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2022年11月の記事一覧

11月29日(火)の給食

『牛乳 ひじきご飯 揚げ鶏のレモンソースがけ 沢煮椀 タマゴプリン』

 

 

 今日の主菜は「鶏肉のレモンソースがけ」です。調理員さんが、鶏むね肉一枚一枚に、丁寧に片栗粉をまぶし、高温の油でカラッと揚げました。ソースは、しょうゆと砂糖、レモン汁を軽く煮立たせ、あまずっぱいレモンソースに仕上げました。サクサクの衣としっとりした鶏むね肉にレモンソースが染みこみ、とてもおいしいです!よく味わって食べましょう。

 汁物は、具材たっぷりの「沢煮椀」。漢字の沢には「たくさんの」という意味があり、多くの具材を使って作ります。具材は、主に豚の脂身や野菜が使われ、昔、漁師が漁に出たときの保存食として、持ち合わせた塩漬けの肉と野菜で汁にしたことから生まれた、と言われています。給食では、細切りした人参やたけのこ、豚肉などを使い、だし汁でじっくり煮込みました。体が温まる、おいしい「沢煮椀」をしっかり食べましょう。

11月28日(月)の給食

 『牛乳 照り焼きハンバーガー 千切りキャベツ さつま芋と豆乳の米粉シチュー いちごとみかんの2色ゼリー』です。

 

 

 今日のスープは、旬のさつま芋を使った「豆乳米粉シチュー」です。さつま芋が収穫されるのは、9月の終わりから11月頃。収穫後に寝かせて熟成することで、甘いさつま芋になっていきます。そのため、11月はさつま芋を美味しく食べられる時期です。千葉県では、主に成田市や香取市で作られており、「ベニアズマ」や「べにはるか」、「シルクスイート」などが収穫されます。栄養面では、ビタミンCや食物せんいが豊富!食物せんいは、お腹の調子を整え、ビタミンCは皮膚や粘膜を健康に保ち、体内へのウイルスの侵入を防ぐ効果があります。

 ホクホク、しっとり、甘くておいしい旬の「さつま芋」が味わえるのは今だけです!「さつま芋の豆乳米粉シチュー」をよく噛んで味わって食べましょう。

11月25日(金)の給食

『牛乳 チャンポンうどん 厚揚げとチンゲン菜の中華炒め ポンデドーナツ』です。

 

 

 今日の主食は、アツアツの「チャンポンうどん」!チャンポンは、長崎県の郷土料理です。チャンポンの由来はいくつかありますが、1899年、中華料理店『四海樓』の店主・陳平順氏が、中国人留学生のために「安くて栄養があるものを食べさせよう」と、鍋に野菜や肉の切れ端、中華めんを入れ、濃いめのスープで煮こんだ、ボリュームたっぷりの料理を作ったことが始まりという説があります。

 給食では、豚肉やイカ、なると、かまぼこ、しいたけ、白菜等、11種類の食材を使い、鶏や豚のうま味たっぷりの「パイタンスープ」で味付けしました。濃厚でコクがあり、大変おいしいチャンポンうどんです。野菜もたっぷり、栄養バツグンですので、よく噛んで、もりもり食べましょう。

11月24日(木)の給食

『牛乳 すき焼きどんぶり 鮭と卵のすまし汁 フルーツ豆乳あんみつ』

 

 

 今日は、炊きたてのご飯にすき焼きの具材をのせて食べる「すき焼きどんぶり」です。すき焼きには、関東風と関西風の、大きく2種類の味つけがあります。関東風のすき焼きは、醤油、砂糖、みりん、酒、だし汁で作る「割り下」を用意し、割り下を煮立たせてから具材を入れていきます。関西風のすき焼きは、鍋に牛脂をぬって肉を焼き、砂糖と醤油で味付けをしてから、具材を入れていきます。

 給食では、関東風に近い作り方で「すき焼き」を作りました。沸騰した「だし汁」に豚肉を加えて火を通し、白菜や人参、しらたきを入れ、醤油や砂糖で味付けしています。片栗粉でとろみをつけたので、うま味をぎゅっととじこめました。ご飯にかけて、もりもり食べましょう。

11月22日(火)の給食

『牛乳 きなこ揚げパン 里芋のジャーマンポテト 白菜ワンタンスープ』

 

 

 今日の主菜は、里芋を使った「ジャーマンポテト」です。里芋は一年を通してお店にならんでいますが、旬は9月から12月の秋から冬にかけてのまさに今です!いも類の中では、エネルギーは低いですが、お腹のそうじをしてくれる「食物せんい」や体内の余分な塩分を排出し、血圧を下げる「カリウム」が豊富。また、里芋の「ぬめり成分」には粘膜を守る力があり、食べ物の吸収をゆっくりにし、胃の負担を減らします。

 給食では、玉ねぎとベーコンをバターで炒め、そこに、ゆでた「里芋」を加え、さっくりと和えました。里芋のホクホク、ねっとりとした食感と具材の塩気がほどよく効いています。おいしくできあがったので、「里芋のジャーマンポテト」を味わって食べましょう。

11月21日(月)の給食

『牛乳 チキンカレーライス 大根入り海藻サラダ ブルーベリーゼリー』

 

 

 今日は、おおたかの森小中学校で大人気メニューの「チキンカレーライス」!調理員さんが、小麦粉とバターを焦げないように、ていねいに1時間半ほど炒め、そこにカレー粉を加え、「カレールー」が完成します。給食室の大きな回転釜では、具材の鶏モモ肉や玉ねぎ、にんじんを炒め、さらに、じゃが芋や調味料のケチャップ、赤ワインを加え、じっくり煮込みます。かくし味には、野菜や果物に香辛料を加えて漬けたり、煮込んだりして作る「チャツネ」や乳製品の「チーズ」を使い、フルーティーなおいしさとコクのある味わいの「チキンカレーライス」に仕上げました。大変おいしいので、「チキンカレーライス」をもりもり食べましょう!

11月17日(木)の給食

『牛乳 中華風おこわ 大根のそぼろ煮 かぶの中華スープ』

 

 

 

 今日は、千葉県成田産の大根を使った「大根のそぼろ煮」です。成田市では、春用と秋冬用の大根が栽培されており、4月から6月と10月から12月に出荷され、出荷する大根の半分以上は青首大根が占めています。成田市では、大根を育てていた畑に、次の年はスイカ、その次の年はサツマイモ、というように、一定期間ごとに畑を変え、ちがう種類の作物を育てていく「輪作」が行われています。そうすることで、土の栄養バランスが取れて、作物の病気を防ぐことができ、農作物を安定して大量に生産することができます。

 農家さんや生産者の方々の努力によって育てられている食材に感謝の気持ちをもち、味わっていただきましょう。

11月16日(水)の給食

『牛乳 ご飯 野菜雑穀ふりかけ 筑前煮 さつま汁』

 

 

 

 今日のご飯のおかずになる主菜は、「筑前煮」。筑前煮は福岡県の郷土料理。昔、福岡県の北部を「筑前」と言っていたことから、その名前がつきました。筑前煮には、別名「がめ煮」という名前もあります。鶏肉や野菜など、色々な材料を使うため、博多の方言で「よせ集める」という意味の「がめくりこむ」から、名前がついたという説があります。筑前煮は、正月やお祭りといった、お祝い事のときによく作られます。

 福岡県では、鶏肉とゴボウの消費量が多く、それは「がめ煮」をよく作るからではないかと言われています。具材に使っているレンコンやゴボウは、かみごたえがあるので、かむ回数が増え、早食いを防いだり、だ液がよく出て消化を高める効果があったり、大変健康に良いです!ご飯との相性バツグンなので、「筑前煮」をモリモリ食べましょう!

11月15日(火)の給食

『牛乳 鶏たけのこご飯 塩肉じゃが 呉汁』

 

 

 

 汁物は、体があたたまる「呉汁」。呉汁は福井県の郷土料理です。大豆を一晩水につけ、すりつぶしたものを「呉」と言い、それをみそ汁に溶かしたものを「呉汁」と呼びます。具材や作り方は地域、各家庭によって様々だそう。給食では、豚肉やにんじん、豆腐、小松菜、細かくきざんだ大豆などを使って作りました。大豆は、体に必要なたんぱく質や脂質を多く含む、栄養価の高い食材です!日本では弥生時代から栽培されている、歴史のある食べ物です。大豆は豆腐やしょうゆ、きなこ、おからなど、食品や調味料に加工され、食べられています。お店にも、色々な食品として売られているので、ぜひ探してみてくださいね。

11月14日(月)の給食

『牛乳 ミートソーススパゲティ ポトフ 手作りアップルデニッシュ』

 

 

 

 今日は、栄養バツグンの「ミートソーススパゲティ」です。豚ひき肉や細かくきざんだ大豆、にんじん、玉ねぎを使い、特製のミートソースを作りました。大豆は、別名「畑の肉」と呼ばれるほど、良質なたんぱく質が豊富!その他にも、脂質や糖質、ビタミンB1、ビタミンE、葉酸など、色々な栄養素が含まれており、大変体に良い食材です。ミートソーススパゲティーをよく噛んで、もりもり食べましょう。

 デザートは、手作りの「アップルデニッシュ」!給食室の釜を使い、りんごと砂糖、レモン汁を加え、水分を飛ばすように、コトコト煮つめました。それを調理員さんが一つずつパイシートに乗せ、オーブンでじっくり焼き上げました。甘いりんごとサクッと香ばしいパイ生地の相性がよく、とてもおいしいです。「アップルデニッシュ」を味わっていただきましょう。