令和6年6月11日(火)の給食 ~埼玉県郷土料理~
【献立】牛乳 ねぎ飯 ゼリーフライ 沢煮椀
ねぎ飯は川越市、ゼリーフライは行田市の郷土料理です。
ゼリーフライは、じゃがいもとおからを使った、衣を付けないコロッケのような料理です。「ゼリーフライ」という名は、小判のような形から来ています。「銭フライ」と呼ばれていたのが「ゼリーフライ」に変化していったそうです。
初登場の料理だったため、担当調理員さんはいつもより早朝から作業開始。大量のため、じゃがいもはつぶしてあるものを使用しました。玉ねぎと人参はみじん切りにして炒め、じゃがいも、おからと合わせてよく混ぜます。卵や米粉も加えて練り、たねの出来上がりです。
埼玉県出身の調理員さんも作業に加わり、3人で小判型に丸めました。揚げ油に投入する際は、崩れないようクッキングシートごと油にしずめ、表面が固まったのを確認してからシートを引き抜きました。揚げるのも時間がかかるため、1180個仕上げるのに11時45分までかかりました。調理員さん、本当にお疲れ様でした
1年生教室では、『にがてなたべものにチャレンジ』という紙しばいを読み聞かせしました。苦手な食べ物を頑張って食べた主人公に調理員さんが喜ぶシーンがあるので、「調理員さんはゼリーフライを作るために、今日は朝6時から作業していたんだよ」「流山小は人数が多いから、作るのにも時間がかかるんだよ」と伝えました。
子ども達は「調理員さんが学校に来た時間、ぼくは起きた時間だ」「そんなに朝早いんじゃ、調理員さんは学校に泊まっているの?」と調理員さんの様子を気にしていました。苦手な物を頑張って食べて、先生にほめられて喜んでいる子もいました