”がん”と向きあう
12月18日(水)4時間目に、2年生対象のがん教育講座を開催しました。
今年度も、国立がん研究センター東病院医師 細野 亜古 先生をお招きしました。
おおぐろ中開校初年度からお越しいただいています。お忙しい中ありがとうございます。
”がん”とはどのようなものなのか、クイズを交えながら教えていただきました。
「人の細胞を並べると、どれくらいの長さになるでしょうか?」
正解は、「地球15周分」だそうです!
すごい数の細胞で私たちの体がつくられていることがわかりましたね。
生涯で約半分の人ががんになってしまうと言われているそうです。
しかし、生涯でがんで亡くなってしまう人は、男性25%・女性16%です。
それはなぜか・・・
早期発見をすることで、がんが治る可能性が高くなるからです。
ガン細胞を1センチ未満で見つけるのは、大変難しいそうです。
しかし、1センチから2センチになる、1~2年の間に検診で見つけることは可能です。
この時期に早期発見することで、治る可能性が高くなります。
だから、1年に1回検診を受けましょうといわれているんですね。
いつか自分が大人になった時はもちろん、自分の家族にもがん検診の大切さを伝えていってほしいと思います。
おうちでぜひ話題にしてみてください。
最後に、がんと闘う子どもたちのメッセージを紹介していただきました。
毎日学校に通うこと、健康な体でいることが当たり前ではないということを改めて感じました。
がんはとても怖い病気ですが、生きていくうえで他人ごとにはできません。
がんと向き合って生きていくことが私たちには必要なのだと思います。
今日のお話を今後の人生に役立ててほしいです。
細野先生、お忙しい中ありがとうございました。