学校の様子

救える命がそこにある

 

11月1日(火)、学校薬剤師の石黒奈緒先生を中心に、NPO法人ちば救命・AED普及研究会(千葉PUSH)の方々、NPO防災対策サポートの方々をお招きし、全学年を対象に救急救命講習を実施しました。

 

◆NPO法人ちば救命・普及研究会(千葉PUSH)

石黒奈緒先生(本校薬剤師・千葉愛友会記念病院薬剤師)

水越康平先生(東京医科歯科大学病院救命救急センター医師)

平館宏美先生(日本大学習志野高等学校養護教諭)

東風平秀博先生(田辺薬局薬剤師)

◆NPO防災対策サポートから4名の方々

計8名の方々にご指導いただきました。

 

1・2時間目は、あっぱくんを使用したPUSHコースを各学年ごとに実施し、心肺蘇生法の基礎を学びました。

動画で心肺蘇生法のポイントを学びながら、あっぱくんを使用した実技を行いました。

1人1つ使用できるため、心肺蘇生法のやり方をしっかりと学ぶことができます。

あっぱくんの胸部にあるピンクのハートは、適切な力で圧迫すると音が鳴ります。力の入れ方やテンポを学ぶことができました。

1年生は、今年度はPUSHコースを行い、来年度に人体模型とAEDデモ機を使用した講習行う予定です。

 

3・4時間目は、2・3年生を対象に、人体模型とデモ機を使用した講習を受けました。

PUSHコースで学んだことを、より実践に近いかたちで行いました。初めてAEDを触った生徒がほとんどだったのではないでしょうか。AEDの操作は、音声ガイダンスもあるため思っていたより簡単だ、という声もありました。

班のメンバーで声を掛け合って、一生懸命取り組んでいました。

 

いざというとき、心肺蘇生法の知識がないと、救命活動に参加する勇気が出ない人も多いと思います。

しかし、今回の講習を通して、まわりの人と協力し、声を掛け合いながらであれば、自分にもできることがあると感じたのではないでしょうか。

講師の先生方のお話を真剣に聞く姿をみて、いざというときには勇気を出して救命活動を行ってくれるのではと、頼もしく感じました。

 

学校薬剤師の石黒先生をはじめ、たくさんの先生方のご協力のおかげで、素晴らしい経験をさせていただくことができました。ありがとうございました。