おおぐろの森の夏
厳しい暑さが続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今日の記事では、おおぐろ中周辺の生き物についてご紹介します。
(おおぐろの森中の植物)
夏の植物には色鮮やかなものが多いそうです。太陽の日差しが強烈で、土も乾きやすいことから、水を好む植物や、繊細な柄の葉を持つ植物は弱ったり枯れたりしてしまいがちです。 一方、夏に生育期を迎える植物は、直射日光にも負けず、色とりどりの花を咲かせるものが多くあります。
現在おおぐろの森中で咲いている鮮やかな花といえば、向日葵(ひまわり)です。花言葉は『憧れ』です。名前の由来は、太陽を追うように咲く「向日性 こうじつせい」であるといわれています。写真のひまわりは、昨年度校内で咲き、できた種を再度蒔いたものです。今が見頃ですので、来校の際にはぜひご覧ください。
4月にこぶし学級の皆で種を蒔いたスイカ。今ではこんなに大きくなりました。
瓜科(うりか)の植物で、中国の西部から伝わった瓜なので、西瓜(すいか)となったという説もあるそうです。
(大畔の森 おおぐろのもり)
本校隣には、大畔の森があります。今回は写真で森の様子を少しご紹介させていただきます。
案内図 森の入り口です モグラの穴
湧水が湧き、流れてきています 強い日差しから守られ、青々としています
ニイニイゼミの幼虫の抜け殻 トンボ(オオシオカラトンボのメス)
(ヘイケボタルについて)
ホタルでおなじみの種といえば、ゲンジボタルが一般的ですが、実は流山市で、ヘイケボタルというホタルをみることができます。
ヘイケボタルの幼虫は水の流れが少ない水田や池沼などに生息し、巻貝をエサにしています。7月から成虫になり、淡くきれいな光を見ることができます。ホタルを守る取り組みとして、流山の新川耕地周辺で、各家庭や学校などで育てたヘイケボタルの幼虫を、放流したりしています。大畔の森でもホタルが見られる時があるらしい?です。現在も大畔の森は、ボランティアの方を中心に、大切に守られています。機会があれば、ぜひお立ち寄りください。