令和4年10月7日(金)の給食
【献立】牛乳 栗ごはん いわしの梅煮 野菜のごま和え 白玉汁
10月8日(土)は「十三夜」。今日は、これにちなんだ献立です。十三夜は「栗名月」とも言われるので、栗を入れたごはんです。
いわしは、筒切りのものを梅やしょうがを入れたタレで煮ました。大量調理の煮魚の調理工程は「よくこれで煮えるな~」と毎回感心してしまうくらいシンプルです。釜にタレを入れ、上からいわしを順に重ねていきます。間に、しょうがの薄切りもはさみます。1釜で600匹近く入れます。上からオーブンシートをのせ、ふたをして弱火で煮ます。調理員さんは、たまに、釜をゆすってタレを全体に回します。これだけです!いわしが徐々に解凍され、水分が上がってきて、ちょうど良い量の煮汁になるのです。
結果、骨までやわらかく美味しく煮えました。しかし、骨付き魚を苦手な子供たちは多いので、このままだと手付かずで残る可能性があります…。そこで、「骨付き魚の食べ方」という掲示物を配布し、子ども達が「骨を取り出してみる」ことを目標にしました。
低学年では、担任の先生が掲示物を示しながら、骨の取り方を指導していました。
2年生の教室で、「骨が上手にとれるかどうかには、箸遣いの上手さが問われます。骨付きの魚が苦手な子も多いですが、給食ではあえて出しています。今日は、とにかく骨を取り出してみよう。」と話しました。魚を少ししかもらわなかった児童に「一匹丸ごとのほうが、骨は取り出しやすいよ。余っているから、もう一匹もらってやってみたら?」と声をかけると、「やってみる。教えて!」と言って取り組んでいました。きれいに取れた子は、「取れた!」と言って得意げに見せてくれました。
子ども達が様々な食品を食べてみる、触れてみる経験を増やすことを心がけていきたいと思います。