プロフェッショナルから学ぶ ~職業人講話会~(2学年キャリア教育)
12月1日(金)5・6校時、2学年では「職業人講話会」を実施しました。
本校保護者様を含む、13名の講師の方々をお招きし、各教室でお話いただきました。
各教室の「準備」から、「司会」、「講師の方々のご案内」、「お礼の言葉」など、生徒が中心となり会の進行を行いました。初めての経験で、緊張しながらの講話会となりましたが、生徒一人ひとりがおもてなしの気持ちを持って、取り組むことができました。
学校教育目標である「自律」を目指し、
① 現在の職業と、ご自身が中学生の頃思い描いていた将来の職業について
② 現在の職業を選択したきっかけや理由
③ そのために心がけたことや努力したこと
④ 現在の職業での大変なこと、やりがいを感じること 等
以上のことを、社会でご活躍されている講師の視点からお話いただきました。
各生徒は、それぞれ講師3名ずつのお話を聞くことができました。
~13名の職業人講話講師 業種一覧~
イラストレーター・漫画家、 ネッツトヨタ東都 おおたかの森店、 法律家(検察官⇒弁護士)、 宇宙開発、 映像編集・撮影、 リラクゼーションサロン La・paume、 看護師 がんサポートナース、 看護師 東京慈恵会医科大学葛飾医療センター、 物流系IT企業 経理、 外国航空会社支店勤務 総務経理、 助産師、 高校教員、 小学校教員
生徒の振り返りからは、、、
どの仕事も、自分ひとりだけの力では、全てをこなせるわけではなく、周りとの関係を上手く築きながら、「自分がよければいい」という考えではなく、「周りのために」という気持ちを忘れずに将来働きたいと思いました。
様々な職業人の方々のお話を聞き、私も人のために動いたり、人に感謝されたりするような職業に就きたいと思いました。
勉強して進路の選択肢を増やすことも大切だが、中学生の今の内から、上下関係など、人間関係づくりを身に着け、社会で通用するような自分を見つけることが必要だと思いました。
話を聞くことができた職業人の方々の分野は異なりましたが、どの方々も「人のため」に仕事をしていました。また、仲間との連携も大切にしていました。
「新しいことが何かできるかも」という期待をし、ポジティブに捉えることが大切だと知りました。自分が好きなことを仕事にすることで、やりがいが生まれることが分かりました。
航空会社では、たくさんの役割を担っている方々が乗客の安全のために、一生懸命働いていることを知り、私も「縁の下の力持ち」のような存在になれるよう日々努力していきたいと思いました。
など、今回の講話会に参加したことで、自分自身の将来について、より具体的に、より深く考える機会となりました。
我々教員が何十回と行う日々の授業より、今回、講師の方々に御講話いただいた90分間の時間は2学年の生徒にとって、何にも変えることができない、かけがえのない学びとなりました。
2学年のキャリア教育では、最終的に、「自分たちの手で、今の流山(世の中)に必要な会社を作る」ことを目標としています。どのようなサービスや商品をどのように提供し、どの消費者の需要を満たし、どういう流山(世の中)にしていきたいのか。商品やグループとしての思いを企画していく予定です。
今回いただいたお話を、我々、教員も今後のキャリア教育に活かしていきたいと思います。お越しくださった講師の皆様、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。