2021年9月の記事一覧
分散登校→短縮日課
学校では、先週までの分散登校が終わり、今週からはいつも金曜日に実施している「新小タイム」で生活しています。
今日は2学期になって初めて会えた友達もいたようで、正門では「おう!おまえに会えなくてさびしかったよ。」と友達に声をかけてる高学年の男の子もいました。
教室も全員がそろいました。1年生の子たちに「やっぱり全員そろった方がいいね。」と声をかけたり、2年生の子たちにも同じように声をかけたりすると、何だか恥ずかしそうな顔をしてうなずいている子が多かったです。
先週の分散登校ではなかった業間休みや昼休みもあり、久しぶりに外に出て遊ぶ子どもたちに聞くと「やっぱ、いいですねぇ。」と。
コロナのせいで、子どもたちは相当なストレスをためていたのがわかります。
音楽の授業
分散登校中は国語・算数の授業に偏りがちになってしまいますが、音楽の授業も感染症対策をして行っています。
とはいえ、歌唱もリコーダーも行わず、鑑賞の授業ではありますが。
音楽室での授業にも端末を持ち込み、子どもたち各自の感想を共有して授業を進めていました。
いつも通っている昇降口を見て改めてそうかと気づいたことがありました。
靴が互い違いに置いてある。
そうか、分散登校中だからかな。
なんてことはないことなのですけど。
みんなでワイワイ!紙けん玉
学校は現在分散登校中で、どうしても国語や算数の授業が中心になってしまいますが、可能なクラスは図工にも取り組んでいます。
2年生の図工は「紙けん玉」です。
2-1も2も自分で紙を使って剣(鉛筆や割り箸)を差し込む穴を作ります。
できあがったら待望の遊びタイムです。
コロナ禍でストレスがたまっている子どもたちにとっては、図工の紙けん玉を使って遊べるわずかな時間もとても楽しみにしていたようです。
以紙ん伝心~読書感想文~正門であいさつ
今週は分散登校になってしまい、クラスの半分の友達としか会えずに悲しい思いをしています。
4年生の女の子や1年生の男の子もそう言ってました。
正門で登下校の入れ違いで別のグループの友達に会えるとすごくうれしそうです。
6-1と6-2の教室の間に設定された模造紙に付箋が貼られています。
「以紙ん伝心」
6年生の先生からの提案で会えない友達にこんなメッセージを残したらどうかと。
LINEとかじゃなくてこんなふうにしたらどうかと。
「早く会いたい」「はやくみんなで遊びたい」
今朝、6年生の読書感想文で学校代表となった子の作品を読み、感動しました。
「大人は謝ってくれなくていい。コロナはz世代の私たちが解決していかなければならない問題だ。」
朝、正門で落ち葉掃きをしながらあいさつをしていると。
○「おはようございます」と声をかけても無言の子。(コロナ禍だからかな)
○「おはようございます」と声をかけると元気に「おはようございます」と返してくれる子。
○最初にお願いしたことを守って「○○校長先生おはようございます」と言ってくれる子。「ありがとう。最初のお願い守ってくれて。今日もがんばれるよ。」
○(落ち葉掃きで気づかずにいると)子どもたちの方から「おはようございます」と声をかけてくれる子。
○「おはようございます」と声をかけても「おはようございます」が返ってこない子。(コロナ禍で大きな声を出すのをやめてるのかな)。その後、「いつも(落ち葉掃き)ありがとうございます!」「そう言ってくれた子はこの学校に来て初めてだよ。ありがとう。」
リモートで授業参加
今日の1年1組の国語の授業は「なつのおもいでをはなそう」でした。
先生がスピーチの見本を見せてくださり、質問のある人は特にいなくて、児童の皆さんもだいたいやり方がわかりました。
その後、新型コロナウイルス感染症のことが心配で学校に登校するのを控えてリモートで参加している児童に呼びかけてみると、一人の子がカメラをスイッチオンにしてくれて手を挙げている姿が画面に映りました。
その瞬間、教室がわーっとわき上がりました。
「○○ちゃん話してみてくれる?」
手を挙げていた子がお話を始めてまたみんながわーっとわき上がりました。
テレビなどでリモート授業の様子を見たことはありましたが、目の前で実際にできたのは初めてでしたので感心しきりでした。