東葛駅伝に向け、最終調整をしていただきました!
10月16日(月)と10月18日(水)の2日間、夏休みにも来校していただいた元横綱白鵬が親方を務める、宮城野部屋専属トレーナーの會田祐喜先生をお招きし、10月21日(土)に開催される東葛駅伝大会に出場する選手のケア、サポートをしていただきました。會田先生は、おおたかの森南にある結笑治療院の院長を務めております。
1日目は、武道場で自宅でもできるセルフケアやストレッチの行い方について丁寧に教えていただきました。特に、股関節や腸腰筋、肩甲骨の強さや柔らかさを重点的にチェックしていただき、それぞれの部位がどの程度使うことができているのか、どれだけ使えているかなどに触れ、それが競技力、パフォーマンス力にどのような影響を及ぼしているのかという点をわかりやすく解説していただきました。
大会を間近に控える選手たちは、會田先生の話をよく聞き、自分自身の体の柔軟性、可動域を一生懸命確認し、念入りにストレッチを行う姿が見られました。ストレッチ後には「体が軽く感じる」「いつもより体が上手く使えている気がする」など変化に驚いている様子でした。
最後に會田先生より、ケガをしない体づくりをすること、自分の体をしっかりとケアすることが1番大切であるという話をいただきました。また、東葛駅伝に向けて選手へ激励もいただきました。
2日目は、保健室でケガを抱えている選手や柔軟性に悩みがある選手のケアをしていただきました。
それぞれの選手の話を細かく確認しながら、選手に合わせて様々な対応を行っていました。なぜ、筋肉が正しく使えていないのか、どうして痛みが生じてしまうのかなど体の構造や仕組みを説明しつつ、どんなことを心がけていけば改善していくのかを丁寧に選手へ伝えてくださいました。大会を控えている選手には、試合前にやること、試合後にやることを分けて説明してくださいました。
ケアを受けた選手は、1日目同様に体の変化を実感していました。また、會田先生から体が上手に使えるようになれば、今以上に記録や競技力が向上する旨を伝えられ、大会に向けて気持ちが高まっている選手もいました。
自分の体の仕組みや疲労を溜めないためのケア、ストレッチなどは、単にスポーツをする人だけではなく、日頃の生活にも生かせるものだと思います。今後、ぜひ多くの人に話を聞いていただける機会が設けられればと思います。
會田先生、東葛駅伝に出場する選手のために2日間ありがとうございました。