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2023年2月の記事一覧

2月17日(金)の給食

『ごはん、さばのごまみそだれ、豚肉とごぼうの甘辛煮、いも団子汁、牛乳』

 

 

 いもだんご汁には、北海道の郷土(きょうど)料理(りょうり)である「いももち」が入っています。「いももち」は、おもちを作るためのお米が手に入らない時代に、お米のかわりとして当時(とうじ)たくさんあったじゃがいもを使ったことがはじまりといわれています。じゃがいもには、エネルギーのもとになる炭水化物(たんすいかぶつ)が多く含まれているので、「いももち」は貴重なエネルギー源(げん)としてよく食べられていました。戦時中や戦後の食糧難の時代にも食べられていて、現在は北海道の定番おやつとして、大人から子どもまで広い世代に親しまれています。給食では汁物(しるもの)にいれましたが、つぶして焼いて食べてもおいしいです。

2月16日(木)の給食

『わかめじゃこご飯、肉じゃが、なめこのみそ汁、ヨーグルトレーズン、牛乳』

 

 

 わかめじゃこご飯には、丈夫な骨をつくるのに欠かせない栄養素であるカルシウムがたくさん含まれている、ちりめんじゃこを使いました。ちりめんじゃこは、イワシが小さいときの呼び方です。似たような食べものに、“しらす”がありますが、ちりめんじゃこは乾燥させてあるので、長く保存できて、カリカリな食感が特徴です。 カルシウムが多く含まれている食べものには、ちりめんじゃこのほかに、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、骨ごと食べられる小魚、豆腐や納豆などの大豆製品、野菜類や海藻などがあります。特に牛乳や乳製品は、ほかの食べものに比べてカルシウムの吸収率が高く、1回に食べられる量も多いので、効率よくカルシウムをとることができます。

2月15日(水)の給食

『ちゃんぽんうどん、大根と豚ばら肉の煮物、白玉ぜんざい、牛乳』

 

 

 ちゃんぽんうどんは、中学校のリクエスト給食で1番人気のあったメニューです。

 ちゃんぽんは、長崎県(ながさきけん)の郷土(きょうど)料理(りょうり)です。1899年に長崎県の中華料理人が中国人留学生に安くて栄養があるものを食べさせようと、鍋で野菜や肉の切れはしなどを炒め、そこに中華麺を入れて濃いめのスープで煮こんだボリュームたっぷりの料理を作ったのがはじまりとされています。

 ちゃんぽんという名前は、中国語のかんたんなご飯という意味の「シャンポン」がなまったものが由来(ゆらい)という説(せつ)と、ポルトガル語で混ぜるという意味の「ちゃんぽん」がなまったものが由来という説など、さまざまあります。

 白玉ぜんざいは、小豆(あずき)をじっくり給食室で煮こんで、こしあん、砂糖、塩で味つけしました。優しい甘さでとてもおいしいです。

2月14日(火)の給食

『チキンカレーライス、ほうれん草とツナコーンのサラダ、ミニたいやき(チョコ)、牛乳』

 

 

 チキンカレーライスは、18kgの小麦粉とバターを炒めて、1時間以上よく練って作ります。根気と力の必要な作業です。作ってくださった方に感謝の気持ちをこめて、いただきましょう。

 ほうれん草とツナコーンのサラダは、ほうれん草、もやし、コーン、ツナをゆでてから、真空(しんくう)冷却機(れいきゃくき)という機械で一気に冷やしました。ドレッシングは、レモン汁やオリーブオイル、すりおろしたにんにくなどを使った特製のドレッシングです。レモンの酸味と、にんにくの香りが野菜やツナにしみて、とてもおいしいです。たくさん食べましょう。

2月13日(月)の給食

『きなこ揚げパン、ポークビーンズ、ポトフ、牛乳』

 

 

 きなこ揚げパンは、コッペパンを手早く揚げてから、きなこ、砂糖、塩を混ぜた粉をまぶしました。コッペパンは、長い時間揚げると、どんどん油を吸ってしまうので、短い時間でさっと揚げることで、まわりはカリッと、中はふんわりした揚げパンを作ることができます。また、揚げてすぐでないと、粉がつきにくくなってしまうので、揚げたらすぐに粉をつける人がまんべんなくつけています。おいしいきな粉揚げパンを作ってくださった調理員さんたちに感謝の気持ちをもって、いただきましょう。