学校の様子

N市民が喜ぶ政策を考え、模擬選挙に臨もう!~社会科授業研究~

本日10月2日(月)、髙橋教科指導員(流山市立東部中学校)をお招きし、2年2組と3年2組で社会科の授業研究を行いました。

今回は、3年3組の授業についてお知らせいたします。

 

 研究主題である「ICTを活用した教育の探求~1人1台端末の効果的な活用で、学びをさらに豊かに~」に迫るために、3年2組ではタブレットPCを活用して「模擬選挙に向けた選挙準備の授業」が展開されました。

 

公民的分野では、「現代の民主政治と社会」を学習します。今回は3年生で模擬選挙を行い、体験しながら学習を進めています。模擬選挙では「N市民が喜ぶ政策」をテーマとしています。N市を流山市と仮定し、一人ひとりが「N市はどんな市か」、「N市民が求めていることはどんなことか」などを考え、意見を共有し、同じ考えを持つ人たちで政党を立ち上げました。

 

今回の授業では、模擬選挙に向けて選挙演説の準備(選挙演説の資料集めやスライドづくり、選挙ポスターづくりなど)をタブレットPCを活用している場面を参観していただきました。

 

 Microsoftのアプリの「Teams」や「OneNote」、「PowerPoint」を活用し、意見交換をしながら多くの情報をひとつにまとめていました。

 選挙に必要なことを考えていく中で、キャッチコピーや政党名、政策に必要な根拠と有権者のメリットなどいろいろな意見がでていました。答えのないものをみんなで創り上げていくことに楽しさと難しさを感じている様子でした。

 

髙橋教科指導員からは、「研究主題にあった授業でした。どの生徒も課題に対して真剣に取り組む姿があり、とても楽しそうでした。今回は資料作りの授業でしたが、流山市の印象を考えた場面や選挙演説の時にどんな資料が出来上がっているか、実際の選挙演説ではどんなことを訴えかけるのかを見てみたいです。」といったお言葉をいただきました。髙橋教科指導員、ありがとうございました。

  

今後も、ICTを効果的に活用し、生徒が主体的に・対話的に学習し、深い学びが生まれる授業を目指して、現状に満足することなく研修を重ねていきます。