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2022年度 給食の献立紹介

11月17日(木)の給食

『牛乳 中華風おこわ 大根のそぼろ煮 かぶの中華スープ』

 

 

 

 今日は、千葉県成田産の大根を使った「大根のそぼろ煮」です。成田市では、春用と秋冬用の大根が栽培されており、4月から6月と10月から12月に出荷され、出荷する大根の半分以上は青首大根が占めています。成田市では、大根を育てていた畑に、次の年はスイカ、その次の年はサツマイモ、というように、一定期間ごとに畑を変え、ちがう種類の作物を育てていく「輪作」が行われています。そうすることで、土の栄養バランスが取れて、作物の病気を防ぐことができ、農作物を安定して大量に生産することができます。

 農家さんや生産者の方々の努力によって育てられている食材に感謝の気持ちをもち、味わっていただきましょう。

11月16日(水)の給食

『牛乳 ご飯 野菜雑穀ふりかけ 筑前煮 さつま汁』

 

 

 

 今日のご飯のおかずになる主菜は、「筑前煮」。筑前煮は福岡県の郷土料理。昔、福岡県の北部を「筑前」と言っていたことから、その名前がつきました。筑前煮には、別名「がめ煮」という名前もあります。鶏肉や野菜など、色々な材料を使うため、博多の方言で「よせ集める」という意味の「がめくりこむ」から、名前がついたという説があります。筑前煮は、正月やお祭りといった、お祝い事のときによく作られます。

 福岡県では、鶏肉とゴボウの消費量が多く、それは「がめ煮」をよく作るからではないかと言われています。具材に使っているレンコンやゴボウは、かみごたえがあるので、かむ回数が増え、早食いを防いだり、だ液がよく出て消化を高める効果があったり、大変健康に良いです!ご飯との相性バツグンなので、「筑前煮」をモリモリ食べましょう!

11月15日(火)の給食

『牛乳 鶏たけのこご飯 塩肉じゃが 呉汁』

 

 

 

 汁物は、体があたたまる「呉汁」。呉汁は福井県の郷土料理です。大豆を一晩水につけ、すりつぶしたものを「呉」と言い、それをみそ汁に溶かしたものを「呉汁」と呼びます。具材や作り方は地域、各家庭によって様々だそう。給食では、豚肉やにんじん、豆腐、小松菜、細かくきざんだ大豆などを使って作りました。大豆は、体に必要なたんぱく質や脂質を多く含む、栄養価の高い食材です!日本では弥生時代から栽培されている、歴史のある食べ物です。大豆は豆腐やしょうゆ、きなこ、おからなど、食品や調味料に加工され、食べられています。お店にも、色々な食品として売られているので、ぜひ探してみてくださいね。

11月14日(月)の給食

『牛乳 ミートソーススパゲティ ポトフ 手作りアップルデニッシュ』

 

 

 

 今日は、栄養バツグンの「ミートソーススパゲティ」です。豚ひき肉や細かくきざんだ大豆、にんじん、玉ねぎを使い、特製のミートソースを作りました。大豆は、別名「畑の肉」と呼ばれるほど、良質なたんぱく質が豊富!その他にも、脂質や糖質、ビタミンB1、ビタミンE、葉酸など、色々な栄養素が含まれており、大変体に良い食材です。ミートソーススパゲティーをよく噛んで、もりもり食べましょう。

 デザートは、手作りの「アップルデニッシュ」!給食室の釜を使い、りんごと砂糖、レモン汁を加え、水分を飛ばすように、コトコト煮つめました。それを調理員さんが一つずつパイシートに乗せ、オーブンでじっくり焼き上げました。甘いりんごとサクッと香ばしいパイ生地の相性がよく、とてもおいしいです。「アップルデニッシュ」を味わっていただきましょう。

11月11日(金)の給食

『牛乳 五目ご飯 鰹の更紗揚げ きりたんぽ 苺ヨーグルト』

 

 

  今日の主菜は、「鰹の更紗揚げ」。鰹に、カレー粉やしょうゆ、酒、しょうがで下味をつけ、片栗粉をまぶし、油で揚げています。しょうゆの色の上に、白い片栗粉と黄色いカレー粉の散っている様子が、「更紗」というインドの布に似ていることから、この名前がつきました。カレー粉は、複数のスパイスから作られるものです。例えばターメリックは胃の働きを活発にし、血の巡りをよくする作用があります。クミンには、消化を促し、お腹のお掃除に役立つ効果があります。スパイスは、料理をおいしくするのはもちろん、健康的な食材でもあります!大変体に良いので、「鰹の更紗揚げ」をよく噛んで、味わって食べましょう。

11月10日(木)の給食

『牛乳 さつま芋パン チーズオムレツ ポークチャップ 白菜とベーコンのスープ』

 

 

 今日は、千葉県産のさつま芋を使った「さつま芋パン」です。さつま芋を甘く煮た「さつま芋の甘露煮」が、パン生地に練り込まれています。さつま芋パンは、豊四季にある「小菅パン」の方々が焼き上げ、おおたかの森小・中学校まで運んでくださいました。秋から冬にかけて旬をむかえるさつま芋は、「焼き芋」はもちろん、ふかし芋にしたり、炒め物や汁物に加えたり、色々な食べ方が楽しめる食材です。

 江戸時代、徳川家の八代将軍、吉宗は、食料不足による飢えを救うため、さつま芋の試験栽培を学者の青木昆陽に依頼し、現在の千葉市幕張で行いました。数年をかけて栽培は成功し、その後全国に広がり、飢えに苦しむ人たちを救ったといいます。昆陽のすばらしい業績をたたえ、昆陽神社、別名「芋神さま」が幕張に設立されています。千葉県にゆかりのある「さつま芋」のお話でした。今日も、大地の恵みに感謝をしていただきましょう。

11月9日(水)の給食

『牛乳 ご飯 勝浦産鰹フライ 豚肉とごぼうの生姜炒め 銚子産つみれ汁 お米のムース(みかん味)』

 

 

 

 11月は「千産千消月間」!給食でも、千葉県産や流山産の食材を使用しています。今日は、千葉県産の米や魚、野菜を使った、千産千消メニューです。主菜は、勝浦産の鰹を使った「鰹フライ」。千葉県は鰹の水揚げ量が盛んで、旬の季節には全国1位になるほど!そのなかでも、勝浦市内の漁港は県内外からの一本釣り漁船やひき縄漁船の水揚げでにぎわうそうです。

 汁物は、銚子産の鰯と鯖を使った「つみれ汁」です。2021年は、1年間の銚子漁港の水揚げ量は26万8000トンを超え、11年連続で日本一となりました!こうしてみると、千葉県は多様な海の資源に恵まれ、水産業が活発なことがわかります。

 千葉の恵みをはじめ、食事に関わる人たちへ、感謝の気持ちを持っていただきましょう。

11月8日(火)の給食

『牛乳 ご飯 豚肉と蓮根の中華炒め にら玉スープ アーモンド小魚』

 

 

 

 今日の主菜は「豚肉と蓮根の中華炒め」です。今、まさに旬をむかえている蓮根は、ハスの地下茎が大きくなったもので、漢字で「蓮の根」と書きます。栄養面では、ビタミンCや食物繊維、カリウムやカルシウムなど、色々な栄養素が含まれています。他にも、体内の「活性酸素」といった有害物質を無害な物質に変える、ポリフェノールの一種、タンニンも含まれ、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病予防に役立ちます。日本では、蓮根は穴が開いていて先を見通せることから「見通しがきく」縁起物として、正月のおせち料理にも使われています。給食では蓮根に片栗粉をまぶし、高温の油でカラッと揚げました。少し厚めに切っているので、ホクホクの食感が楽しめます。ご飯との相性抜群ですので、「豚肉と蓮根の中華炒め」をよく噛んで、味わって食べましょう。

11月7日(月)の給食

『牛乳 ツナときのこの洋風炊き込みご飯 ミネストローネ アセロラジュレのヨーグルト和え』です。

 

 

 

 

 今日は、旬の「きのこ」の、「えのき」と「しめじ」を加えた「ツナときのこの炊き込みご飯」です。きざみにんにくを油で炒めて香りを出し、ベーコンやきのこ、にんじん、玉ねぎを入れて、さらに炒めます。仕上げにうま味がたっぷりつまった「ツナ」と彩りの「小松菜」を加え、炊きたてのご飯と一緒に混ぜ合わせました。

 「えのき」や「しめじ」といった「きのこ類」は、カルシウムの吸収を高める「ビタミンD」や、腸内で脂肪や老廃物をからめとって、体の外に出す働きを持つ「食物せんい」が多く含まれています。大変体に良い食材ですので、たっぷりよそって、モリモリ食べましょう!

11月4日(金)の給食

『牛乳 ハヤシライス ごまドレサラダ はちみつレモンゼリー』

 

 

 

 今日は人気メニューの「ハヤシライス」!ハヤシライスのルーツは、東京、日本橋にある老舗の本屋「丸善(まるぜん)」の創業者である早矢仕氏が考案したという説があります。明治の初期に、あり合わせの肉と野菜を煮込み、ライスにかけたのが始まりだそう。丸善に行けば、当時のハヤシライスが、今でも食べられるそうです。給食では、豚肉や玉ねぎ、人参、じゃが芋をじっくり煮込んだ、おいしいハヤシライスができあがりました。炊きたてのご飯にハヤシルーをたっぷりかけて、モリモリ食べましょう!

 サラダは、新鮮な野菜に特製のごまドレッシングを混ぜた「ごまドレサラダ」です。「ごま」は脂質を多く含むため、脂溶性ビタミンのビタミンAやビタミンDが豊富な野菜の栄養素吸収を高めてくれます。ドレッシングには、いりごまとねりごまを使っており、ごまの風味がとても良いので、味わって食べましょう。