学校の様子

4年生 総合的な学習の時間 ~車いす・目隠し歩行体験

 4年生が総合的な学習の時間で、「福田のくらしを幸せに」というテーマで福祉の学習に取り組んでいます。今日は、ほのぼの会さんを講師に迎えて、車いす体験、目隠し歩行(とその補助)体験、高齢者体験を行いました。

 子どもたちにとっては、あまりピンと来ないかもしれませんが、生まれつき障がいを持っている人よりも、事故や病気など、後天的な理由で起こることの方がずっと多いのです。(平成9年度で先天性障がいの割合は11%弱)自分や家族に、万が一が起こらないとは言えません。また、高齢者はいずれ全員がなるものです。

 30年近く前に「見知らぬ人でも、なぜ助け、支える必要があるのですか?」という質問を受けたことがあります。その時には「そこに困っているかもしれない人がいて、自分が力になることが出きるかも知れないから。それ以外に理由はありません。」のように答えた記憶があります。

 今日の体験は、福祉に触れる第一歩です。自分にできることで、自分以外の誰かのために、力になってあげられるよう成長してくれることを願っています。ほのぼの会の皆様、ありがとうございました。