2月17日(金)の給食
『ごはん、さばのごまみそだれ、豚肉とごぼうの甘辛煮、いも団子汁、牛乳』
いもだんご汁には、北海道の郷土(きょうど)料理(りょうり)である「いももち」が入っています。「いももち」は、おもちを作るためのお米が手に入らない時代に、お米のかわりとして当時(とうじ)たくさんあったじゃがいもを使ったことがはじまりといわれています。じゃがいもには、エネルギーのもとになる炭水化物(たんすいかぶつ)が多く含まれているので、「いももち」は貴重なエネルギー源(げん)としてよく食べられていました。戦時中や戦後の食糧難の時代にも食べられていて、現在は北海道の定番おやつとして、大人から子どもまで広い世代に親しまれています。給食では汁物(しるもの)にいれましたが、つぶして焼いて食べてもおいしいです。