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2022年12月の記事一覧

12月15日(木)の給食

『じゃこ茶飯、おでん、チキンチキンごぼう、牛乳』

 おでんのはじまりは、豆腐を竹串で刺して焼いた豆腐田楽(とうふでんがく)が「おでんがく」と呼ばれていて、「おでん」と呼ばれるようになったといわれています。

 給食のおでんは、10種類の具材を、いつもよりも濃いめのだし汁で煮こみました。こんにゃく、しらたき、大根、がんもどきは、煮こむ前に、下ゆでをしてもらいました。下ゆでをすることで、くさみが抜ける、味がしみやすくなる、食感がよくなる、などのメリットがあります。下ゆでしなければ食べられないわけではありませんが、おいしいおでんを作るために、調理員さんに手間をかけていただいています。 感謝の気持ちをこめて、残さず食べましょう。

12月14日(水)の給食

『中華おこわ、豚肉とれんこんの甘酢炒め、鶏団子の中華スープ、牛乳』

 

 

 鎌倉時代よりも昔、ご飯は炊くのではなく、蒸して食べられていました。もち米を蒸したごはんは、普通のごはんよりも硬いため”強飯(こわめし)”と呼ばれていました。強飯という言葉から、もち米を使ったごはんのことが、“おこわ”と呼ばれるようになりました。中華おこわは、もち米、干ししいたけ、豚肉などに、ごま油を使った味付けをする中華風のまぜご飯です。

 豚肉とれんこんの甘酢炒めは、68kgのれんこんと、68kgの豚肉に片栗粉をつけて揚げたものを、炒めた野菜と合わせました。揚げる量が多いので、とても手間も時間もかかる作業です。調理員さんに感謝の気持ちをこめて、残さず食べましょう。

12月13日(火)の給食

『ご飯、ほっけの一夜干し、れんこんのきんぴら、かぼちゃの豚汁、牛乳』

 健康的な食事をとるためには、主食(しゅしょく)・主菜(しゅさい)・副菜(ふくさい)・汁物をそろえると、バランスよく栄養をとることができます。

 主食は、ごはん・パン・麺などの炭水化物(たんすいかぶつ)が多い食品を使った料理です。今日の給食では、ごはんが主食です。

 主菜は、肉・魚・卵・豆腐などのたんぱく質が多い食べものを使った料理です。今日の給食では、ほっけの一夜干しが主菜です。

 副菜は、野菜などのビタミン・ミネラル・食物(しょくもつ)繊維(せんい)が多い食べものを使った料理です。今日の給食では、れんこんのきんぴらが副菜です。

 汁物には、肉や野菜など、いろいろな食べものを入れることで、ほかの料理では足りない栄養素を補(おぎな)うことができます。

 給食では、どれが主食、主菜、副菜なのか、考えて食べるようにしてみましょう。

12月12日(月)の給食

『コッペパン、りんごジャム、チーズオムレツ、鶏肉のトマト煮、鮭とほうれん草のクリームシチュー、牛乳』

 

 

 鶏肉のトマト煮は、オリーブオイルで鶏肉と野菜を炒めてから、トマトと一緒に煮こみました。イタリアでよく食べられている料理です。野菜はじっくり炒めることで、コクを出しました。鶏肉は、一度炒めてから、最後に加えることで、やわらかく仕上げていただきました。味つけには、バジルやローリエを使って、いい香りをつけました。イタリア料理やフランス料理は、バジルやローリエなどの香辛料(こうしんりょう)や香草(こうそう)を使う料理が多く、香りを楽しむ料理ともいわれています。食べるときには、香りも感じて、味わってみましょう。

 

12月9日(金)の給食

『菜めし、いなだの照り焼き、豚肉とかぼちゃの炒め物、さつまいものみそ汁、牛乳』

 

 

 イナダは、ブリという魚の小さいときの呼び方です。大きさによって呼び方が変わる魚のことを、出世魚といいます。同じ大きさでも、地域によっても呼び方が変わります。関東では、20~40cmのものをワカシ、40~60cmのものをイナダ、60~80cmのものをワラサ、80cm以上のものをブリと呼びます。

 豚肉とかぼちゃの炒め物は、かぼちゃを一度揚げてから炒めました。手間をかけていただいた分、おいしい炒め物になりました。

 さつまいものみそ汁に使っている、さつまいもと小松菜は、千葉県産のものを使っています。千葉県のめぐみに感謝の気持ちをこめて、残さず食べましょう。