振り返りとは、成長への第一歩
みなさんは、行事やテスト、仕事で目標に向かって努力し、その取り組みを終えた後に何をしますか?
そうですね、「振り返り」ですよね!
事後に振り返りをすることで、取り組んできた過程の中で何がよかったのか、何を改善すべきなのか、今後どのようにしていくのかということを明確にすることができ、次回以降に磨きがかかり、成長に繋がってくると思います。
おおぐろの森中学校では、10/27(日)に開催されました合唱コンクールの振り返りを行いました。
金賞、銀賞を取ることができ、ハッピーエンドなクラスもあれば、銀賞でも悔しい思いをしているクラスや賞を取ることができず、バッドエンドな雰囲気を感じるクラスもありました。
しかしながら、どのクラスも個人を見つめ直したり、クラスという組織と一生懸命に向き合っている姿が印象的でした。
振り返りの中に、クラスに貢献した人を書く欄がありましたが、
「パートリーダーとして支えてくれた」
「一番声を出して、引っ張ってくれた」
「指揮やピアニストで頑張ってくれた」
という声がありました。
他にも、
「指摘しづらいところを指摘してくれた」
「当日の朝に先生がお守りを全員にくれて嬉しかった」
といった声もあり、様々な場面で生徒自身が感じたものがありました。
3学年は、合唱コンクールの振り返りと並行して、第4回の学力テストの振り返りも行っていました。
あの発明家で有名なトーマス・エジソンを次のような言葉を残しています。
「I have not failed. I’ve just found 10,000 ways that won’t work.」
(私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ)
この言葉は、うまくいかなかったことを失敗と捉えるのではなく、新たな発見としてプラスに捉え、振り返り、試行錯誤しながら目標の達成に向かって努力した様子が想像できると私は感じます。
偉大な人でさえ、うまくいかないことは多くあり、振り返りをすることで目標の達成に励んでいるのです。
これから、様々なことに取り組み、うまくいくことやうまくいかないことがあると思います。
うまくいかないことの方が多いのではないかと思います。
そのようなときでも、振り返りを大切にし、目標の達成に向けて粘り強く努力していけると素敵だと思います。
1.2年生は、来年の合唱コンクールで今回の取り組みを糧にして、素敵な合唱を作り上げることを期待しています!
そして、3年生を最後の合唱コンクールでしたが、何を感じるでしょうか?
今後は進路に向けて、勝負の時期ですね!
学校の行事が終わってしまいましたが、残り5か月をあなたならどのように過ごしますか?