稲がすくすくと育ち、黄金色の稲穂が頭を下げていました。今日は、共生ファームさんのご協力の下、福一小と合同で稲刈り体験を行いました。
歯のついた鎌で、前に引くようにして刈り取り、2~3株刈り取れたら束ねてひもで縛り、乾燥台にかけていきます。少しの時間で、鎌の扱いに慣れペースを上げて順調に刈り取っていきます。が…軍手をしたままの手で、紐を縛る作業には悪戦苦闘していました。短い時間でしたが、機械を使わずに農作業を行うことがどれだけ大変なことかは感じられたと思います。田んぼの管理をし、ここまで稲を育て、今日また子どもたちに素晴らしい体験をさせて下さった共生ファームの皆さん、本当にありがとうございました。
刈り取った稲とすでに脱穀を終えた「もみ」を分けてもらいました。今日やったのは稲刈りです。まだまだ食べることはできません。稲から実を外して「もみ」にし、すり鉢+ゴルフボール(or軟球)で「もみすり」を行い、殻を外します。この時点で、食べることは可能ですが、余り美味しくありません。この状態は「玄米」と言います。みんながふだん食べているお米は「白米」で、外側の雑味のある部分を削る作業=「精米」をする必要があります。瓶の中に玄米を入れて、棒で優しく突く作業を行います。そこまでして、やっとふだん食べている美味しいお米になるのです。
吉岡先生は、「今年は手作業で「稲」から「白米」にする作業を行い、家庭科の時間で炊いて(おにぎりにして?)食べるところまでやりたい」と話していました。 そこまでできれば、本当に素敵な体験です。楽しみです。